Microsoftのクラウドストレージサービス OneDriveにも写真をアップロードして保管することができます。
このこと自体は「OneDrive 写真の整理と検索」記事でご紹介しました。
今回は、写真に付与するタグについて見てみます。
PCの Webブラウザで OneDriveを開き、左側のサイドパネルで「写真」をクリックすると保存されている写真などの画像ファイルが右側に一覧表示されます。
「ギャラリー」タブでは、撮影日の新しいものから順に並んでいます。
その中の 1枚の写真にマウスを重ねて右下に表示される「i」ボタン「情報」をクリックします。(下図)
すると、画面右側にタグを含めた写真の情報が表示されます。(下図)
このタグは、写真をアップロードした直後は何も含まれていません。
ですが、15分ほど経つと自動的に追加されてきます。
これは、AIが写真を解析して、自動的にタグを追加してくれています。
OneDrive画面の右上にある歯車ボタン「設定」から「オプション」をクリックし、左側の「写真」をクリックすると「写真のタグ付け」に関する設定項目が表示されます。(下図)
デフォルトではこのスイッチはオンになっており、上記したように AIタグが自動的に追加されます。
なお、そこに表記されている「詳細情報」をクリックすると、Microsoftのサポートページ「OneDriveで写真を整理および検索する」が新たなタブに表示されます。
このタグは、もちろん検索のために付与されたものですので、検索してみましょう。
自動追加された AIタグで検索してみると、ヒットするものとヒットしないものがあります。
タグによるこの違いはどこから来るものか不明です。
また、私個人の OneDriveでは AIタグが英単語であるのに対し、団体の教室PCでは日本語です。
この「情報」に追加された AIタグは、手動で削除したり追加することができます。
表示されるタグの中で不要なものがあればその右端にある「×」をクリックし、反対に追加したいときは「+ タグを追加する」ボタンをクリックして追加します。
また、タグの上にある「説明の追加」欄に自由に説明を記載しておくこともできます。
これも検索用に使えます。
そして、「探す」タブを開くと、「場所」や「物事」というカテゴリに代表的なキーワードで分類され、クリックすると一覧表示されます。
ここから探すという方法もあります。
でも、これも完全なものではないので、確実に探すには上記のように手動でタグや説明を追加する必要があります。
スマホ版も操作は同様です。
OneDriveアプリを開いて「写真」を開き、タグを追加したい写真を開いて右上の「…」から「詳細」をタップします。
その写真の詳細情報が表示されます。(下図)
その中にタグが列記される項をタップすると「タグを編集」画面が開きます。(下図)
ここで新たなタグを追加したり、不要なタグの削除ができます。