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主治医からの説明や当日までの過ごし方
手術を受けるにあたっての麻酔の量を決めるのに、呼気を測ったり血管の収縮の状態などを受けるために2度ほど検査に行きました。
先生からは右の卵巣腫瘍は85%以上は良性でまず悪性ではないと思われます。しかし、大きさが10センチ以上もあるので、腹腔鏡手術はできなくて開腹手術になるとの説明。
開腹も20センチは切るかと思います。
「だんだん、テンション落ちてきた~」
いや、日常でお腹を見せて歩くわけではないので困ることはないのだけれどやっぱり嫌やなというのが本音。
ことある毎に説明されて同意書を書いたのが
「手術中に卵巣腫瘍の生検して、万が一、悪性が見つかったら子宮・卵巣に加えて、リンパ節、大網も切除します」という内容の書面。なんかこの手術方法が業界ではセットらしい。
何十年も診てこられた先生が85%以上大丈夫というのだから、大丈夫よね。って半分以上楽観的でした。
その為、2月に今じゃ全然チケット取れないMs.GreenAppleのライブに行く予定でした
この時までは・・・。
手術前日
全日の朝に入院して、もう明日は手術。
看護師さんや麻酔科の先生が立ち替わり入れ替わりにやってきて、何度も同じ説明をされる。
ただ、和んだというか「へぇ~~~」と思った事。
手術中に流す有線の曲を数曲選んで、後は好みのチャンネルにしてくれるというもの。
確か当時流行っていた、「King gnuの白日」と「米津玄師さんのLemon」をチョイスした覚えが。
麻酔が効いて寝ているとは言え、潜在的には聞いているのかしら?って思った気がする。
手術当日~術後
手術当日の朝、ロシアから帰国して付き添ってくれた旦那さん。
安心できるかと思えば、全く逆で私に全く寄り添うとか皆無の人で、ひたすら「え?大丈夫なん?」って不安のエネルギー駄々洩れの事しか言ってこない。
看護師さんたちに私よりもご主人大丈夫ですか?って心配されたほどww
まぁ、不器用な人でした
手術室でいよいよ背骨からの麻酔。
「これが一番痛いので、頑張ってね。でも動かないでね。」
と動かないようにするために、身体を一時的に拘束されました。
この時間に、King gnuの白日が流れて「あ!聞こえた~」って思ったのも束の間。
「イタッ 」ってなって、次にマスクをつけられて秒で完全に麻酔が効いて眠りに落ちました。
どのくらい経過したかなんて知るはずもなく、目が覚めたと同時に、「私はどこにいるのだろうか?」ってまず位置確認して辺りを見渡しました。
意識がも朦朧とする中、なんか沢山の線に繋がれていて身動き取れないしどこが痛いかわかないくらいの全身に感じる身体の痛み
少し頭を傾けたら、旦那さんが座っていました。
「目が覚めたんか。俺、トイレ行きたいねん」っていわれて、「はぁ?第一声がそれかいっ。」
先生に部屋を移動しないように言われたから・・・。
という理由でしたww
今は笑い話ですが、当時はなんかショックを受けてました。
しばらくして主治医がきて、「あのね、手術が長引いてね。言っていたように子宮と卵巣、大網、リンパ節をとりました。また後日説明します。」と去っていき、「あ・・・悪性だったってことね。」と理解してまた意識が遠のいて眠りの中へ。
3時間で終わる予定の手術が6時間半かかったみたいです。
ここから私の身体は自分で意識して扱うのが困難になって、わけわかない状態になってるわ~って思うことが続きました。
今は自力歩行を促すために早い段階で術後カテーテルを抜くので、術後2日目にして「トイレは頑張ってで行ってください。」と言い渡されます。
まず、お腹が痛すぎてベッドから降りるのが激痛
数メートル先のトイレへ歩いていくだけでも、フラフラして時間かかるし、痛みが半端ありません。
そして何よりびっくりしたのが「え!どうやってトイレするんだった?どこに力をいれたら、おし〇こできるんだっけ?」状態
あまりの衝撃にトイレでナースコールしてしまいました。
人の身体って当たり前に出来ていたことが、出来なくなっている自分に驚いて戸惑いました。
治療方針を決める
次の日、旦那さんも交えて主治医からの説明がありました。
ここで「悪性卵巣腫瘍」を言い渡され、抗がん剤を勧められました。
一般的には病院側が提示する、当然の治療の流れなんだと思います。病名はまだ確定できず、1か月半かかったと記憶しています。
私よりも主人がパニックになり取り乱していたので、後から看護師さんに「ご主人大丈夫でしたか?」と聞かれましたが、それよりも
私の心情はというと「あ~抗がん剤かぁ・・。打ちたくないな。」でした。
旦那さんが焦っているのを見ても「なんでそんなに同じこと何回も聞いてるんだろ~か?」とあたかも私から遠いスクリーンで上映されているみたいでした。
抗がん剤を打ちたくないという動機には、2014年に他界した父が悪性リンパ腫の治療で抗がん剤投与をし、とても辛そうだったことが影響していました。抗がん剤に対するイメージもよくありませんでした。治るという方向ではどうしても捉えられられていませんでした。
主治医には「考えます」と言いましたが、「打たない」という気持ちの方が強かった。こんなにも身体がしんどい状態で免疫も落ちているのに、今抗がん剤を投与することは私にとって、死に直結することと感じていました。
抗がん剤のリスクとして鎖骨の下にポートを開設することも考えないと血管が耐えられないということも再三説明されました。
同時に看護師さんからの哀れみの眼差しが痛すぎて・・・。
そんなに「可哀そうに」というエネルギーを発しないで欲しいと、検温や点滴に来るたびに感じていました。
決め手となったのは、病名が出た時の説明で抗がん剤はあまり期待ができない類ですと言われたことです。
期待も出来ず、エビデンスが少ないのであれば他の治療方法を探したいと思ったのです。
③へ続く
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