ハート瞑想とチャクラの探求 Byトーショー
5月の中旬に東京でハート・イベントとチャクラ
・イベントを連続して行う機会がありました。
ハート・イベントはすでに各地でシェアされてい
て、たくさんの人たちが経験しています。
チャクラ・イベントはユニティ・インスティチュ
ートでそのトレーニングが行われ、卒業した人た
ちが、チャクラのはたらきを体験できるプログラ
ムとして各地でシェアし始めています。このイベ
ントの特徴は、チャクラを日常生活とのつながり
の中で理解するところにあります。
私は、一日でこのふたつを連続してシェアすると
いう形を試してみました。
今までシェアしてきたハート瞑想は続けていきた
いけれど、新しく日本にもたらされたチャクラ・
イベントもとても魅力があるので、それをどう両
立させようかと考えたときに、ふたつを一日で続
けて行うワンデイのプログラムにしてみることを
思い立ちました。
チャクラを理解しようとするとき、ハートのはた
らきを使うことがとても大切なので、そのふたつ
を組み合わせて行うとさらにチャクラを簡単に楽
しく扱うことができるのではと思ったのです。
そして実際にやってみると、ハート・イベントは
ハート瞑想の素晴らしさを存分に発揮したものに
なり、チャクラ・イベントは午前中のハート・イ
ベントでハートに深く入っていることでさらに充
実したリアルなものになりました。
その日は午前中に「ハートから見る」を行いまし
た。
その中では、ハートの中に存在する本質のエネル
ギーを花として見ることを行いますが、自分の花
だけではなく、自分にとって大切な人のハートも
花として見るという瞑想も行います。
自分以外の人のハートを見ることはとても大切で
す。
というのも、特にそれが家族や友人といった、普
段接している人であればあるほど、その人の表面
的な人格にとらわれてしまい、その人が本来もっ
ている美しさを忘れてしまいがちになるからです。
ハートから相手を見ることで、その人に対して抱
いている決まり切ったイメージではなく、深く本
質的な見方をすることができ、新鮮な目でその人
を見直すことができるようになります。
参加者のおひとりは、子どものハートの花を見よ
うとしましたが、それは花ではなく竹でした。
竹がすくすくと育っていく様子が絵に描かれてい
ました。
その方は、「子どもに対してどうしても口出しを
してしまうことが多いのだけれど、子どもをもっ
と信頼して、この子が伸びることができるように
スペースを提供してあげることが一番大切なのだ
と感じました」と話されました。
ハート瞑想をしていると、いろいろなことがシン
クロして、ある一人の理解がほかの人の理解の助
けになり、だれかが話したことが、次の人に光を
ともすようにヒントになる、ということが良く起
こります。
ハートのスペースの中ではみんながつながってい
て、それがハート瞑想の素晴らしさをつくりり出
します。
そのような親密な空間でハート・イベントを終え、
午後からのチャクラ・イベントでは、第3チャクラ
を扱いました。
第3チャクラは、自分の望むものを外に作り出す
ための行動と関係しています。
現代社会では、社会の中でどのように自分の能力
を発揮して自分のやりたいことを実現していける
かがたくさんの人のテーマになっています。
チャクラの前側は内側から外に向かってエネルギ
ーを表現します。第3チャクラの前側は、自分が
望むことを実現するために行動することや、リー
ダーとしてグループを率いたりして活動的に外の
世界と関わります。
チャクラの後ろ側はエネルギーを受け取ります。
第3チャクラの後ろ側は、自分が挙げた成果を味
わい楽しんだり、タイミングを見て待ったり、休
息して自分の中にくつろいでいくことと関係して
います。
この二つの間のバランスが取れていないとき、例
えば第3チャクラの前側ばかりが強くなると、休
息を忘れてひたすら走り続け、最後には起き上が
れないような無力感を生み出します。
イベントでは、このアンバランスを実際に経験し
てもらい、それを絵に描いてもらいました。普段
は経験したことのない第3チャクラのエネルギー
も、絵に描いてみるととても分かりやすく、それ
ぞれの人たちの状態が本人にも、ほかの人たちに
も本当によくわかりました。
