寺子屋塾の内容について簡単な説明
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合格率の推移について
28年2回 試験が20.5%で
29年1回 試験が35.0%でした。
今回は合格率は約15ポイントアップしました。
数字の上では大幅にアップしました。
この数字をあなたはどうご覧になりますか。
単純に、今回の試験は前回より易しくなったといっていいのでしょうか。
私もそう思いたいのですが、残念ながらそうはならないようです。
前回の試験で約3000人が合否線上で不合格になっています。この方々が今回の試験で頑張って合格率を引き上げているようです。
ですから、それを勘案すると今回は約25.6%の合格率と見たほうがいいです。
したがって、難易度は変化していないと見るべきです。
次回の試験も4人に3人は不合格になるということです。
毎回初回受験者が参入して合格しているわけですから、2回目以降の受験者は10人に1人が合格する狭き門になっていると思われます。
今回も心して勉強をスタートする必要があります。
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8月27日実施の試験問題の解説です。
5.実務上の知識及び能力
問30です。
問30 荷主から貨物自動車運送事業者に対し、B地点で荷積みをし、C地点に11時半頃を目標に到着させるよう運送の依頼があった。これを受けて、運行管理者として運転者に対し当該運送の指示をするため、次に示す「当日の運行計画を策定するための前提条件」に基づき運行計画を立てた。この運行に関する次のア~ウについて解答しなさい。なお、解答にあたっては、「当日の運行計画を策定するための前提条件」に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
「当日の運行計画を策定するための前提条件」
○ A営業所を6時に出庫し、30キロメートル離れたB地点まで平均時速30キロメートルで走行する。
○ B地点において20分間の荷積みを行う。
○ B地点から160キロメートル離れたC地点までの間、一部高速自動車国道を利用し、平均時速40キロメートルで走行して、C地点に11時20分に到着する。
○ C地点において20分間の荷下ろし後、1時間の休憩をとる。休憩後、A営業所に帰庫するため、C地点を12時40分に出発し、一般道路を利用して、D地点まで平均時速30キロメートルで走行する。
○ D地点に15時40分に到着し、1時間の休憩をとる。
○ 帰庫のためD地点から60キロメートル離れたA営業所まで平均時速30キロメートルで走行する。
続きはこちらをご覧ください。
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8月27日実施の試験問題の解説です。
5.実務上の知識及び能力
問29です。
問29 交通事故防止対策に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
答えは、適1.3.4.不適2.です。
選択肢を見てみましょう。
1.適性診断は、運転者の運転行動、運転態度及び性格等を客観的に把握し、安全運転にとって、好ましい方向へ変化するよう動機づけすることにより、運転者自身の安全意識を向上させるためのものであり、ヒューマンエラーによる交通事孜の発生を未然に防止するための有効な手段となっている。
適性診断の説明です。
適性診断は、トラックなどの自動車運送事業者における運転者を対象に、自動車の運転に関する長所、短所といった「運転のクセ」を様々な測定により見い出し、それぞれのクセに応じたアドバイスを提供し、交通事故防止に活用するものです。
よって選択肢は適。
選択肢を見てみましょう。
2.平成27年中の事業用貨物自動車が第1当事者となった人身事故の類型別発生状況をみると、「出会い頭衝突」が最も多く、全体の約半分を占めており、続いて「追突」の順となっている。このため、運転者に対し、特に、交差点における一時停止の確実な履行と安全確認の徹底を指導する必要がある。
事業用貨物自動車の交通事故の傾向と事故事例(28年7月)より
(事業用貨物自動車の事故類型別事故の構成率(平成18年ー27年)
事故類型別では追突が最も高い構成率で推移しており 平成25年以降は50%を上回っています。
よって選択肢は不適。
選択肢を見てみましょう。
3.平成27年中の交通事故死者数のうち、65歳以上の高齢者の占める割合は、全体の約5割である。このため、運転者に対し、高齢の歩行者などは身体的機能の低下により危険の発見、回避が遅れることなどを考慮して運転するよう指導する必要がある。
交通安全白書
死者数は,65歳以上の高齢者(2,193人)が最も多く,次いで50~59歳(411人),40~49歳(381人)の順に多い。
高齢者の死者数は前年に比べ減少(前年比-110人,-4.8%)したものの,死者数のうち高齢者の死者数が占める割合は53.3%と過去最高となった。
よって選択肢は適。
選択肢を見てみましょう。
