ユニティインスティチュート -6ページ目

「あなたの人生はコピペ?」By 黒田コマラ

菓子業界で新商品を開発する、Mr プロフェッシ
ョナルが、子供たちの「ものづくり」を手伝う
TV番組を先日見た。

選抜された8人の子供たちが、チップス菓子を
新しいアイデアで商品化する「ものづくり」
プロジェクト。

Mrプロフェッショナルが子供たちにまず教えた
ことは、

「自分にウソをつかない」

事前に子供たちに「自分の夢は?」など、
様々な質問のアンケートをしてみたところ、
子供たちの回答を読んだ Mrプロフェッショナ
ルは、子供たちのマインドがいかに「コピペ」
であるかに驚いたという感想が最初にあった。

回答がいかにそれらしくても、
それは本当に自分が好きなことなのか?
本当に自分の体験から来ているのか?

大人になった人生を見れば、
周りの期待を生きることで
いかに喜びを失っている人が多いことか。

世間の価値観、正しいとされること、多くの人
が賛同することに、どれだけ私たちは、影響
されているだろうか?

「自分にウソをつかない」
まず子供たちはそこから向き合う。

グループの中には自信のない子供もいて
「自分は何がしたいのかわからない」
ところから出発。

これは素晴らしい出発点になりえる。
なぜなら、そこから自分と向き合って
自分の中の「知っているところ」への、探求が
始まる。

友達にアンケートをとって、梅塩味にする案を
最初に提出した男の子は、Mr プロフェッショ
ナルから
「それは君が本当に好きなものなの?」
「そのアンケートにとらわれ過ぎてない?』
と問いかけられる。
それは、この男の子を揺さぶり、自分に向き
合わせる。

自分の中にすでにあるものを発見し、信頼し、
価値をおくと、そこに熱量が生まれる。
そのエネルギーが人に伝わっていく。

子供たちのプレゼンテーション後に、二人の
アイデアが選ばれ、
そこから、そのアイデアを残りの子供達を含め
た、二つのチームで洗練させていく、という
ステップに番組は進行する。

人生をつくっていくときも同じことが言える。
まず、自分の中にあるものに出会う。
それが、最初のステップ。

この番組を見ていて、
これは「本質を生きる」あり方と同じだなと
思った。

誰の内側にも本質がある。

それを感じることで、人は感動し充実した体験
をする。

その本質を、どのように生きることの中で表現
するかは、一人ひとりユニーク。

その自分の、ユニークな表現に価値を与えて、
楽しめるとき、生きる力と自信がやってくる。

「コピペ」で無難な人生を生きるより、
生きることの本当の喜びを感じて、最高の自分
でいられる機会を自分に与えられることは、
最高のプレセントだろう。

*コピペ:コピーしてペースト(貼り付ける)
     することの略


Much love
黒田コマラ

エネルギーを感じるということ Byトーショー

この文を読まれている方は、自分を探求し、
成長していくことに興味を持たれているのだ
と思います。

今までハート瞑想のグループやチャクラを探
究するグループを行ってきてときどきお会い
することがあるのが、心理学を勉強されてい
る方です。

そして私たちのグループをお受けになり、そ
のシンプルで効果的であるばかりでなく、と
ても楽しいアプローチに驚かれ、こんなに早
く簡単に自分について理解できる方法がある
のですね!とおっしゃいます。

心理学では、(ものすごく一般化することを
許してもらえるなら)もし現在生活の中で何
か苦しいことがあるとしたら、それは過去に
原因があり、その原因を見つけ出すことで、
その苦しみから自由になることができると考
えます。

その原因を発見するために夢を調べたり、連
想を使ったりしながら、シンボルを通して無
意識に隠されているヒントをたどっていく作
業は、有効であることは間違いありませんが、
専門家の助けを借りながら続けていく、長い
道のりになる可能性があります。

それよりもう少し直接的に、今ここで起こって
いることを理解し、成長に結びつける方法は
ないでしょうか?

