マレーシア生活では必須になりつつある配車サービスのGrab。
移住したての頃は、タクシーしか無かったため、メーターを使わない不明瞭なドライバーに出くわしたり
乗車拒否や、「渋滞が酷いから、お前ここで降りろ」と言われたのも1度だけではありません。
なるべくなら、マレーシアでタクシーを利用しないようにしようと思ったものです。
しかしながら、配車サービスのUberが上陸してからは、料金体系が明瞭になったほか、アプリで呼べる便利さや
ドライバーの名前と顔がアプリ上で公表されることもあり、不正の抑止力が働いたことも大きいでしょう。
私も気兼ねなく利用するようになりましたし、市場も拡大していきました。
そうした中、マレーシアで産声を上げた「MyTeksi」が急成長。
Grabに名前を変え、Uberの東南アジア事業を買収してからは市場をほぼ独占。
2021年には米国NASDAQに上場し、創業者のTan氏は30代で推定純資産1,000億円以上を手にすることとなったのです。
そんなマレーシア発のGrabには、家族で大変お世話になっています。
昨日は、飲み会に参加するために集合場所までGrabを利用。
散会し、程良く酔った帰りもGrabを活用。
しかしながら、配車された車に違和感を感じます。
派手な電飾を纏った車の到着に、「これはヤ○キーか、走○屋か?」と嫌な胸騒ぎ
その予感は当たり、急加速をしては車間距離を詰めていくし、接触スレスレで車線変更したり。。。
もう、すっかり酔いも冷めます
逆にバンプのあるところでは、車体を傷つけないように、ゆ〜くりと運転。
これは事故にでもあったら大変だと思い、一旦車がゆっくりになったところで
「ここでOk、おりるよ」と自宅へ着く前に早々とドライバーに告げたのでした。
人を乗せて走っているのに、車間距離を詰めるなんて言語道断です。
これまでGrabに乗車した時は、そうしたケースに出会すのは少なかっただけに誠に残念。
それでも、以前スピードを出し過ぎるドライバーにあたってしまったことを思い出します。
「もっとゆっくり走ってくれないか」とお願いしたら、「全然スピードを出していないじゃないか」と何故か逆ギレ。
車内には、微妙な空気が流れたのでした。
確かに人によって、スピード感や車間距離の感じ方は異なるのかもしれません。
ですが、車間距離を詰めるのがまるでルールなのかと錯覚するほど、マレーシアでは日常茶飯事のように追い立てられますし
ドライブ中に非常識だなと思う運転は、うんざりする程出くわします。
ハンドルを持つと人が変わるのが国民性としてあるのではないかとの思いを、移住当初から払拭できずにいたりするのです。
今回帰路途中ながら降車して、「生きてて良かった〜」と染み染みと感じましたが
そうしたリスクと隣合わせであることを、改めて考えざるを得なかった出来事でした。
そして、あのトラウマがまた脳裏に
今後のためにも、Grabには報告しておかないといけませんね
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