最後にこのチャクラのエネルギーのバランスをと
った後で、それも絵に描いてもらうと、全員がそ
れぞれのバランスを見事に示す絵を描いてくれま
した。
このように自分の状態を絵に描くことで、深い理
解が生まれ、イベントの経験が日常生活でも活か
されるようになります。
チャクラを探求するときは、いつもハートのチャ
クラから始めます。なぜならば本来なら苦しみや
痛みを生み出すかもしれないチャクラのアンバラ
ンスも、ハートの本質である暖かい受容のスペー
スにまずつながることで、安心して探求すること
ができるからです。
そのため、チャクラ・イベントでもまずハート瞑
想から始めるのですが、今回は、第3チャクラの
激しいエネルギーを探求するのにハート・イベン
トから始めたことが、第3チャクラの経験に深く
入っていく助けになったように感じました。
これからもこのふたつのイベントを組み合わせて、
それぞれのチャクラの素晴らしさをさらに伝えて
いきたいと思っています。
トーショー
HP インナーブロッサミング
http://inner-blossoming.com/profile.html
・イベントを連続して行う機会がありました。
ハート・イベントはすでに各地でシェアされてい
て、たくさんの人たちが経験しています。
チャクラ・イベントはユニティ・インスティチュ
ートでそのトレーニングが行われ、卒業した人た
ちが、チャクラのはたらきを体験できるプログラ
ムとして各地でシェアし始めています。このイベ
ントの特徴は、チャクラを日常生活とのつながり
の中で理解するところにあります。
私は、一日でこのふたつを連続してシェアすると
いう形を試してみました。
今までシェアしてきたハート瞑想は続けていきた
いけれど、新しく日本にもたらされたチャクラ・
イベントもとても魅力があるので、それをどう両
立させようかと考えたときに、ふたつを一日で続
けて行うワンデイのプログラムにしてみることを
思い立ちました。
チャクラを理解しようとするとき、ハートのはた
らきを使うことがとても大切なので、そのふたつ
を組み合わせて行うとさらにチャクラを簡単に楽
しく扱うことができるのではと思ったのです。
そして実際にやってみると、ハート・イベントは
ハート瞑想の素晴らしさを存分に発揮したものに
なり、チャクラ・イベントは午前中のハート・イ
ベントでハートに深く入っていることでさらに充
実したリアルなものになりました。
その日は午前中に「ハートから見る」を行いまし
た。
その中では、ハートの中に存在する本質のエネル
ギーを花として見ることを行いますが、自分の花
だけではなく、自分にとって大切な人のハートも
花として見るという瞑想も行います。
自分以外の人のハートを見ることはとても大切で
す。
というのも、特にそれが家族や友人といった、普
段接している人であればあるほど、その人の表面
的な人格にとらわれてしまい、その人が本来もっ
ている美しさを忘れてしまいがちになるからです。
ハートから相手を見ることで、その人に対して抱
いている決まり切ったイメージではなく、深く本
質的な見方をすることができ、新鮮な目でその人
を見直すことができるようになります。
参加者のおひとりは、子どものハートの花を見よ
うとしましたが、それは花ではなく竹でした。
竹がすくすくと育っていく様子が絵に描かれてい
ました。
その方は、「子どもに対してどうしても口出しを
してしまうことが多いのだけれど、子どもをもっ
と信頼して、この子が伸びることができるように
スペースを提供してあげることが一番大切なのだ
と感じました」と話されました。
ハート瞑想をしていると、いろいろなことがシン
クロして、ある一人の理解がほかの人の理解の助
けになり、だれかが話したことが、次の人に光を
ともすようにヒントになる、ということが良く起
こります。
ハートのスペースの中ではみんながつながってい
て、それがハート瞑想の素晴らしさをつくりり出
します。
そのような親密な空間でハート・イベントを終え、
午後からのチャクラ・イベントでは、第3チャクラ
を扱いました。
第3チャクラは、自分の望むものを外に作り出す
ための行動と関係しています。
現代社会では、社会の中でどのように自分の能力
を発揮して自分のやりたいことを実現していける
