一疋の青猫 -6ページ目

にほひの言葉


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わがあゆみゆくところ

ながるる にほひのことばあり

みちほそくして

草たわわなれど

ああ

この わがゆくところ

おほひなる ひとつの言葉あり



( 大手拓次 「 にほひの言葉 」 )




今年も一年 多くの言葉と出会いました

それは 街角の行きずりの囁きであり 古い雑誌の隅であったり

時に 激励であり 叱責 罵倒でもあったかも知れません

もちろん ブログのお付き合いでも 記事であったり コメであったり

多くの言葉と気付きを頂いた一年でした


言葉を欲る心は 立ち止まって見詰めることの大切さを教えます

流れて 過ぎ去ってゆくのも時間ですが

いつか放り投げてしまった古いノートの埃を払ってみれば

かつて己が記した古い言葉が 新たな輝きを放っているかも知れません

そして 新たなる言葉 新たなる一行に

また 来たる年も 出会い そして 記して ゆきたいと思っています


*


今夜も 読者とさせていただいている とある方の記事の中に

忘れていた けれど 好きな言葉をひとつ 見つけました


「一緒に泣いた時に、 はじめてお互いがどんなに愛し合っているのかが分かるものだ。」

エミール・デシャン


こうした 「 名言 」 と言われるようなものには

『 さすが、そんなこと思いつきもしなかった 』

という類のものと

『 うん。それは身につまされて、実によく分かる 』

と 膝を叩きたくなるようなものの二種類あるように思われます

これは後者に属するものでしょう

ただ個人的に もし ちょっとだけ手を加えるのが許されるならば

「一緒に泣いた時に、 はじめてお互いがどんなに愛し合っていのかが分かるものだ。」

「 る 」 を 「 た 」 に 替えて 過去形としてみたい

実際 これまでも 自分ではそんな風に心の中で読み換えて受け取ってきたようにも思います

ちょっと淋しい感じにはなってしまいますけれど・・・

深さなのか 大きさなのかはわかりませんが

愛を計ることが可能であるとするならば

きっとそれは 終わりを告げた時からでは無いかと思うのです

初めてこの言葉に出会った時 自分は誰を想っていたのか・・・

もう 忘れましたけれど(笑)


あとには言葉だけが残り・・・

いえ

想いも言葉に包まれて きっと 生き続けているのだと思うのです


*


言葉の贈り物に 気付きを得て

更にその周りを彷徨うことは楽しい時間でもあります

( もうちょっとだけ調子に乗ります 長文失礼 )

この仏詩人・エミール・デシャンは

ユング心理学の 「 シンクロニシティ 」 の概念を説明する際

代表的な事例として挙げられる話に出てきたりもします

「 シンクロニシティ 」 とは 厳密な説明はここでは措くとして(笑)

例えば 電話を掛けようとしたら その相手から電話が掛かってきた

そんなこと ありますよね ?

シンクロニシティとは

『 えー うそー 今、電話しようと思ってたのにびっくりー アタシたちシンクロしちゃったねー 』

と なにも女子学生風にする必然性は無いのですが^^ そんな感じです

デシャンの事例は

とある人に デシャンがプディングをご馳走してもらったことがありました

その10年後にデシャンがレストランでプディングを頼んだところ品切れ

10年前のことを思い出し話していると そのとある人が現れた

というもの

心に思い浮かんだ事象と現実の出来事が一致する

意味のある偶然の一致

シンクロニシティ・・・


*


何ゆえに今 このようなことをふっと思い出し また書いているかと言うと

このブログの世界においても 「 シンクロニシティ 」 は 少なからず

いや

一年を通して見れば結構あったなあと 年の瀬に省みてのことです

それほど大げさなことで無くてもよいのです

名前も どこに住んでいるかもしらない誰かの 言葉に 写真に 音楽に

感応する 共感する

それはとても幸せなことですね


まだ見ぬアナタに そして もう出会ってしまったアナタは もう一年ガマンしてもらって(笑)


2014年も お付き合い頂けますと幸いです^^


拙いブログではございますが 一年間ありがとうございました


*


最後に 大手拓次の詩を もうひとつ


*


あはれなる身は

いづこともなく 歌にかこまれぬ

さざなみせる

ちさき歌にぞ かこまれぬ


うたへかし

心うつらふまで


「 歌にかこまる 」


*


みなさま よいお年を !








「 我が心のピンボール 」  大瀧詠一

※ はにかみやが愛の唄を作り 風の部屋でカセットをまわした・・・

※ 我が心の大瀧詠一・・・ご冥福をお祈りします












LE NOIR ルノア~ダークシルク~


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今年も残すところ僅かとなり

追い込みをかけつつも 内心諦めも混じって

「 これは来年かな 」

なんて・・・

スケジュールがこなし切れない方もいらっしゃるのでは


そんなオーバーブッキングの風に舞い上がったか

チケットが一枚 ひらひらと私の手のひらに・・・

急遽 聖なる夜に DARK SIDE OF CIRQUE







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「LE NOIR ルノア ~ダークシルク~」  品川プリンスホテル・クラブeX



裏シルク 大人向けの官能的でダークなサーカス

ステージはライティングも含め 赤・白・黒を基調として

男性は上半身裸 女性の衣装も 赤・白・黒のランジェリー風

エロティックではあるのだけれど 健康的にも感じられるのは

その鍛えられた肉体ゆえだろうか

個人的にはもう少しユルめ・・・(以下自粛)







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なんと言ってもこのステージの醍醐味は

直径わずか4メートル足らずの円形舞台で行われるパフォーマンスを

1メートルの間近な位置から眺めると言う 「 臨場感 」

実際にその場にいながら 「 臨場感 」 というのもヘンな表現ですが

劇場やホール スタジアムなどでのこの手のイベントでは

はるか遠いステージに 結局 スクリーンに映し出される画を眺めていたり

ものによっては テレビ中継の方がよく見えた なんてこともありがちですよね







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空中ブランコでは 自分のすぐ頭上を見上げるようにして眺め

また ステージから反らした身体が前列の客に触れるような

力強く踏み抜いた足の振動が椅子を伝い 肉と肉の擦れる音

まさに息遣いが聞こえるような距離が新鮮でした

距離感で言えば 街角で演ずる大道芸で

そこに照明・音響の演出を加えて技を磨いて

パフォーマンス自体は古典的な演目のようにも思われましたが

生身の身体の持つ迫力を 「 体感 」 しました







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ちなみにカーテン・コールでは撮影OK

「 どんどん撮ってシェアして下さい 」 なんて言ってたので

SNS的な広がりも考えているのでしょうね

本日 26日が千秋楽









※ カーテン・コールの動画も撮ってみました
















状況証拠的写真


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果たして このあと 二人は ・・・ (笑)




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風も無く穏やかに過ぎて行った休日の街は

多くの人で溢れていました

誰もしあわせそうに 地面から1、2センチ 浮いていそうな(笑)

絵になる風景の前には 笑顔が湛えられており

カメラを向けることは なんとなく躊躇われて

つい 誰もいない空間をのぞき込んでしまう

悲しき 秘密諜報部員なのでした^^









「 The Music of the Night 」  Anthony Warlow

※ 鈴木明子 優勝&代表選出記念(笑) なかなかよい演技だったと思います^^