本当であれば自家用車で向かいたかったシンガポール。
しかしながら、シンガポールへ車で入国する際に必要なオートパスカードが有効期限切れ。
諸々の手続きを終え、シンガポール交通局に発行申請をしているものの
更新後の保険証書取得に時間が掛かっていたため、未だ申請後の受理メールが返信されず。。
過去ブログ
今回、娘の大学視察とマリオットBonvoyの無料宿泊特典の期限が迫っていたので
バスでシンガポールへ向かうことにしたのでした。
通勤ラッシュの時間を避けて、お昼頃にJBセントラルのCIQへ向かいます。
家族にとっては、相当久し振りとなるバスでの国境越え。
殆ど並ばずに出国審査を通って、下の階のバス乗り場へ。
一番手前のクランジ駅まではRM2.6(約81円)。
スタッフさんに支払い、切符を渡されます。
因みに、以前まではRM1.7だったと記憶しているのですが、若干の値上げでしょうか。
なお、シンガポール側からJBに向かう際は、数値が変わらずRMがシンガポール$表記となるため
クランジ駅発のJB行きは、バス運賃が$2.6(約280円)になります(現金払いの場合)。
コーズウェイも全く渋滞することなく、バスレーンを通って、あっという間にシンガポールへ。
一旦入国審査を受けるために降車。
今年1月にシンガポール入国した際は、外国人用カウンターでスタッフさんによるパスポートチェックを受けていたのですが
今回は、指定国のパスポート所有者であれば右側レーンで自動化ゲートの利用が可能になっていました(日本も対象)。
イミグレを出て、階段を降りた先にCW(コーズウェイリンク社)のバス乗り場。
生き先によってレーンが異なりますので、クランジ駅行きのCW1の列に並びますが、直ぐにバスが到着。
JBで乗車時に受け取ったチケットをスタッフさんに見せて再び着席。
驚くほどスムーズに、しかもバスで吊り革に掴まることも無く
JBセントラルからクランジ駅まで30分足らずで辿り着いてしまいました
平日の昼時という時間帯だからこそかもしれませんが、これならノーストレス
この日向かった先は、南洋理工大学。
設立は1991年と比較的新しい国立大学ですが
狭い国土にありながら敷地面積200haを誇り、学生数は院生含め約3万人のマンモス校。
(出典:Frontier enterprise)
理系大学では、アジア最高峰の評価を得ている超名門です。
(QSランキングより)
教育立国であるシンガポールの国民が、小さい時から凌ぎを削りながら目指す最難関校ですから
留学生にとっては一層ハードルが高く、狭き門。
ですが、娘にとって尊敬して止まない塾の先生が、同校の出身だったこともあり
いつしか憧れの学校として存在感が増していったのでした。
そのため、娘が「Aレベル」課程に進む前に、是非とも見学しておきたかったのです。
クランジ駅のピックアップエリアから、シンガポールで初のGrdb乗車。
流石、シンガポールは交通規制が厳しいのか、ドライバーさんはスピードを出し過ぎることもなく
車間距離をしっかり開けて運転
15kmで$17(約1,800円)ですから、日本でタクシーを使うよりかは、半額以下で利用できるイメージでしょうか。
南洋理工大学の象徴的建物と言える「The Hive」で降車。
建物名は「蜂の巣」を表すようですが、私的には積み重ねた小籠包の蒸籠の如し
Wikipediaによれば、英国のトーマス・ヘザウィック氏による設計で、建築費用は約48.5億円。
角の無い56の教室を収容し、上から下に行くほど先細りとなる不思議な設計。
日本では、まず建築許可が降りなそうな独特な建物です。
一階フロアには、「Coop-Cafe」がオープンしており学校関係者でなくても利用可能。
ドリーのフライセットが$7.5、チキンとカルボナーラは$9。
カフェテリアで黙々とラップトップで作業している学生さんを眺めつつランチを摂っていると
いつしか外は雷を伴う土砂降りの雨
当初、敷地内のシャトルバスに乗って、丹下健三氏が監修した施設等も視察したいと思っていたのですが
これでは、身動きが出来ません。
しかしながら、「The Hive」と隣合わせの棟が橋で繋がっていたので濡れずに移動。
棟内にはコンビニが配置され、アルコール類も販売。
鰻弁当が$5.9だったので、もしかしたらマレーシアよりも安いかもしれません(現在レートで1シンドル107.8円)。
コンビニの奥に進むと、フードコートを発見。
開放感ある空間に沢山の店舗が並び、和食メニューもあります。
牛焼き肉プレート定食が$6、チキンカツ煮定食が$5。
チキンライスが$3.5、小籠包6つで$4.8。
学食ということもあって価格を抑えているのかもしれませんが、マレーシア並みの価格にびっくり
メルボルンでお会いした日本の方が、シンガポールとオーストラリアでの移住歴があり、両国とも物価は高いが
シンガポールはホーカー等を利用すれば、安い外食も可能だけれどオーストラリアには逃げ場が無いと語っていたのを思い出します。
学生生活での食費を安く抑えられそうなのは、親としては大事なポイント
しかし降り止まない大雨のため、学生棟でのヒアリングや他の施設への移動が困難だと判断し、大学を後にします。
8月30日に「Open House」が開催されるようですので、その時に改めて訪問してもよいのかもしれません。
「オートパスカード」を入手して、今度は自分の車で
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