かがたくさんの人のテーマになっています。
チャクラの前側は内側から外に向かってエネルギ
ーを表現します。第3チャクラの前側は、自分が
望むことを実現するために行動することや、リー
ダーとしてグループを率いたりして活動的に外の
世界と関わります。
チャクラの後ろ側はエネルギーを受け取ります。
第3チャクラの後ろ側は、自分が挙げた成果を味
わい楽しんだり、タイミングを見て待ったり、休
息して自分の中にくつろいでいくことと関係して
います。
この二つの間のバランスが取れていないとき、例
えば第3チャクラの前側ばかりが強くなると、休
息を忘れてひたすら走り続け、最後には起き上が
れないような無力感を生み出します。
イベントでは、このアンバランスを実際に経験し
てもらい、それを絵に描いてもらいました。普段
は経験したことのない第3チャクラのエネルギー
も、絵に描いてみるととても分かりやすく、それ
ぞれの人たちの状態が本人にも、ほかの人たちに
も本当によくわかりました。
最後にこのチャクラのエネルギーのバランスをと
った後で、それも絵に描いてもらうと、全員がそ
れぞれのバランスを見事に示す絵を描いてくれま
した。
このように自分の状態を絵に描くことで、深い理
解が生まれ、イベントの経験が日常生活でも活か
されるようになります。
チャクラを探求するときは、いつもハートのチャ
クラから始めます。なぜならば本来なら苦しみや
痛みを生み出すかもしれないチャクラのアンバラ
ンスも、ハートの本質である暖かい受容のスペー
スにまずつながることで、安心して探求すること
ができるからです。
そのため、チャクラ・イベントでもまずハート瞑
想から始めるのですが、今回は、第3チャクラの
激しいエネルギーを探求するのにハート・イベン
トから始めたことが、第3チャクラの経験に深く
入っていく助けになったように感じました。
これからもこのふたつのイベントを組み合わせて、
それぞれのチャクラの素晴らしさをさらに伝えて
いきたいと思っています。
トーショー
HP インナーブロッサミング
http://inner-blossoming.com/profile.html
「ハートのチャクラの開き方」を体験して by くりのえ
わたしは鎌倉の和尚アートユニティが好きで、参
加できそうなワークショップがあれば参加してい
ます。
ヨガと出会って、瞑想に出会って、だいぶ心が軽
くなったのを感じていましたが、最近どうも行き
詰まっているような感覚があり、何か気づきが得
られたら、そんな思いで参加しました。
1年程前に転職をし、現在新しい会社で働いてい
るのですが、以前勤めていた会社に戻りたい…そ
んな気持ちが芽生えていて、自分自身戸惑ってい
ました。
もちろん戻りたいと話したところで、色々なこと
が重ならないと実現しないのですが、なぜ戻ろう
と思っているのか、もし戻ったら?このまま続け
たら?など、頭の中でずっとぐるぐるしていまし
た。
と、同時に何かが動き出しそうな予感がしていて、
自分の知らないところでは、何かが準備されて
いる…そんな胸騒ぎのようなものがあり、心が落
ち着かず、不安と期待が入り交じっていました。
そんな中受けたこのワークショップ。
わたしは桜の花びらに包まれながらメッセージを
受けとりました。
あなたがどこにいるかじゃない、あなたがいたい
ところであなたらしくいればいい。どこにいたっ
て、輝けるんだよ。
わたしは、どこで自分が働くことが賢い選択のか、
正解なのか、そんなことを求めていたんだなと
気づきました。
わたしはちゃんと自分を信頼していた。そう感じ
ることが出来ました。
瞑想の中で、死に怯える人たちの姿が見えました。
死にたくないともがく人たち。その姿を遠くから
ただ見ている自分。
その時、もし光を当てたらどうなるだろうと思い、
光を当ててみました。
すると強い白い光が人々を包み、恐怖を溶かして
いきました。
そこに残ったのは、愛でした。
わたしは、不安を感じてはいけない、イライラし
てはいけない、誰かを苦手だと思ってはいけない、
などと自分に言い聞かせてきました。そうしない
と、愛に満ち溢れた存在にはなれないと。
でも、そうするうちに喜ぶこと、笑うこと、楽し
むことまで少なくなっていることに気づきました。