4.衝突被害軽減ブレーキは、レーダー等で検知して前方の車両等に衝突する危険性が生じた場合に運転者にブレーキ操作を行うよう促し、さらに衝突する可能性が高くなると自動的にブレーキが作動し、衝突による被害を軽減させるためのものである。当該ブレーキが備えられている自動車に乗務する運転者に対しては、当該ブレーキの機能等を正しく理解させる必要がある。
衝突被害軽減ブレーキの説明である。
自動車総合安全情報(国土交通省)より
大型トラックに衝突被害軽減ブレーキを装備し、衝突速度を20km/h下げることにより、被追突車両の乗員の死亡件数を約9割減らすことが可能と推計されています。
よって選択肢は適。
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8月27日実施の試験問題の解説です。
5.実務上の知識及び能力
問28です。
問題文を見てみましょう。
問28 自動車の運転に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
答えは適1.2.3.です。
選択肢を見てみましょう。
1.自動車のハンドルを左に切り旋回した場合、左側の後輪が左側の前輪の軌跡に対し内側を通ることとなり、この前後輪の軌跡の差を内輪差という。ホイールベースの長い大型車ほどこの内輪差が大きくなることから、運転者に対し、交差点での左折時には、内輪差による歩行者や自転車等との接触、巻き込み事故に注意するよう指導する必要がある。
内輪差の説明である。
よって選択肢は適。
28年1回27問でも同じ問題が出題されています。
引用します。
1.自動車のハンドルを切り旋回した場合、左右及び前後輪はそれぞれ別の軌跡を通る。ハンドルを左に切った場合、左側の後輪が左側の前輪の軌跡に対し内側を通ることとなり、この前後輪の軌跡の差を内輪差という。ホイールベースの長い大型車ほどこの内輪差が大きくなる。したがって、このような大型車を運転する運転者に 対し、交差点での左折時には、内輪差による歩行者や自転車等との接触、巻き込み事故に注意するよう指導する必要がある。
選択肢は適です。
選択肢を見てみましょう。
2.前方の自動車を大型車と乗用車から同じ距離で見た場合、それぞれの視界や見え方が異なり、大型車の場合には運転席が高いため、車間距離をつめてもあまり危険を感じない傾向となるので、この点に注意して常に適正な車間距離をとるよう運転者を指導する必要がある。
トラックの車高の特徴
トラックは、車高が高いことから、視界が広く見えますが、重心が高い、接触が多いなどの特徴を十分理解する必要があります。
視点が高く、手前の路面もよく見えるが、車間距離が長く感じ、知らず知らずのうちに車間距離をつめてしまい、追突事故の要因となる。
よって選択肢は適。
選択肢を見てみましょう。
3.運転中の車外への脇見だけでなく、車内にある画像表示用装置を注視したり、スマートフォン等を使用することによって大幅に追突事故等の危険性が増加することについて、日頃から運転者に対して指導する必要がある。
法律を見てみましょう。
(運転者の遵守事項)
第七十一条 車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
五の五 自動車又は原動機付自転車(以下この号において「自動車等」という。)を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き、携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置(その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る。第百二十条第一項第十一号において「無線通話装置」という。)を通話(傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く。第百二十条第一項第十一号において同じ。)のために使用し、又は当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置(道路運送車両法第四十一条第十六号若しくは第十七号又は第四十四条第十一号に規定する装置であるものを除く。第百二十条第一項第十一号において同じ。)に表示された画像を注視しないこと。
よって選択肢は適。
選択肢を見てみましょう。
4.四輪車を運転する場合、二輪車との衝突事故を防止するための注意点として、①二輪車は死角に入りやすいため、その存在に気づきにくく、また、②二輪車は速度が実際より速く感じたり、距離が近くに見えたりする特性がある。したがって、運転者に対してこのような点に注意するよう指導する必要がある。
平成26年交通安全白書より
交通事故の中には、二輪車と四輪車が衝突することによって発生する事故が少なくない。このような事故を防止するためには、四輪車の運転者から二輪車が、二輪車の運転者から四輪車がどのように見えているのか理解しておく必要がある。四輪車を運転する場合、二輪車に対する注意点として、(1)二輪車も四輪車と同じように急に停車できない。(2)二輪車は死角に入りやすく、その存在に気づきにくい。(3)二輪車は速度が遅く感じたり、距離が実際より遠くに見えたりする。したがって、運転者に対して、このような二輪車に関する注意点を指導する必要がある。