私たちに起こっていることを、理解しようと
するとき、一つにはチャクラのシステムを使う
こと、もうひとつには現象をエネルギーの動き
として捉えることで、楽しく簡単に、同時に
とても深く自分を探究していくことができます。

チャクラは、インドのヨガのシステムで使われ
ている内側の地図で、人間の中に、7つのエネ
ルギーのセンターがあると考えています。

それぞれのセンターは独自の働きをしていて、
全体として、私たちが人間として生きる姿を
形作っています。

例えば、第1チャクラは、肉体としての私たちが
生きていくために必要なことを司っています。
体の健康や、生活のために必要なお金を稼ぐ
こと、また大地とつながり安心してこの地上
を歩くことを可能にしてくれます。

第2チャクラは、感じることや、人とのつながり
を司ります。喜怒哀楽の感情や親密な人間関係
は、このチャクラのエネルギーが鍵になります。

第3チャクラは、行動することを通して望むこと
を実現し、自分という感覚を作り出します。

第4チャクラは、ハートチャクラとも呼ばれて
いますが、ユニティインスティチュートでは、
このチャクラのはたらきを、とても大切なもの
と考えています。

チャクラをオーケストラの楽器に例えて、
第1チャクラは太鼓、
第2チャクラはバイオリン、
第3チャクラはトランペット
のようなものと考えてみましょう。

それぞれの楽器が自分たちの最高の音を出そう
と頑張っていると想像してみてください。
一つ一つがいくら頑張っても、お互いが調和し
ていないと騒音になってしまいます。

オーケストラが音楽を奏でるのには、指揮者
が必要です。

その役をしてくれるのがハートです。

ハートには広いスペースがあり、そのスペー
スの中にあるエネルギーは、一言で表せば、
愛なのです。

そのスペースの中で、どのチャクラも愛に包ま
れ、ありのままで受け入れられます。

すると不思議なことに、チャクラは調和しな
がらそれぞれの能力を発揮するようになりま
す。

オーケストラは指揮者を手に入れたのです。

これをハートの錬金術と言うときがあります。

錬金術とは、中世のヨーロッパで、鉛を金に
変えようとして試みられたものと言われていま
すが、内側の世界では、エゴによる乱れたエネ
ルギーを、愛や喜び感謝などの本質的なエネル
ギーに変容させる力を言います。

このハートのはたらきに繋がることができる
ようになることが、内側の変容の第一歩になり
ます。

チャクラというシステムを使うことで、人間の
全領域をカバーすることができ、ハートを入
り口とすることで、探究と成長のための安全な
アプローチを手にすることができます。

また、チャクラを探究するとき、その現象を
エネルギーの動きとして捉える方法があると
書きました。

普通には感情を取り扱うとき(第2チャクラの
はたらきです)、その感情を怒りや悲しみ、恐
れなどと、内容を問題にすることができます。

そして心理学的にその原因を見つけだし、理解
することでその感情から自由になろうと試みる
こともできます。

そのようにすると、はじめに書いたように
それは長い道のりになる可能性もあるし、
何よりその感情を持っていることで、自分を
責めたり、あるいはその感情を恐れたりする
ことで押しのけてしまい、本当にはその感情を
理解することが難しいときもあるのです。

全てはエネルギーでできています。この世界
も私たちの体も感情も、みなエネルギーなの
です。

感情をエネルギーとして見ることができると、
それを客観的に取り扱うことができます。

ユニティインスティチュートが提供するグル
ープでは、エネルギーを見たり感じたりする
ことで、今自分に起こっていることを簡単に
理解し、そしてその変化も実感することがで
きます。