不安になったり、傷ついたり、その根底には、誰
かを、何かを思う自分がいる。その気持ちまで自
分で否定していたと気づきました。わたしが弱い
から不安になる、わたしが相手に求めすぎている
から傷つく。その自分への制限や厳しさが他人へ
も影響していると。
コマラに、まず気づいた自分をお祝いしてあげて
と言われて、ポカンとしてしまいました。
なぜなら、自分で自分をお祝いなどしたことがな
かったから。お祝いするには、誰かの許可が必要
だと思っていたから。
自分を甘やかすと、ダメになるような気がして怖
かった。成長が止まるような。
でも、何もしないところから、何かが広がってい
く。それはとてつもなく広くて、自由で、無限だ。
ワークの中でコマラに、不安や恐怖は抱きしめて
あげてと言われてから、少しネガティブになった
ときは家にあるクッションを抱きしめています。
今までずっとかき消そうとしていたものを抱きし
める。それは、何か違うものになろうとしていた
自分を止めることでした。
どんなものにも、愛と光がある。だから何もしな
くていいのだと。そう感じた1日でした。
改めて、一緒に過ごせた方たちに感謝の気持ちを
伝えます。
ありがとうございます。
加できそうなワークショップがあれば参加してい
ます。
ヨガと出会って、瞑想に出会って、だいぶ心が軽
くなったのを感じていましたが、最近どうも行き
詰まっているような感覚があり、何か気づきが得
られたら、そんな思いで参加しました。
1年程前に転職をし、現在新しい会社で働いてい
るのですが、以前勤めていた会社に戻りたい…そ
んな気持ちが芽生えていて、自分自身戸惑ってい
ました。
もちろん戻りたいと話したところで、色々なこと
が重ならないと実現しないのですが、なぜ戻ろう
と思っているのか、もし戻ったら?このまま続け
たら?など、頭の中でずっとぐるぐるしていまし
た。
と、同時に何かが動き出しそうな予感がしていて、
自分の知らないところでは、何かが準備されて
いる…そんな胸騒ぎのようなものがあり、心が落
ち着かず、不安と期待が入り交じっていました。
そんな中受けたこのワークショップ。
わたしは桜の花びらに包まれながらメッセージを
受けとりました。
あなたがどこにいるかじゃない、あなたがいたい
ところであなたらしくいればいい。どこにいたっ
て、輝けるんだよ。
わたしは、どこで自分が働くことが賢い選択のか、
正解なのか、そんなことを求めていたんだなと
気づきました。
わたしはちゃんと自分を信頼していた。そう感じ
ることが出来ました。
瞑想の中で、死に怯える人たちの姿が見えました。
死にたくないともがく人たち。その姿を遠くから
ただ見ている自分。
その時、もし光を当てたらどうなるだろうと思い、
光を当ててみました。
すると強い白い光が人々を包み、恐怖を溶かして
いきました。
そこに残ったのは、愛でした。
わたしは、不安を感じてはいけない、イライラし
てはいけない、誰かを苦手だと思ってはいけない、
などと自分に言い聞かせてきました。そうしない
と、愛に満ち溢れた存在にはなれないと。
でも、そうするうちに喜ぶこと、笑うこと、楽し
むことまで少なくなっていることに気づきました。
不安になったり、傷ついたり、その根底には、誰
かを、何かを思う自分がいる。その気持ちまで自
分で否定していたと気づきました。わたしが弱い
から不安になる、わたしが相手に求めすぎている
から傷つく。その自分への制限や厳しさが他人へ
も影響していると。
コマラに、まず気づいた自分をお祝いしてあげて
と言われて、ポカンとしてしまいました。
なぜなら、自分で自分をお祝いなどしたことがな
かったから。お祝いするには、誰かの許可が必要
だと思っていたから。
自分を甘やかすと、ダメになるような気がして怖
かった。成長が止まるような。
でも、何もしないところから、何かが広がってい
く。それはとてつもなく広くて、自由で、無限だ。
ワークの中でコマラに、不安や恐怖は抱きしめて
あげてと言われてから、少しネガティブになった
ときは家にあるクッションを抱きしめています。
今までずっとかき消そうとしていたものを抱きし
める。それは、何か違うものになろうとしていた
自分を止めることでした。
どんなものにも、愛と光がある。だから何もしな
くていいのだと。そう感じた1日でした。
