僕は20年以上もゴルフ業界に関わってきていますが、最近、気がついたことがあります。

 

 

 

 

みなさん、3人でプレーしたことありますよね?

3人でゴルフをすることをなんと言いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうです。

スリーサム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と言います。

 

 

 

そして、2人でプレーすることをなんと言いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうです、

ツーサム

 

サム=組

 

 

 

 

 

 

 

 

です。

 

 

それが一般的なゴルファーの感覚であり、呼び名です。

3人だったら、スリーサム。

2人だったら、ツーサム。

4人だったら、フォーサム。

 

至極当然の話です。

 

でも、長くゴルフ業界に努めている人は違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人=ツーバッグ

3人=スリーバッグ

4人=フォーバッグ

バッグ数で数えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ、最近、気がついたんですよね。

おそらくゴルフ場関係者、もしくはゴルフ業界に長くいる人でコース管理専属の人以外はおそらくみんなこういうふうに数えます。

 

 

 

 

そして、僕もその一人であることをご理解いただいた上で、先日、ゴルフをしていてイライラしたことについて記事にしたいと思います。

 

 

 

ある日、僕はゴルフをしていました。

僕の家の近くにあるゴルフ場で、僕は好きなゴルフ場です。

友達とラウンドしていました。

本当に久しぶりにラウンドする友達もいて、とても楽しみにしていました。

僕たちは4人です。

僕が普通のレベルくらいで、僕の友達は下手と下手くそが揃っています(笑)

なのに、「同級生からハンディはもらわん!」とか理由のわからないことをいう、愉快な仲間です。

 

僕たちの前には明らかにご年配の3人のおじいちゃんたちがいました。

 

まぁ、3バッグだから大丈夫だろう

 

と思っていました。

 

 

 

 

 

 

正直、午前中からちょっと遅かったです。

 

 

折り返しのホールを移動しているときに、

 

 

え?まだそこにいるの?

 

 

的なシーンがありました。

 

でも、そのおじいちゃんたちの前の組も見えていたので、

 

「まぁまぁまぁまぁ」

 

と思っていました。

そして、待っている間に色々と馬鹿な話をして気を紛らわせていました。

 

 

そして、後半。

 

 

 

 

 

 

毎ホール、毎ホール、僕たちがティーについたら100ヤードくらい先を歩いています。

そして、そのホールのグリーンは空いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こいつら

本気を

出してきたな

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとイラッとしましたが、まぁまぁ。

おじいちゃんだからしょうがない。

ある程度は我慢しないと。

 

でも、このおじいちゃんたちの前は4バッグです。

4バッグと3バッグでなんで離れるの?そんなに遅いの?と思っていました。

 

 

しかし、さすがにイラッとしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕たちがショートのティーに到着したとき

じいちゃんたちのティーショットが

ちょうど終わったタイミング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はぁ?

お迎えが来てたのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前ら、今まで何をしていたんだ?

このショートは次のホールのティーまで見える作りになっています。

そして、僕はそこから次のホールのティーを見ました。

もしこのおじいちゃんたちの前の組が今までグリーンにいたから、打てなかったのなら次のホールのティーにお客様が居るはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、全力で

いません。

まじで死にかけてたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このじじいたちは、何をしていたのか全くわかりません。

そして、僕たちの後ろの組も結構詰まっています。

まじでこいつら(大先輩ですが)、何をしていたんだ?

本当に意味がわからん。

 

 

カートの進ませ方が遅すぎる(怒)

グリーンの奥の定点まで、自動で進めればいいのに、すごく効率の悪いところにカートを止める。

そして、その効率が悪いところにホールアウト後、戻っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャディ付きに

しろや!!!

慣れてないだろ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、次のホール。

僕たちがティーショット打って、セカンド地点に到着。

もちろんこのじいちゃんたちは、グリーンをしています。

そしてなかなか終わりません。

さらにカートがまたまたグリーンからかなり遠くのところにあります。

おそらく進ませ忘れたのでしょう。

 

 

さすがの僕もちょっとイラッとしたので、大きな声で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カートを前に進めて

くださーい!

 

 

 

 

 

 

 

と言いました。

1回言っただけでは、じいちゃんたちは誰一人反応しません。

2回、3回と言ったら、一人がこっちを向いてくれました。

でも、言ってることを理解できていないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうダメだ…

もしかして、遅延プレー推進協議会?

 

 

 

 

と思って、諦めようと思ったら、もう一人の一番おとなしい下手くそな友達が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カートを動かして

くださーい!

 

 

 

 

 

 

 

と。

 

こいつのでかい声を聞いたのは、運動会以来かもしれません。

 

すると、やっとじいちゃんたちがリモコンでカートを動かしました。

この友人はすかさず、でかい声で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう

ございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と言いました。

 

偉い!

 

 

僕なんか、じいちゃんたちがカートを動かしたとき、小声で

 

 

 

「おせーよ、はよしろや」

 

 

と言ってました(悪)

 

 

 

 

 

「最近の若者はマナーがなってない」

と言いますが、

「最近のじじいはマナーがなってない」

とも思います。

 

なんでしょうね…

3バッグなのに4バッグに離されて、さらに何をやっているのかわからない時間がある、というのは意味がわかりません。

もしかしたら、幽体離脱していたのかもしれませんし、もしかしたら、一人が心臓発作を起こして、それをAEDで一生懸命蘇生して、息を吹き返してプレーを続けていたのかもしれません。

 

 

 

 

そうであったとしても、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遅いヤツは

来るな

 

 

 

 

 

 

 

です。

 

先日なんか20代中盤の男の子3人が、キャディ付きでラウンドしていました。

 

 

 

素晴らしい!

 

 

と思いました。

 

キャディ付きにするとかなり値段が高くなるのに、それでもわざわざキャディ付きでゴルフをするとは。

すごく偉いです。

 

その代わり

 

 

 

 

 

みんな120以上

 

 

 

 

だったそうですが、前の組と離れないように、走ったりしてくれたみたいです。

 

キャディさんはキャディさんで、

 

「前の組と離れてはいけませんよ」

 

ということをこの男の子3人にはお伝えしたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聞いてるか

前のジジイたちよ

 

 

 

 

今日はかなり怒りが入ってしまいました。

ご勘弁を。