二輪車は速度が遅く感じたり、距離が実際より遠くに見えたりする。
よって選択肢は誤り。
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5.実務上の知識及び能力
問27です。
問題文を見てみましょう。
問27 事業用自動車の運転者の健康管理に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
答えは、適1.4.不適2.3.です。
選択肢を見てみましょう。
1.事業者は、業務に従事する運転者に対し法令で定める健康診断を受診させ、その結果に基づいて健康診断個人票を作成して5年間保存している。
また、運転者が自ら受けた健康診断の結果についても同様に保存している。
法律を見てみましょう。
貨物自動車運送事業輸送安全規則
(過労運転の防止)
第三条
6 貨物自動車運送事業者は、乗務員の健康状態の把握に努め、疾病、疲労その他の理由により安全な運転をし、又はその補助をすることができないおそれがある乗務員を事業用自動車に乗務させてはならない。
貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について
5.第6項関係 (1) 「健康状態の把握」とは、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)第66条第1 項に基づく健康診断、同条第4項の指示を受けて行うべき健康診断、同条第5項ただし書きの場合において運転者が受診する健康診断を行うことをいう。
よって選択肢は適です。
選択肢を見てみましょう。
2.運転者が運転中に安全運転の継続が困難となるような体調不良や異常を感じた場合、速やかに安全な場所に事業用自動車を停止させ、運行管理者に連絡し、指示を受けるよう指導している。また、その後の運行再開の可否については、体調の状況を運転者が自ら判断し決定するよう指導している。
点呼時に体調が正常であった場合でも、運転者が乗務中に体調が急変し運行に悪影響を及ぼす場合も考えられる。このような場合には、即座の運転中止、休憩の確保、運行管理者への報告等必要な措置を講じる必要がある。 また、その後の運行再開の可否については、体調の状況を運行管理者が判断し決定する。
よって選択肢は不適です。
選択肢を見てみましょう。
3.事業者は、深夜(夜11時出庫)を中心とした業務に常時従事する運転者に対し、法令に定める定期健康診断を1年に1回、必ず、定期的に受診させるようにしている。
法律を見てみましょう。
労働安全衛生規則
(特定業務従事者の健康診断)
第四十五条
深夜業を含む業務に常時従事する労働者に対し、六月以内ごとに一回、定期に、健康診断を行わなければならない。
健康診断は、1年以内ごとに1回、定期的に行わなければならない。また、深夜業に従事する者に対しては、6ヶ月以内毎に1回以上定められた健康診断を行わなければならない。
よって選択肢は不適。
選択肢を見てみましょう。
4.近年、脳卒中や心臓病などに起因した運転中の突然死による事故が増加傾向にあるが、これらの病気の要因が生活習慣に関係していることから生活習慣病と呼ばれている。この病気は、暴飲暴食や運動不足などの習慣が積み重なって発病するので、定期的な健康診断の結果に基づいて生活習慣の改善を図るよう運転者に対し呼びかけている。
事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル
国 土 交 通 省 自 動 車 局
平成21年から平成24年までに発生した499件の事業用自動車の健康起因報告事案の原因を病名別にまとめると、死亡した運転者は143名にのぼる、健康起因報告事案の発生件数の多い順に、脳疾患が114件、心臓疾患が105件、めまいが24件、失神が21件と続く。
死亡運転者数で見ると、脳・心臓疾患が全体の約8割を占める。
健康起因事故の原因疾病については、予防や予見の困難な疾病や、生活習慣とは必ずしも因果関係が強くない疾病が含まれる一方で、生活習慣の悪化の結果として発症しており、早期の段階で対策を講じることで未然予防が可能な疾病も多くあると推測される。また、そのような生活習慣の悪化については、家庭を含めた日常の生活環境や就労環境に起因するものも多くあると思われる。
よって選択肢の「定期的な健康診断の結果に基づいて生活習慣の改善を図るよう運転者に対し呼びかけている。」ことは適。
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5.実務上の知識及び能力
問26です。
問題文を見てみましょう。
問26 運行管理者の日常業務の記録等に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
答えは適2.3.不適1.4.。
選択肢を見てみましょう。
