OneDriveを開いて、左側にあるナビゲーションで「写真」を選択すると、OneDriveに格納されている画像ファイルが一覧表示されます。(下図)

 

ここには、写真だけでなくスキャンした画像やスクリーンショット画像などすべての画像ファイルが日付順に並べられています。
撮影日時・作成日時が最近のものが上位に、古いものは下位に表示されます。
画面をスクロールするか、画面右側にマウスポインターを持って行くと時間スケールが現れますので、大雑把な撮影年月・作成年月が分かっている画像ファイルであれば、その年月をクリックしてそこまでスクロールさせることができます。(下図)

 

ローカルPCで写真を整理するとき、日付やイベントごとにフォルダを作成し、その中に該当する写真を保存している方が多いですね。
OneDriveでも同様で、[自分のファイル]-[画像]の中にフォルダを作成し、そこに写真を格納すれば宜しいです。
そのとき、フォルダ名として日付とイベント名を組み合わせたものとすれば、より探しやすくなります。

さて、上図の「写真」画面の最上部に検索ボックスがあります。
その中には「日付、タグ、位置情報などで写真を検索する」と書かれています。
写真ファイルであれば「日付」は撮影日時を指し、デジカメやスマホで撮れば通常は Exifデータが埋め込まれ、その中に撮影日時も記録されています。
検索ボックスに「2012」とか「2012年8月」といった形式で撮影年月を指定し検索できます。
「位置情報」も Exifデータの中に撮影時の緯度経度が記録されていますので、撮影場所の住所(市区町村名、例えば「東京都江戸川区北小岩」)などを入力して検索できます。

「タグ」は、Exifデータに格納することができますが、デジカメなどで撮った時点では未入力になっています。
1枚の写真を開き、画面右上の「i」(詳細情報の表示)をクリックすると、その写真ファイルの撮影日などの情報を見ることができます。(下図)

 

OneDrive上ではこのうち上部にある「説明の追加」と「タグ」項の編集ができます。
「説明の追加」欄は任意のキーワードを入力でき、写真に写っている特定の人の名前や地名・建物などを入れておくと後で検索できます。
「タグ」項は、OneDriveに格納した画像について、自動的に付与されたタグですが、中には不要なタグや誤認識されたタグが含まれているかもしれません。
不要であれば、そのタグの右端の「×」をクリックして削除できます。
また、「+ タグの追加」をクリックすれば、新たなタグを追加できます。

その他、画像認識され一般的な語句で検索することもできます。
ですが、OneDriveの画像認識はさほど柔軟ではなく、任意の検索ワードでヒットする訳ではありません。
むしろ、「写真」画面の左上にある「ギャラリー」に替えて「参照」をクリックして探したほうが良いでしょう。


 

「参照」画面では、「場所」「物事」などでカテゴライズして自動分類されて表示されます。(下図)

 

「場所」「物事」の右側に表示される「すべて表示」をクリックすれば、さらに多くの分類が表示されます。