一疋の青猫 -69ページ目

三菱一号館美術館 KATAGAMI Style 展


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所用を済ませて 東京駅・丸の内南口を出たのが

ちょうど 正午

中原中也の詩のように

あたりのオフィスビルから ぞろぞろと ランチへと向かう 人の列

混み合うランチは後回しで 訪れた 三菱一号館美術館

三階の回廊から 中庭を眺めると 緑蔭でのランチが 気持ち良さそう



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「KATAGAMI Style 展」

着物の文様の染色に用いられた 型紙が

十九世紀末 ヨーロッパに渡り KATAGAMI となり

アール・ヌーヴォーやアーツアンドクラフツ等に影響を与えた

ジャポニズムの一端を 浮世絵などとともに担ったのです

元々 工芸品であるため その影響も 絵画等の美術品から

工芸品 大量生産の工業製品 家具等と 幅広い




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(サイトからお借りしました)

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(サイトからお借りしました)

金色みつばちの焙煎珈琲a

このポスター 気に入りました 金色はちみつの焙煎珈琲・・だそう(笑)




型紙の特性である デザインの抽象化やパターン化 繰り返しというのは

今の デジタルの時代には 改めて 馴染み易い 感覚がありますね

ただ デジタルカメラで撮った写真を 現像することも無くなって

そのままモニターで眺める その 味気無さに対して

型紙の 精緻な加工や質感 重ねられた染料に汚れや 手に触れる存在感

何よりも 染色という ひと手間を掛けるところに

全てを デジタルで済ませてしまう作業との 違いを感じてしまいますね

きっと 面白みも そんなところと 不可分なのでしょうね




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これは 自宅に戻って 引っ張り出してみた

インドネシアの 型押しバティックの 型 (と 久し振りの吉田さん)

下の布地も バティックです(こちらは手描き)



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寄ってみると・・・細い銅線や板で できています (吉田さんも覗いています)



KATAGAMI Style 展 →サイト

東京展(東京駅 三菱一号館美術館)は今週いっぱいです。

その後 京都展 型紙の本場 三重展と続きます

お近くの方は どうぞ なかなか よいですよ^^


それでは 皆様 よい週末を




「 Golliwogg's Cakewalk 」  Claude Debussy

※ドビュッシー本人の演奏だそうな




New World Order


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一日 雨降りの 火曜日

テレビが映すのは どの局も 何も見えない ツリーばかり

スイッチを消して 雨にさまよえば

また

ここにも ネコの物語が・・・



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ボクは この春に生まれた 8人兄弟の 末っ子

名前は まだ無い

今日は 雨降りだけど ここは屋根があるから 大丈夫

快適に 暮らしてる



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これは 2番目のアニキ

かなり 歳が離れてて すっかり大人

学生時代は バスケットをやってて 女の子にもモテて

何事にも 積極的に挑戦するタイプで

学業も優秀 公務にゃん試験に合格

自慢のアニキ・・・だったんだけど



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この トラ柄とも ヒョウ柄ともつかない 縞模様と茶髪が

公務にゃんには 相応しく無いと

配置転換を 命じられて

納得いかないアニキは 上司とぶつかって

あっけなく 退職してしまった 

だから 最近 雨の日は アニキとふたりでいることが多いんだ

退屈そうにしている アニキを見てるのは なんだかツラい



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「あっ ムシ、見つけた!」



ボクは まだ幼いけど いろんなものに興味一杯で

ムシ取りも 勉強だって かあさんが言うんだ



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「ヨシ、捕まえたっ!」



ボクが ムシを捕まえて 喜んでいると

ムシの居所の悪い アニキがやってきて・・・



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兄キ 「う~りゃ、うりゃうりゃ~」

ボク 「痛いよ、何するんだよ~」

兄キ 「ユーウツな雨の日に、騒がしいんだよ」

ボク 「そうやって、お天気やボクに、八つ当たりしないでよ」

兄キ 「末っ子のクセに、生意気だぞ!」

ボク 「最近、兄さん、おかしいよ!らしくないよ!」

兄キ 「オマエにオレの気持ちがわかるか!」



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ボク 「わかるよ!・・・だから・・・兄さん落ち着いて」

ボク 「思うようにいかないことや、理不尽なこと、あるけど それもまた、にゃん生だろ」

ボク 「なんだってチャレンジで、乗り越えてきた兄さんじゃないか!」

ボク 「 この国を変えたい、『猫民の生活が第一』って希望に燃えていた、情熱と理念を思い出してよ!」


兄キ 「 ・・・。」

兄キ 「オマエに、そこまで言われるとはな。悪かったよ。・・・よし、オマエも一緒に、この国を変えよう」

ボク 「ううん、ボクはいいよ。ボクはノラらしく、自由に生きたいんだ。死んだ父さんのように、船乗りになるよ」

兄キ 「そうか・・・。わかった、オレもオレでがんばるよ!」

・・・

兄キ 「そうだ。そろそろ、オマエにも名前を付けてやらないとな」

・・・

・・・

・・・

兄キ 「よし、決めた!今日からオマエは 『 平八郎 』 だ。海のオトコだ!」



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こうして

兄キのネーミングセンスに いただけないものを感じながらも

ボクの名前は 「平八郎」 に 決まった

そして

死んだ父さんが 船乗りだったことや

いつも この海を 眺めて暮らしてきたことが

ボクに 海で生きていく 決心をさせたんだ

遙かなる海

どこまでも続く 青い海




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ボクには 夢があるんだ

大きな船に乗って

荒れる大西洋も 灼熱のインド洋も 極北の海も

世界中 七つの海を渡って

そして・・・

港 港に 彼女を作るんだ!

リバプールには 耳の折れた ちょっとパンクな スコティッシュ

ニューヨークには 陽気で グラマラスな アメショー

ウラジオストックの ロシアンは ロマンチストで 青い瞳をうるませ

カイロの アビは スタイルがよくって ヒールを履けば ボクより背が高い

日本なら 長崎 神戸 横浜 函館・・・



こんなボクを かあさんは 動機が不純だって 言うけれど

死んだとうさんなら きっと

「自由恋愛は ノラ猫の特権 大いにやりなさい」 って

言ってくれると 思うんだ


それでも かあさんは 「まず、勉強よ」 って言うんだけどね


がんばるにゃん!



* * *



とある 海辺の

ネコの 兄弟の お話でした

この時代 生き難いのは 人の世ばかりではなく

ネコの世界も 同様なようです

それにしても かわいい顔して

平八郎は エグイ将来像を 描いていましたね~

それでは また~(笑)





「 流れのままに 」   上々颱風

※ あなたの瞳 とてもきれい 夢を見たいの いつまでも・・・





降りそそぐ


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あんなに 大騒ぎして

やっと 見つけた 想い出のリングは

指先から 雲間へ こぼれ

水底ふかく 沈んでしまったのでしょうか?



すっかり 落ち着いたか 気の抜けた 夕刻

波の寄せる浜辺を 裾を濡らしつつ

少し 捜し歩いてみましたが

どこにも 見つけることは できませんでした



人のチカラでは どうしようも無くて

ただ 祈るしか すべは無い

そんな 思いに 至ることも

時に 私たちには 必要なことなのかも 知れません



こころして 待つならば



やがて

時が 満ちて

そんな 私たちの 頭上にも

麗しき 恩寵の 落日の色が

しづかに 厳かに 降りそそぐ日も あるのですから



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「 Amor Em Paz 」
Jaques Morelenbaum(Cello) Paula Morelenbaum(Vocal) Ryuichi Sakamoto(Piano)