1.運行管理者は、選任された運転者ごとに採用時に提出させた履歴書が、法令で定める運転者台帳の記載事項の内容を概ね網羅していることから、これを当該台帳として使用し、索引簿なども作成のうえ、営業所に備え管理をしている。
法律を見てみましょう。
(運転者台帳)
第九条の五 一般貨物自動車運送事業者等は、運転者ごとに、第一号から第八号までに掲げる事項を記載し、かつ、第九号に掲げる写真をはり付けた一定の様式の運転者台帳を作成し、これを当該運転者の属する営業所に備えて置かなければならない。
一定の様式の運転者台帳を作成し、これを当該運転者の属する営業所に備えて置かなければならない。
履歴書を台帳として使用できない。
よって選択肢は不適です。
選択肢を見てみましょう。
2.運行管理者は、運行記録計により記録される「瞬間速度」、「運行距離」及び「運行時間」等により運転者の運行の実態や車両の運行の実態を分析し、運転者の日常の乗務を把握し、過労運転の防止及び運行の適正化を図る資料として活用しており、この運行記録計の記録を1年間保存している。
法律を見てみましょう。
(運行記録計による記録)
第九条 一般貨物自動車運送事業者等は、次に掲げる事業用自動車に係る運転者の乗務について、当該事業用自動車の瞬間速度、運行距離及び運行時間を運行記録計により記録し、かつ、その記録を一年間保存しなければならない。
よって選択肢は適。
選択肢を見てみましょう。
3.運行管理者は、事業用自動車の運転者として新たに雇い入れた場合には、自動車安全運転センターが交付する運転記録証明書等により、交通事故歴等を確認している。また、乗務前点呼において運転者に運転免許証の提示を求め、確認している。
法律を見てみましょう。
貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について
第10条 従業員に対する指導及び監督
12.指導監督指針第2章5(1)の規定に基づき把握する新たに雇い入れた者の事故歴は、 少なくとも過去3年間の事故歴とし、当該者が当該貨物自動車運送事業者において初めてトラックに乗務するまでに把握すること。ただし、無事故・無違反証明書又は運転記録証明書の取得に時間を要する場合には、当該証明書の取得のための申請が行われたことを確認した後においては、当該者をトラックに乗務させても差し支えない。
よって選択肢は適。
選択肢を見てみましょう。
4.運行管理者は、運転者に法令に基づく運行指示書を携行させ、運行させている途中において、自然災害により運行経路の変更を余儀なくされた。このため、当該運行管理者は、営業所に保管する当該運行指示書の写しにその変更した内容を記載するとともに、当該運転者に対して電話等により変更の指示を行ったが、携行させている運行指示書については帰庫後提出させ、運行管理者自ら当該変更内容を記載のうえ保管し、運行の安全確保を図った。
法律を見てみましょう。
貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について
第9条の3 運行指示書による指示等
当初の運行計画が変更される場合には、運転者に対する運行指示書による指示という形態をとるとともに、その内容が変更される場合には事業者と運転者の双方が変更内容を記載することにより運行経路や運行の安全確保上必要な事項について運転者への確実な伝達を期そうとするものである。
事業者と運転者の双方が変更内容を記載することにより運行経路や運行の安全確保上必要な事項について運転者への確実な伝達を期そうとするものである。
よって選択肢は誤り。
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5.実務上の知識及び能力
問25です。
問25 一般貨物白動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導・監督に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
答えは2.4.です。
選択肢を見てみましょう。
1.時速36キロメートルで走行中の自動車の運転者が、前車との追突の危険を認知しブレーキ操作を行い、ブレーキが効きはじめるまでに要する空走時間を1秒間とし、ブレーキが効きはじめてから停止するまでに走る制動距離を8メートルとすると、当該自動車の停止距離は13メートルとなることを指導している。
空走距離+制御距離=停止距離
選択肢は「空走距離+8メートル=13メートル」ですから空走距離は5メートルです。
5メートルが正しいかを検証します。
選択肢では空走時間は1秒ですから
空走距離は時速36キロメートルで1秒間に何メートル走るかです。
空走距離を求めるにはまず、単位を揃えます。
36キロメートルをメートルに直し。
時速ですから秒速に直します。
36キロメートル=36×1000=36000メートル。
1時間=60秒×60分=3600秒
36000メートル÷3600秒=10メートル
1秒間に10メートル走ります。
よって空走距離は10メートルです。
10メートル+8メートル=18メートル=停止距離
よって選択肢は誤り。
選択肢を見てみましょう。
