宅地建物取引士 過去問
【問題15】
不動産の仮登記に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
① 仮登記の申請は、仮登記の登記義務者の承諾があるときには、仮登記の登記権利者がが単独ですることができる。
② 仮登記の申請は、裁判所の仮登記を命ずる処分があるときには、仮登記の登記権利者が単独ですることができる。
③ 仮登記の抹消の申請は、仮登記の登記名義人が単独ですることはできない。
④ 仮登記の抹消の申請は、仮登記の登記名義人の承諾があれば、仮登記の登記上の利害関係人が単独ですることができる。
【解答】
① 〇
仮登記は、仮登記の登記義務者の承諾があるとき、および裁判所の仮登記を命ずる処分があるときには、仮登記の登記権利者が単独で申請することができる。
② 〇
肢1の解説を参照
③ ✖ 単独で申請できる。
仮登記の抹消は、仮登記の登記名義人が単独で申請できるし、また仮登記の登記名義人の承諾がある場合における仮登記の登記上の利害関係人も同様に単独申請できる。
④ 〇
肢3の解説を参照