改めて、一緒に過ごせた方たちに感謝の気持ちを
伝えます。
ありがとうございます。
by くりのえ
☆ ☆ ☆
ハートのチャクラの開き方 1Dayワークショップ
日程 2018年7月8日(日)
※早割り 15,000円 (6月7日(水)までにお振込み完了の場合)
講師 黒田コマラ
http://tinyurl.com/y97u4yd3
☆ ☆ ☆
ハートのチャクラの開き方 1Dayワークショップ
日程 2018年7月8日(日)
※早割り 15,000円 (6月7日(水)までにお振込み完了の場合)
講師 黒田コマラ
http://tinyurl.com/y97u4yd3
☆ ☆ ☆
「内なる女性性と男性性に価値を与える」 by Viramo
<『女性性に開く―女性であることの
パワー』に参加して>
昨年12月、アルヴィナによる日本で初めての女性
性のコース、『女性性に開く―女性であることの
パワー』に参加しました。
ハートを開くことで感じる感受性が開き、女性と
しての条件づけといった隠れていたものを表面化、
さらに深く入り、女性としての本質にも愛と気づ
きをもたらした、とても美しいコースでした。
また、女性性だけでなく、男性性にも開き、男性
性からの条件づけや本質にも、愛と気づきをもた
らしていきました。
ハートと共にあり、その両方の本質に感謝し、価
値を与え、その自然な流れの中で深い静けさにく
つろぎ、自分が本当は誰であるか?にも気づいて
いった、すばらしい三日間だったと思います。
コースに参加したことで、5年ほど前から趣味で
始めたバラの栽培を通して、女性性と男性性の本
質を認識し、価値を与えることができた体験をシ
ェアしたいと思います。
バラの栽培を始めた元々のきっかけは、更年期障
害の重い症状に苦しんでいたことからです。その
当時、バラの花の優雅さ、美しさに魅せられて、
園芸店に行っては衝動的に鉢植えを買い込んでい
ました。
更年期障害特有の憂鬱感といった症状を少しでも
緩和したい気持ちがあったのでしょう。感動や潤
い、リラックスできる対象をバラの花に求めてい
たのです。
アルヴィナは「気づきが狭くなって表層にいると
き、女性によくあるのは、子供やパートナーなど
に愛や自分の幸せを求め、依存することです」と
コースで話してくれました。私はバラの花を通じ
て、そのことに陥っていました。
計画性もなく購入したバラの開花の時期は、アッ
という間に終わり、夢から覚めていきました。結
果、後に残ったのは鉢植えの数々です。
花の部分にだけ憧れて、一時、外側に愛を求めて
集めてしまった無数のバラの生命を、さあ、どう
しましょう?
と言うことで、実は後戻りできないこんな経緯が
あり、いつかは美しいバラ園になるであろう希望
をもって、夫の理解と協力のもとにバラの栽培が
スタートしたのです。
外側に愛を求めて集めたバラとはいえ、その全て
が色や香り、大きさや形、性質等、様々な個性を
持っている尊い生命です。
この生命たちを農薬や殺虫剤まみれで育てたくな
かったこと、大地やそこに集う数々の生命に負荷
をかけたくなかったこともあり、最初から迷わず
無農薬栽培を選択しました。
この栽培方法では手間もかかり、枯れてしまうリ
スクも高いのですが、今思えば、この体験の中に
女性性と男性性の質が、私なりのバランスでもた
らされていたのです。
バラの花の部分にフォーカスして愛でるだけなら、
バラは女性性の象徴のように見えます。
しかし、これが実際に栽培になると創造、行動と
言った男性性の出番も同時に必要なようです。
お姫様みたいに真綿で包まれるように育てられて
きた歴史が長いバラには、私の住んでいる大自然
の環境では外敵が多すぎます。
やわらかい若葉や花の甘い蜜の香りに誘われて、
たくさんの蝶々や蜂たちが集うだけでなく、バラ
に害を及ぼす虫もやって来ます。
また、ここ数年の不安定な気候も外敵のひとつで
す。穏やかな日ばかりではありません。暴風、暴
雨、乾燥、猛暑続きといった悪天候にも見まわれ、
病気が出ては成長を阻まれること度々です。
このような環境での無農薬栽培は無謀な選択だっ
たとも言えますが、実はこの体験の中にチャレン
ジや冒険、リスクを冒すといった男性性の本質と
つながっていたのだと思います。
