ちゃっぷい、ちゃっぷい
どんどぼっち
いや、すみません。
この言葉に全く意味はありません。
今日の記事とも全く関係ありません。
ただやってみたい衝撃を抑えられませんでした。
ただ、僕と同じくらいの世代の方々には刺さったのではないでしょうか(笑)
さてと、落ち着いた(僕の気持ちも)ところで、本題です。
先日にもブログで書きましたが、「グリーンの芝の種類変更」についてです。
近年の夏の暑さにより、日本の高温多湿の夏に弱いベントグリーンと呼ばれる類の芝がかなりの確率で枯れてしまう事態に陥っています。
これは東北から北を除く日本全国に見られる現象ではないでしょうか。
原因については、実はゴルフ場の土壌や気候によって一つではないことがまた事態を複雑にしています。
その結果、今のゴルフ業界では、「ベントはもうダメなんじゃないか」という意見がで始めているくらいです。
確かにそれはそれで正論と思います。
でも、かといって高麗に変えるとかバミューダに変えるとかという話も上がりますが、グリーンの芝種を変えるのは、電球を変えるのとは理由が違います。
手順はゴルフ場によって様々ではあると思いますが…
◯ベントグリーンにオーバーシードして高麗を育てる
◯サブグリーンを作って、本格改造する
の2パターンが考えられます。
まずは、オーバーシードパターンについて。
僕が知ってる限り、高麗グリーンからベントグリーンに変更するためにオーバーシードしたゴルフ場を知っています。
でも、その逆は知りません。
ベントの上から高麗をオーバーシードできるのかどうかも分かりません。
ベントの種を撒くのはよく聞きますが、高麗は基本的に張替えが主なので種を撒くとかいうのも聞いたことがありません。
ベントに高麗をオーバーシードなんて、ちょっと想像ができませんが、理論上は不可能ではないと思います。
おそらくきれいに高麗にするためには2~3年かかるのではないでしょうか。
次のサブグリーンを作って本格改造するについて。
これは非常に現実的ですが、サブグリーンを作れるくらいグリーンの回りに余裕のあるスペースがないと実現できません。
半ば強引にサブグリーンを作ることは可能ですが、お客様の満足度は極端に下がるでしょう(距離が短くなるので)。
サブグリーンを作って、グリーンを改造する、となると、ついでに色々としたくなるのも事実。
例えば、グリーンの土壌の入れ替え、上水管や排水溝の交換などなど。
僕の知ってるゴルフ場は今から15年くらい前に5年かけてグリーンの改造を行いました。
ついでに土壌を入れ替えて、スプリンクラーなどの上水管も交換して、グリーンの地下にある排水溝も新しくしました。
その結果、グリーンのアンジュレーションが大幅変わることになり、むちゃくちゃ難しくなりましたが…
土壌の入れ替えが済んだあとは、ベントグリーン(正しくはL-97という芝種)の種を撒いて、育てました。
この工程で、使えるグリーンになるまで約2年かかりました。
1つのグリーンで2年です。
当然ですが、このゴルフ場は1年で6つくらいのグリーンを改造して、翌年にも6つのグリーンを改造して…というペースで進めて、5年で全部のグリーンが完成しました。
こんなに手間が
かかります。
この間も休場するわけにはいかないので、営業し続けないといけません。
サブグリーンを使用することになるので、ちょっと安くしなければなりません。
それを5年間も続けるわけです。
グリーンの改造に手間を取られながらも、他のホールのグリーンの管理、バンカーの整備、ラフやフェアウェイ刈りなどなど。
はんぱなくコース管理にも負担がかかります。
だからこそ、僕は高麗に変更するゴルフ場は非常に少ない、と見ています。
たまに居るんですよね~
知ったかぶりをして
「ベントはだめだ。
高麗に変えないと」
と言う人
できるかボケェ!
お前が金出せや!
と思いませんか?
居るんですよ、特に多いのがメンバー。
メンバーのくせにゴルフ場のことを理解しようともせず、「俺は色々知ってるんだ」的なオーラを出しつつ、「ベントはもうダメだ」とか言う。
ゴルフ場もメンバーさん相手なので「そうかもしれませんね~」的に話を合わせます。
そのゴルフ場側の態度を見て、その人も「俺は間違ったことを言っていない」と勘違いをする。
なんなんでしょうね…
言ってることは確かに間違っていないとは思いますが、僕が記事にしたような工程を経ないといけない、ということまで絶対分かってないと思います。
こんな工程になるからこそ、僕はベントグリーンのまま運営するゴルフ場が多いと見ています。
ベントと呼ばれる芝種も、過酷な環境を経験することで暑さや湿度に対する耐性をつけていくことも知られているので。
さらには品種改良も進んでいるので、日本の高温多湿に耐えることのできる芝種ができるのもそう遠くない未来ではないかと期待しています。
芝種の変更をするには、こんなにゴルフ場にとっては手間もお金もかかる、ということをどうかご理解ください。
そして、僕達プレーヤーとしてはボールマークの修復だけでも協力するような気持ちをもっていただけるとありがたいです。