2.危険ドラッグ等の薬物を使用して運転した場合には、重大な事故を引き起こす危険性が高まり、その結果取り返しのつかない被害を生じることもあることから、運行管理者は、常日頃からこれらの薬物を使用しないよう、運転者等に対し強く指導している。
危険ドラッグは健康にも運転にも有害です。
万一、危険ドラッグを使用して車を運転すれば、重大な事故を招く事は言うまでもありません。運行管理者は絶対に危険度ラック等の薬物を使用しないよう、運転者等に対し強く指導しなければなりません。
よって選択肢は正しい。
選択肢を見てみましょう。
3.大雨、大雪、土砂災害などの異常気象時の措置については、異常気象時等処理要領を作成し運転者全員に周知させておくとともに、運転者とも速やかに連絡がとれるよう緊急時における連絡体制を整えているので、事業用自動車の運行の中断、待避所の確保、徐行運転等の運転に関わることについてはすべて運転者の判断に任せ、中断、待避したときは報告するよう指導している。
法律を見てみましょう。
条文を見てみましょう。
貨物自動車運送事業輸送安全規則
(異常気象時等における措置)
第十一条 貨物自動車運送事業者は、異常気象その他の理由により輸送の安全の確保に支障を生ずるおそれがあるときは、乗務員に対する適切な指示その他輸送の安全を確保するために必要な措置を講じなければならない。
(運行管理者の業務)
第二十条 運行管理者は、次に掲げる業務を行わなければならない。
十五 第十一条に規定する場合にあっては、同条の規定による措置を講ずること。
運転者の判断に任せるのではなく、運行管理者が必要な措置を講じなくてはならない。
答えは不適。
選択肢を見てみましょう。
4.実際の事故事例やヒヤリハット事例のドライブレコーダー映像を活用して、事故前にどのような危険が潜んでいるか、それを回避するにはどのような運転をすべきかなどを運転者に考えさせる等、実事例に基づいた危険予知訓練を実施している。
実際の事故事例やヒヤリハット事例のドライブレコーダー映像を活用して、事故前にどのような危険が潜んでいるか、それを回避するにはどのような運転をすべきかなどを運転者に考えさせる等、実事例に基づいた危険予知訓練を実施することは、一般貨物白動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導として事故防止に有用である。
よって選択肢は正しい。
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8月27日実施の試験問題の解説です。
今回より
5.実務上の知識及び能力
問24です。
問題文を見てみましょう。
問24 点呼の実施に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
答えは4.です。
選択肢を見てみましょう。
1.A営業所(全国貨物自動車運送適正化事業実施機関が認定している安全性優良事業所でない営業所)では運行管理者が、運転者に対する乗務前点呼はアルコール検知器を使用し対面により行っており、帰庫後の運転者への乗務後点呼は、運行管理者が営業所に不在の場合には電話で実施している。
法律を見てみましょう。
貨物自動車運送事業輸送安全規則
(点呼等)
第七条
2 貨物自動車運送事業者は、事業用自動車の乗務を終了した運転者に対し、対面により点呼を行い、当該乗務に係る事業用自動車、道路及び運行の状況並びに他の運転者と交替した場合にあっては第十七条第四号の規定による通告について報告を求め、及び酒気帯びの有無について確認を行わなければならない。ただし、輸送の安全の確保に関する取組が優良であると認められる営業所において、貨物自動車運送事業者が点呼を行う場合にあっては、当該貨物自動車運送事業者は、対面による点呼と同等の効果を有するものとして国土交通大臣が定めた機器による点呼を行うことができる。
A営業所(全国貨物自動車運送適正化事業実施機関が認定している安全性優良事業所でない営業所)ので点呼は対面で行わなければならない。
貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について
第7条 点呼等
1. 第1項、第2項及び第3項関係(別紙2参照)
(1) 「運行上やむを得ない場合」とは、遠隔地で乗務が開始又は終了するため、乗務前点呼又は乗務後点呼を当該運転者が所属する営業所において対面で実施できない場合等をいい、車庫と営業所が離れている場合及び早朝・深夜等において点呼執行者が営業所に出勤していない場合等は「運行上やむを得ない場合」には該当しない。
また、運行管理者が営業所に不在は「運行上やむを得ない場合」には該当しない。
よって選択肢は不適。
選択肢を見てみましょう。
2.事業用自動車の運転者が運行中に道路のガードレールに接触するという物損事故を起こしたため、警察官の事故処理に立ち会った後に所属する営業所に帰庫した。乗務後の点呼において、運転者から当該事故の報告を受けたが、物損事故であることから、点呼記録表に記録しなかった。
(乗務等の記録)