痛い目にあっても努力し続ける粘り強さ、植物の
ガンであるこぶ病を集中して手術すること、立派
に伸びた枝を思い切って剪定する決断力なども、
男性性の本質なのでしょう。
一方の女性性の本質ですが、生命を育てるのに必
要な母性や思いやり、やさしさはもちろんのこと、
株が育ち開花するまでに時間を要するこの栽培
方法では、待つという意味での忍耐強さの質も育
んでくれたと思います。
人間のマインドの都合では、早く大輪の花をたく
さん得たいと願うのですが、バラの生命にとって
は困難な状況に見まわれるほど、自力で大地に深
く根を張っていきます。
根が深く張れるように、落ち葉のような有機質の
ものでマルチングして土壌改良をそっとサポート
することや、やさしいオーガニック肥料作りへの
創意工夫なども、女性性の愛の表現だと思います。
また、バラの栽培は住む環境によって、Howto
本にある知識通りにはいかないことだらけで、こ
ちらの観察力や直観が問われます。
そんな時、バラの前で座り深呼吸してハートにつ
ながり、受容的なやさしい眼で見てみます。する
とバラがどうして欲しいのか?に気づくための感
受性とつながることができます。
そうすることで、深いレベルでバラを感じて、こ
こでの環境に適した知恵が与えられます。
嬉しいことに5年ほど経った現在は、生態系が整
ってきて病虫害が軽減しています。成長にばらつ
きはあるものの、年々バラはたくましくなり、色
鮮やかに、香り深く、花開く数が確実に増えてい
ます。
本格的な寒さのこの季節は、バラの剪定や移植、
定植に大忙しの毎日です。しかし、これを単なる
作業にしないよう気をつけています。
冬枯れの静けさの中で、同時に渡り鳥のさえずり
に耳を傾けながら、ハートを思い出す絶好のチャ
ンスだからです。
バラの栽培を通じて内なる女性性と男性性の質は、
じわじわと育まれているようです。休眠期と見え
る冬季のバラが、土の中では根の成長が休みなく
続いているのと同じようにです。
聖地・高千穂との間にそびえ立つ祖母山を背景に、
今年もバラ達が奏でるハーモニーを楽しみに、
今日もバラと向き合いながら、この瞬間に気づい
ていたいと思います。
Viramo keiko kayama
Webサイト PC版 http://angelfarm.jp
スマホ版 http://angelfarm.jp/mob.html
アルヴィナ 来日
ユニティインスティチュート スケジュール
パワー』に参加して>
昨年12月、アルヴィナによる日本で初めての女性
性のコース、『女性性に開く―女性であることの
パワー』に参加しました。
ハートを開くことで感じる感受性が開き、女性と
しての条件づけといった隠れていたものを表面化、
さらに深く入り、女性としての本質にも愛と気づ
きをもたらした、とても美しいコースでした。
また、女性性だけでなく、男性性にも開き、男性
性からの条件づけや本質にも、愛と気づきをもた
らしていきました。
ハートと共にあり、その両方の本質に感謝し、価
値を与え、その自然な流れの中で深い静けさにく
つろぎ、自分が本当は誰であるか?にも気づいて
いった、すばらしい三日間だったと思います。
コースに参加したことで、5年ほど前から趣味で
始めたバラの栽培を通して、女性性と男性性の本
質を認識し、価値を与えることができた体験をシ
ェアしたいと思います。
バラの栽培を始めた元々のきっかけは、更年期障
害の重い症状に苦しんでいたことからです。その
当時、バラの花の優雅さ、美しさに魅せられて、
園芸店に行っては衝動的に鉢植えを買い込んでい
ました。
更年期障害特有の憂鬱感といった症状を少しでも
緩和したい気持ちがあったのでしょう。感動や潤
い、リラックスできる対象をバラの花に求めてい
たのです。
アルヴィナは「気づきが狭くなって表層にいると
き、女性によくあるのは、子供やパートナーなど
に愛や自分の幸せを求め、依存することです」と
コースで話してくれました。私はバラの花を通じ
て、そのことに陥っていました。
計画性もなく購入したバラの開花の時期は、アッ
という間に終わり、夢から覚めていきました。結
果、後に残ったのは鉢植えの数々です。
花の部分にだけ憧れて、一時、外側に愛を求めて
集めてしまった無数のバラの生命を、さあ、どう
しましょう?