ここで読者の中には、自分にエネルギーなど
感じることができるだろうかと、不安に思う
方もいらっしゃるかもしれません。

そこでまたハートが登場します。

ハートチャクラを五感と繋げると、繊細にも
のごとを知覚することができるようになるの
です。

ハートの愛と調和の働きにより、感覚が開き、
エネルギーを感じ取ることが自然にできる
ようになります。

例えば、怒りという感情をエネルギーとしてみ
ると、それは激しく動く赤や黄色の熱いエネ
ルギーかもしれません。

それが分かるとその性質を十分に調べたり、
味わったりすることができます。怒りの持つ
生命力を素晴らしいと感じることもできます。

そしてハートの愛とスペースでそのエネルギ
ーを包むことで、怒りは喜びに変わることも
あるのです。

来月の17、18日には、ユニティインスティチュ
ートの黒田コマラさんとこの文章を書いている
市場義人(トーショー)が、
「チャクラを開く体験」
という2日間のグループを行います。


チャクラを開く体験


そこでは最初にハートのはたらきに触れる時間
を十分にとり、ハートの中に入ってから、エネ
ルギーとしてチャクラを感じ、探究しはじめま
す。

そこでは、今まで知らなかった、自分の内側の
世界が生き生きと姿を現し、そこにハートの光
が当たるたびに、錬金術的変容が起こり、
チャクラのエネルギーが調和することで、
あなたの生活もまたより喜びと調和に彩られた
ものとなっていくでしょう。

トーショー


トーショーの今後の予定:
 
☆ 11月9日(金)14:00~
      11日(日)15:00
淡路島ハート瞑想とチャクラの探求インテンシブ
場所:エトワール生石
〒656-2543
兵庫県洲本市由良町由良2605-1
電話0799-25-7033

お問い合わせ・お申し込みは
トーショーまで:
swtosho@gaia.eonet.ne.jp
080-3784-5551
http://inner-blossoming.com/

 

新しい時代を生きる人たちへ

「学びの場に気づきを」というマインドフル・
エデュケーション・プロジェクトの取組みで、
成長期にある人たちに、瞑想を伝えるための
プログラム、HANA(Heartful Awareness &
Nature Awakening)のコースが、今月から
始まりました。
何よりも、伝える側が、自らの瞑想を深めていく
ことを大切にしているコースです。
 
呼吸や身体に、気づきを向けることから始め、
ハートに気づきを向け、その働きを深く体験
します。
現在、小学校教諭、幼稚園教諭、児童館職員、
看護師、そして主婦の方々がこのコースを受講
されています。

先日は、コースの中で、<感情>を扱うことが
多かったのですが、社会生活を送る中で、いつも
誰かと関わり、様々な感情を体験しているので、
受講者の方々にとって、多くの気づきがあった
回でした。
 
ある方は、息子に対して湧いてくる感情を感じ、
そこにある思考を見て、それがどんなふうに、
息子に対する理解を制限してしまっているのか
に、気が付きました。

息子の幸せを願うが故に、息子の現状を心配
する気持ちが、いつか息子への不信感となって
いたこと、そして、そのような不信感をもって
接する母を前にして、彼が、どのような感情を
内側で体験しているのかを、感じることができ
たようでした。
 
教育に携わる人が陥りやすい、相手への期待―
良くなってもらいたい、と願う気持ちが、強い
ほど、つい無意識になってしまうことに、改め
て気づかされた回でもありました。

教える側が、いかに意識的になり、愛や信頼と
いった本質に開いていることが大切なのか、
そのことが、どれだけパワフルに、相手に影響
するかを実感させられました。
 
 
どんな情動的体験も、生理的体験です。
欧米で、教育シーンに取り入れられている、
マインドフルネス瞑想のエクササイズには、
異なる感情を身体感覚として知覚し、色や形や
イメージで表現させるものが数多くあります。

それらにラベリングして、左右の脳、あるいは
上階と下階の脳の、統合を図るプロセスを促す
ようデザインされています。

脳の、どの部分の神経活動が活性化している
かを、視覚的に確認できる技術の進化によって、
瞑想による脳の活動の変化、その領域が、
詳しく分かるようになってきたことから、こう
した心の動き、感情に対するよりよいアプローチ
が生み出され、活用されてきています。

