以前自主管理をしていたマンションの1階店舗に、テナントとして入ってくれていたスペイン人オーナーさん。
そのオーナーさんから、バルセロナの賃貸用不動産は意外に安いんだよと、当時聞いたのでした。
しかも、人気が高いから空室になるリスクは低いし、一方で家賃は高いから収益性が高くオススメですよと教えてもらったのは10年以上も前のこと。
オーナーさんは、ガウディの「サグラダ・ファミリア」が望める区分マンションを所有し、長年の運用実績をお持ちでした。
そうしたこともあったので、スペイン政府が2013年に導入することになった「ゴールデンビザ」について非常に興味を持ったのです。
スペインの「ゴールデンビザ」とは、外国人が50万ユーロ相当の不動産を所有し、一定の条件を満たすことでユーロ圏での長期滞在ビザが得られ
更に、永住権申請の道も開けるという優れたプログラム内容。
既にマレーシアのMM2Hビザを取得していたため、当該ビザを検討する余力が無かったものの、一挙両得で魅力的なビザだなと感じていたのでした。
しかしながら、コチラの記事によれば、スペインの首相が「ゴールデンビザ」プログラムの廃止をいよいよ発表したのだそうです。
高騰する不動産市況の安定化が表向きの理由のようですが、これまでにも欧州委員会が「安全保障上のリスク」や「移民対策」を理由に
各国にプログラムの中止を求めていたらしく、そうした一連の流れがあったのでしょう。
事実ヨーロッパではスペインに限らず、こうした投資家ビザの廃止や制限が最近は目立ってきています。
2023年2月には、アイルランドとポルトガルが「ゴールデンビザ」を廃止。
参考記事
欧州以外では、2024年1月にオーストラリアが投資家ビザ(188)の新規受付を終了しています。
マレーシアの長期滞在ビザである「MM2H」も、紆余曲折を経ながら条件緩和の方向に落ち着きましたが、突如条件を厳しくしたのは記憶に新しいところです。
各国が置かれている環境や事情に左右されるとは思うものの、こうした外国人向けの長期滞在ビザや永住権はハードルが高くなる一方で
将来的な移住を考えている方にとっては、取れるときにとっておいた方が良いということになるのでしょうね。
そう言う意味では、比較的条件の緩いインドネシアは狙い目なのでしょうか。
ノマドビザは、Google検索から私のブログに辿り着く方が割といらっしゃるので注目度は高いのでしょう。
その他、カンボジアやサウジアラビア、ドバイとかも。
一方で、海外の方からすると日本は逆にどんどん移住に対して緩和されているイメージでしょうか
中国人、経営・管理ビザ10年で永住権申請狙い
— きやすめ (@Zero_E13A1) 2015年12月2日
「永住権を取得できれば便利です」
「社会保障を受けて安心して暮らしたいんです」#nhk pic.twitter.com/flqUiFcYC8
そもそも河野太郎はすでにJCの会合で〈21世紀の河野談話〉を出していた。日本の国境を無くして日本人を改造しようという恐ろしい謀略だ。河野はこう言った、… https://t.co/nFoFyYYTMP pic.twitter.com/5qd2Pia1es
— 西村幸祐 (@kohyu1952) 2024年4月1日
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