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このブログは、小学4年生の長男チョータ小学1年生の次男ジゾーの成長を4コマ漫画・育児絵日記で書いています。




社会科見学、音楽発表会など、イベント毎に不安感を乗り越えて成長してきたチョータ。

おそらく、4年生で一番の山場になるであろうと予想していた『宿泊学習』

…を記録し忘れていたので(笑)今頃書く。


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2学期、音楽発表会からあまり日数を開けずに実施された。
音楽発表会であきらかにワンステップ上がったチョータ。
『後悔したくない』という言葉が気に入ったのか(笑)→(⭐︎チョータの中にストンと落ちた言葉)

「おっかぁ、僕は○○(宿泊学習で行く場所)に行くよ。だって後悔したくないから』




と何度も言っていた。
(自分に言い聞かせていた部分もあるかな^ ^)

音楽発表会の後、その一件をスクールカウンセラーに話しながら、次の宿泊学習に向けてどのようにサポートしていけばよいのか相談した。

・バスに乗る時は、いちばん初めに乗せてもらい後からクラスメイトが乗り込んでくる形に。
(集団の中に後から入って注目を浴びるのが嫌なので)
スタートがうまくいくことはとっても大事!

・当日の朝慌てないように、前もってなにが不安か親子で話し合っておく。

などなど。

バスへの乗り込み方は、担任の先生にお願いして段取りをしてもらわねばいけないので翌日、連絡帳に書いて登校。
すると、担任の先生が話しかけてくる。




「僕思うんですけど、チョータ君のバスの席は一番後ろにして、一番最初に乗り込めるようにしたほうがいいんじゃないかと思うんですよー」

先生…




よく考えてくださって、よく理解してくださって。
この先生で本当によかったと思う。

宿泊学習ではグループに分かれて行うオリエンテーションなどもある。部屋割りなどもそのグループ毎。
そのグループは同じ支援級の子と担任の先生で作ることになった(他の子の事情もあっただろう)。
慣れているお友達と先生と一緒で心強い^ ^

授業でも、宿泊学習に向けて色んな下調べをしたり、旅行の日程を細かく書いたしおりも作っていた。
途中に組み込まれた、水族館でのイルカショーをとても楽しみにしているチョータ。

どんな部屋に泊まるかどんな場所に行くか、去年の写真も見せてもらう。
今回は、社会科見学の時のように下見には行けなかったので、インターネットでチェック。

少しずつ宿泊学習についての情報を頭の中に入れていきながら、心の準備も出来ていったのではないかな。
幼稚園年長の時のお泊まり保育もそうだったけれど、細かい日程が分かるとだいぶ安心できるみたい^ ^
見通しを立てる、ということがチョータにとってはとても重要。




学校から帰る道々で、宿泊学習についての不安について話す。
本人からは具体的な不安は出てこず。

その日が近づいてくるが、表情も明るく、精神的にも不安定な部分は見られず、
(おお、このままスムーズに行けるかも…)
と思っていると、出発する日の前の晩、少し顔が暗い。
「なにか心配なことがあるの?」
改めて聞いてみる。

すると話し出すチョータ。
「初めて行く場所だから不安」
「家族がいなくて寂しい」
「広い森(宿泊場所は山の中)で迷子になったらどうしようって思う」
「使い慣れた物がないと不安」

そうかそうか。そうだよね。
不安がないわけないよね。
じゃあ一個一個考えてみよう。
また紙に書きながら話をした。




初めて行くことに関しては、たくさん下調べしたこと、楽しそうな日程だったこと、支援クラスのお友達と先生がずっと一緒に行動することなど再確認。

家族がいないくて寂しくなった時のために、家族写真とまめじろう(いつも一緒に寝ているぬいぐるみ)の写真をプリントアウトして持参することに。

迷子になったら、(まずはグループから離れないように気をつけようねと話して)どう行動するかを確認。(その場から動かず助けに来るのを待つ等)

使い慣れた物がないと不安なのは、本当はまめじろうを持っていきたいところだけど、それは写真にして、折り紙の恐竜と当時お気に入りだった手作りビーズ(学校で制作したもの)をお守りに持って行くことに。


書いた紙をリュックに入れる。
少しは安心できただろうか…
その後、不安を訴えることはなく、就寝。
当日の朝を迎える。


続きます。


【関連記事】
寂しさを抱きしめて。(幼稚園お泊まり保育)




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