8月27日実施の試験問題の解説です。
5.実務上の知識及び能力
問25です。
問25 一般貨物白動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導・監督に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「不適」の欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
答えは2.4.です。
選択肢を見てみましょう。
1.時速36キロメートルで走行中の自動車の運転者が、前車との追突の危険を認知しブレーキ操作を行い、ブレーキが効きはじめるまでに要する空走時間を1秒間とし、ブレーキが効きはじめてから停止するまでに走る制動距離を8メートルとすると、当該自動車の停止距離は13メートルとなることを指導している。
空走距離+制御距離=停止距離
選択肢は「空走距離+8メートル=13メートル」ですから空走距離は5メートルです。
5メートルが正しいかを検証します。
選択肢では空走時間は1秒ですから
空走距離は時速36キロメートルで1秒間に何メートル走るかです。
空走距離を求めるにはまず、単位を揃えます。
36キロメートルをメートルに直し。
時速ですから秒速に直します。
36キロメートル=36×1000=36000メートル。
1時間=60秒×60分=3600秒
36000メートル÷3600秒=10メートル
1秒間に10メートル走ります。
よって空走距離は10メートルです。
10メートル+8メートル=18メートル=停止距離
よって選択肢は誤り。
選択肢を見てみましょう。
2.危険ドラッグ等の薬物を使用して運転した場合には、重大な事故を引き起こす危険性が高まり、その結果取り返しのつかない被害を生じることもあることから、運行管理者は、常日頃からこれらの薬物を使用しないよう、運転者等に対し強く指導している。
危険ドラッグは健康にも運転にも有害です。
万一、危険ドラッグを使用して車を運転すれば、重大な事故を招く事は言うまでもありません。運行管理者は絶対に危険度ラック等の薬物を使用しないよう、運転者等に対し強く指導しなければなりません。
よって選択肢は正しい。
選択肢を見てみましょう。
3.大雨、大雪、土砂災害などの異常気象時の措置については、異常気象時等処理要領を作成し運転者全員に周知させておくとともに、運転者とも速やかに連絡がとれるよう緊急時における連絡体制を整えているので、事業用自動車の運行の中断、待避所の確保、徐行運転等の運転に関わることについてはすべて運転者の判断に任せ、中断、待避したときは報告するよう指導している。
法律を見てみましょう。
条文を見てみましょう。
貨物自動車運送事業輸送安全規則
(異常気象時等における措置)
第十一条 貨物自動車運送事業者は、異常気象その他の理由により輸送の安全の確保に支障を生ずるおそれがあるときは、乗務員に対する適切な指示その他輸送の安全を確保するために必要な措置を講じなければならない。
(運行管理者の業務)
第二十条 運行管理者は、次に掲げる業務を行わなければならない。
十五 第十一条に規定する場合にあっては、同条の規定による措置を講ずること。
運転者の判断に任せるのではなく、運行管理者が必要な措置を講じなくてはならない。
答えは不適。
選択肢を見てみましょう。
4.実際の事故事例やヒヤリハット事例のドライブレコーダー映像を活用して、事故前にどのような危険が潜んでいるか、それを回避するにはどのような運転をすべきかなどを運転者に考えさせる等、実事例に基づいた危険予知訓練を実施している。
実際の事故事例やヒヤリハット事例のドライブレコーダー映像を活用して、事故前にどのような危険が潜んでいるか、それを回避するにはどのような運転をすべきかなどを運転者に考えさせる等、実事例に基づいた危険予知訓練を実施することは、一般貨物白動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導として事故防止に有用である。
よって選択肢は正しい。
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