第八条 一般貨物自動車運送事業者等は、事業用自動車に係る運転者の乗務について、当該乗務を行った運転者ごとに次に掲げる事項を記録させ、かつ、その記録を一年間保存しなければならない。
七 道路交通法 (昭和三十五年法律第百五号)第六十七条第二項 に規定する交通事故若しくは自動車事故報告規則 (昭和二十六年運輸省令第百四号)第二条 に規定する事故(第九条の二及び第九条の五第一項において「事故」という。)又は著しい運行の遅延その他の異常な状態が発生した場合にあっては、その概要及び原因
第六十七条第二項とは
(危険防止の措置)
第六十七条 警察官は、車両等の運転者が第六十四条第一項、第六十五条第一項、第六十六条、第七十一条の四第三項から第六項まで又は第八十五条第五項若しくは第六項の規定に違反して車両等を運転していると認めるときは、当該車両等を停止させ、及び当該車両等の運転者に対し、第九十二条第一項の運転免許証又は第百七条の二の国際運転免許証若しくは外国運転免許証の提示を求めることができる。
2 前項に定めるもののほか、警察官は、車両等の運転者が車両等の運転に関しこの法律(第六十四条第一項、第六十五条第一項、第六十六条、第七十一条の四第三項から第六項まで並びに第八十五条第五項及び第六項を除く。)若しくはこの法律に基づく命令の規定若しくはこの法律の規定に基づく処分に違反し、又は車両等の交通による人の死傷若しくは物の損壊(以下「交通事故」という。)を起こした場合において、当該車両等の運転者に引き続き当該車両等を運転させることができるかどうかを確認するため必要があると認めるときは、当該車両等の運転者に対し、第九十二条第一項の運転免許証又は第百七条の二の国際運転免許証若しくは外国運転免許証の提示を求めることができる。
車両等の交通による人の死傷若しくは物の損壊(以下「交通事故」という。)を起こした場合は記録しなくてはならない。
よって選択肢は不適。
選択肢を見てみましょう。
3.複数日にわたる事業用トラックの運行で、2日目は乗務前及び乗務後の点呼のいずれも対面で行うことができない乗務のため、携帯電話により中間点呼を実施し、その結果特に問題がなかったので点呼記録表に記録しなかった。しかし、乗務後の点呼についてはその結果を点呼記録表に記録した。
(点呼等)
第七条
3 貨物自動車運送事業者は、前二項に規定する点呼のいずれも対面(輸送の安全の確保に関する取組が優良であると認められる営業所において、貨物自動車運送事業者が点呼を行う場合にあっては、国土交通大臣が定めた機器による方法を含む。)で行うことができない乗務を行う運転者に対し、当該点呼のほかに、当該乗務の途中において少なくとも一回電話その他の方法により点呼を行い、第一項第一号及び第二号に掲げる事項について報告を求め、及び確認を行い、並びに事業用自動車の運行の安全を確保するために必要な指示をしなければならない。
貨物自動車運送事業者は、第一項から第三項までの規定により点呼を行い、報告を求め、確認を行い、及び指示をしたときは、運転者ごとに点呼を行った旨、報告、確認及び指示の内容並びに次に掲げる事項を記録し、かつ、その記録を一年間保存しなければならない。
よって選択肢は不適。
選択肢を見てみましょう。
4.A営業所においては、運行管理者は昼間のみの勤務体制となっている。しかし、運行管理者が不在となる時間帯の点呼が当該営業所における点呼の総回数の6割を超えていないことから、その時間帯における点呼については、事業者が選任した複数の運行管理者の補助者に実施させている。
貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について
第7条 点呼等
(10) 第18条第3項の規定により補助者を選任し、点呼の一部を行わせる場合であっても、当該営業所において選任されている運行管理者が行う点呼は、点呼を行うべき総回数の少なくとも3分の1以上でなければならない。
事業者が選任した複数の運行管理者の補助者に点呼が総回数の6割を超えていない範囲でその時間帯における点呼について実施させていることは適切である。
よって選択肢は適切である。
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8月27日実施の試験問題の解説です。
4.労働基準法関係
問23です。
問題文を見てみましょう。
問23 下表は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者のIヵ月の勤務状況の例を示したものであるが、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める拘束時間及び運転時間に照らし、次の1~4の中から違反している事項を1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。なお、1人乗務とし、「1ヵ月についての拘東時間の延長に関する労使協定」があり、下表の1ヵ月は、当該協定により1ヵ月についての拘束時間を延長することができる月に該当するものとする。
続きはこちらをご覧ください。
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