これも、先日の「Apple Intelligenceでできること」記事で、AI(Apple Intelligence)の機能として上げられていた中から「写真アプリでの自然言語検索」「写真アプリでのメモリームービーの作成」について試してみました。
最近の写真閲覧アプリは、画像解析をして自動的にタグを付けてくれるようになりました。
それをキーワードとして検索できるのですが、検索するときそのキーワードを覚えておかないと上手く検索できません。
こんなときこそ“AI”が助けてくれたら、と思っていたら、Apple Intelligenceがサポートしてくれました。
上記記事でも、
AI処理をサーバー上ではなく、デバイス上で処理するため、高速で、かつプライバシーを保護しながら利用できる
と書きました。
つまり、このような自分の写真ライブラリに対する AI処理も iPhoneの中で実行してくれるということです。
写真を AI検索
写真ライブラリにある写真を、AIによって思いついた言葉で検索できます。
「写真」アプリを開き、画面右上の検索アイコン(虫めがねマーク)をタップします。
検索画面が開き、検索ボックス内に適当な検索ワードを入力します。
試しに「タケノコ」と入力してみると、すぐに検索結果が現れます。(下図)
検索結果の右上にある「…」をタップすると、並び替えやフィルターなどの操作ができるメニューが現れます。(下図)
単語だけだと普通の写真検索とあまり替わり映えしないので、少し詳細なキーワードにしてみます。
「花びらをズームアップした桜の写真」としてみました。(下図)
検索の意図をちゃんと理解してくれているようです。
メモリームービーを作成
上記 AI検索の応用ですが、メモリームービーを作成することができます。
「メモリー」は、ライブラリ写真からアプリが自動的に写真を集めて作成する BGM音楽付きのスライドショーです。
今までは、iPhoneが勝手に(?)作ってくれていましたが、今回から自分の意図で好きなテーマで作成することができるようになったという訳です。
ライブラリを上にスクロールすると、「メモリー」という項目が現れます。(下図)
その右上にある「作成」をタップします。
Apple Intelligenceの入力ボックスに、ここでは例えば「街路樹 静かな曲」というように入力してみました。
すると、ライブラリの写真を検索し、与えたテーマに沿って写真が選択され、さらに BGMを加えてメモリを作り始めます。(下図)
画面上をタップすると一時停止ボタンが現れます。
タップして一時停止させ、左上の「<」で元の画面に戻ります。
「保存」すれば「メモリー」欄に保存されます。
でも、一定期間を過ぎると表示されなくなるので、残しておきたい場合は[お気に入り]をタップします。