と言うことで、実は後戻りできないこんな経緯が
あり、いつかは美しいバラ園になるであろう希望
をもって、夫の理解と協力のもとにバラの栽培が
スタートしたのです。
外側に愛を求めて集めたバラとはいえ、その全て
が色や香り、大きさや形、性質等、様々な個性を
持っている尊い生命です。
この生命たちを農薬や殺虫剤まみれで育てたくな
かったこと、大地やそこに集う数々の生命に負荷
をかけたくなかったこともあり、最初から迷わず
無農薬栽培を選択しました。
この栽培方法では手間もかかり、枯れてしまうリ
スクも高いのですが、今思えば、この体験の中に
女性性と男性性の質が、私なりのバランスでもた
らされていたのです。
バラの花の部分にフォーカスして愛でるだけなら、
バラは女性性の象徴のように見えます。
しかし、これが実際に栽培になると創造、行動と
言った男性性の出番も同時に必要なようです。
お姫様みたいに真綿で包まれるように育てられて
きた歴史が長いバラには、私の住んでいる大自然
の環境では外敵が多すぎます。
やわらかい若葉や花の甘い蜜の香りに誘われて、
たくさんの蝶々や蜂たちが集うだけでなく、バラ
に害を及ぼす虫もやって来ます。
また、ここ数年の不安定な気候も外敵のひとつで
す。穏やかな日ばかりではありません。暴風、暴
雨、乾燥、猛暑続きといった悪天候にも見まわれ、
病気が出ては成長を阻まれること度々です。
このような環境での無農薬栽培は無謀な選択だっ
たとも言えますが、実はこの体験の中にチャレン
ジや冒険、リスクを冒すといった男性性の本質と
つながっていたのだと思います。
痛い目にあっても努力し続ける粘り強さ、植物の
ガンであるこぶ病を集中して手術すること、立派
に伸びた枝を思い切って剪定する決断力なども、
男性性の本質なのでしょう。
一方の女性性の本質ですが、生命を育てるのに必
要な母性や思いやり、やさしさはもちろんのこと、
株が育ち開花するまでに時間を要するこの栽培
方法では、待つという意味での忍耐強さの質も育
んでくれたと思います。
人間のマインドの都合では、早く大輪の花をたく
さん得たいと願うのですが、バラの生命にとって
は困難な状況に見まわれるほど、自力で大地に深
く根を張っていきます。
根が深く張れるように、落ち葉のような有機質の
ものでマルチングして土壌改良をそっとサポート
することや、やさしいオーガニック肥料作りへの
創意工夫なども、女性性の愛の表現だと思います。
また、バラの栽培は住む環境によって、Howto
本にある知識通りにはいかないことだらけで、こ
ちらの観察力や直観が問われます。
そんな時、バラの前で座り深呼吸してハートにつ
ながり、受容的なやさしい眼で見てみます。する
とバラがどうして欲しいのか?に気づくための感
受性とつながることができます。
そうすることで、深いレベルでバラを感じて、こ
こでの環境に適した知恵が与えられます。
嬉しいことに5年ほど経った現在は、生態系が整
ってきて病虫害が軽減しています。成長にばらつ
きはあるものの、年々バラはたくましくなり、色
鮮やかに、香り深く、花開く数が確実に増えてい
ます。
本格的な寒さのこの季節は、バラの剪定や移植、
定植に大忙しの毎日です。しかし、これを単なる
作業にしないよう気をつけています。
冬枯れの静けさの中で、同時に渡り鳥のさえずり
に耳を傾けながら、ハートを思い出す絶好のチャ
ンスだからです。
バラの栽培を通じて内なる女性性と男性性の質は、
じわじわと育まれているようです。休眠期と見え
る冬季のバラが、土の中では根の成長が休みなく
続いているのと同じようにです。
聖地・高千穂との間にそびえ立つ祖母山を背景に、
今年もバラ達が奏でるハーモニーを楽しみに、
今日もバラと向き合いながら、この瞬間に気づい
ていたいと思います。
Viramo keiko kayama
Webサイト PC版 http://angelfarm.jp
スマホ版 http://angelfarm.jp/mob.html
アルヴィナ 来日
ユニティインスティチュート スケジュール