身体的感覚としても知覚できる感情を、
プレゼンスモードで、あるがままにしておく、
そうしたエクササイズを、子供たちにひとつ
ずつ教えたり、自分のハートにある優しさを、
感じたり、ハートから、愛に満ちた気持ちを、
誰かに、または自分に送る、ということを教え
ていたりして、いいなと思います。
 
しかしながら、欧米諸国で使われている、様々
な事例に目を通しても、私たちがユニティイン
スティチュートで学んできた、例えばハートの
変容の力のように、さらに踏み込んだアプローチ
を試みているものは見当たりません。

ですから私たちは、こうしたハートの質を、
もっと積極的に伝えていきたいと思っています。
 
よりよく自分自身の生を生きるために、一人
一人が自分の内側に光を灯すことができること、
それはどんなにか心強いことでしょうか。

自分自身が出会い、歩んだ道を、もっと早い
人生の段階から歩めるように知らせてあげたい。
 
1987年、インドのプネーに戻ったOSHOは、
これから来る時代について、多くを語っていま
した。
およそ30年前です。

その頃の講和の内容と照らし合わせて、今世界
で起きていることを見るとき、人が聡明な決断
をしてきたかどうか、懐疑的にならざるを得ま
せん。

そして私自身も、何かを、後回しにすることが
できる年齢ではもうありません。
今できることをする、ただそれしかない、
そんなところにいつしか来ています。
 
 
先日聴いていたOSHOの講和「黄金の華の秘密」
が深く強く刺さるように心に響いています。
OSHOが「あなた」と呼んでいるのは、他の誰
でもない私たちだから…。
 

新しい人間が姿を現わそうとしている。
新しい人間のイメージは
まだはっきりしていないが、
地平線は赤くなりだし、
まもなく日が昇ってくる。
朝の霧があって、
新しい人間の姿はぼんやりしているが、
新しい人間についてのいくつかの事項は
明白になってきている。
 
そして、このことは途轍もない
重要性を持っている。
何故なら、人間が猿から進化して以来、
人間は同じままに留まっていたからだ。

すばらしい革命が途上にある。
猿が地上を二本足で歩きだし、
人間になったときの革命より、
遙かに深いものになるだろう。
そのときの変革がマインドを創り、
その変革が心理学をもたらした。

今や、人間に魂をもたらすもっと重要な
別の変革が起ころうとしている。
そしてそれにより、人間は、
心理的な存在であるだけではなく、
霊的な存在でもあることになる。
 
あなたは、これまでの中で
一番活き活きとした時代を生きている。
新しい人間は、
既に断片としてやってきているが、
それは断片に過ぎない。

新しい人間は、
何世紀にも渡ってやってきてはいるが、
それは、ほんのときたまのことだった。
それが状況だった。

春がきたら、一つの花から咲き始める。
しかし、一つの花が咲いたということは、
春が遠くないと確信していい。
そして最初の花は既に来ている。
 
最初の花が、その到着を予告する。
ツァラトストラ、クリシュナ、老子、仏陀、
ジーザス、
彼らが最初の花だ。

今やより大きなスケールで、
新しい人間がやって来ようとしている。
 
私にとっては、この新しい意識は、
今日起きていることの中で最も重要な出来事だ。
私は、この新しい意識について
あなたに言っておきたいことがある。
その起源について、その特徴についてだ。

何故なら、それが子宮からでてくるのを、
あなたが助けることになるからだ。

何故なら、
「あなたが新しい人間になる必要がある」
からだ。

新しい人間は、
どこからか降って湧いてくることはできない。
彼は、あなた方を通してやってくる必要がある。
新しい人間は、
あなたの子宮を通して始めてやって来れる。
あなたが子宮になる必要がある。
 
ブーティともこ

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