マレーシアのタクシー事情 | 競売不動産で海外移住

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競売による物件落札で人生が大きく好転、セミリタイアを実現し2013年より家族でのマレーシア移住を開始。競売と日々の生活情報を気ままにアップしていきます!

こんにちは!
「競売大好き」です。

日本に居た際は殆ど乗る事が無かったタクシー。

非常に高いので経済的に乗り難いというのもありましたが、東京であれば縦横無尽に鉄道が通っていますので必要なケースが殆ど無かったとも言えます。

因みに、日本に一時帰国する際に重宝しているのが24時間営団地下鉄乗り放題チケットです口笛

これは1日券と違い24時間対象なので、今日の昼に使い始めれば明日の昼まで利用できるというものです。

これが大人600円で利用できますので、無闇に色々出歩いてしまうのですが、貧乏性のサガ
ですねキョロキョロ

さてマレーシアですが、首都のクアラルンプールであればモノレールを始めとしてLRT・MRT・KTMコミューター等の鉄道が充実しています。

しかしながら、私の居るジョホールバルでは完全な車社会ですので、どこに行くにも車は必須です。

歩道が無い場合が殆どですし、日本と違って車優先な感じですので歩くには危険が伴いますガーン

車をこちらで購入する前はタクシーを利用していたのですが、これが中々ストレスを感じるものでした。




朝の通勤時や夕方の帰宅時は渋滞が酷くなるのですが、乗車拒否をされたことが何度かあります。

極めつけは自宅までタクシーに乗っていた際、途中で渋滞が酷く車が動かなくなった時があったんですが




タクシー「渋滞がひどいから、ここで降りろ」

私「えっここで降ろされても困るし、どこだかもわからない。目的地まで向かってください!」

何度かそんな押し問答があった挙げ句、運転手はブツブツ言いながら横道に入り、違うルートを進んでいきました。

私は大回りしてもいいから何とか辿り着いてほしいと願いながら、空いてる道路を探しながら進む運転手を熱い目で追っていたのです。

途中ガソリンスタンドで給油した際も

タクシー「お前、ここで降りないか?」

私「だから目的地へ連れてってくれって」

そうこうして、道を進んでいく内に見覚えある場所に到着しました。

なんとタクシーを呼んだ乗車場所に戻っていたのですびっくり

しかも結局一歩も進んでいないにも関わらす

タクシー「1,200円だグラサン

目的地に行くのは諦めたくせにお代請求にはギャーギャー言って諦めないので、結局支払いましたショボーン

その直後に拾ったタクシーでも、途中で

「なあ、渋滞だからここで降りてくれないはてなマーク

No〜!!ムキー

なんてやり取りが。。流石に押し切りましたけどプンプン

まあ全部が全部という訳ではありませんが、メーターを使わないボッタクリも当時は多かったですし、車が手に入った時はホッとしたものです。

さて、今はといいますと数年前から白タクアプリのUBERが上陸しまして、携帯アプリで個人が運転する車をタクシー代わりに使うサービスが浸透しました。

その後マレーシア発祥のGRABが急成長を遂げ、UBERのマレーシア権利を買収するにまで至っています。




マレーシアではこのタクシーアプリに小遣い稼ぎで登録している車オーナーが沢山いますので、アプリ上で呼べば大体5分も掛らずピックアップが可能です。

渋滞や天気により値段は刻々と変化するものの、殆どのケースで市場のタクシーより安いと断言できます。

クレジットカード決済が可能なのでお釣りを誤魔化されることもありません。

アプリ上で車の車種やナンバー、運転手の名前と顔写真が把握できますので、市場タクシーと比べて悪さをされるケースも少ないのではないでしょうか。

運転手や乗車者の評価制度もあるので、マナーが悪い方々は駆逐されていくことも期待できます。

こうしたサービスの浸透によって、市場タクシーのマナーも変わりつつあると言いますが、やはり近いうち消滅する運命になるのではないでしょうか?

日本でもUBERが上陸した際は既得権益の猛反対により、タクシー業界が守られることになりましたが何れIT化の波に晒されていくのでしょう。

今回車の無い引き篭もり生活を余儀なくされている訳ですが、このアプリのおかげでちょっと出掛けるにしても直ぐ車が利用できます。

しかも5リンギ(130円)位で大体収まるのですウインク有り難いことです。

ただ、新型コロナウイルス騒動の煽りで、日本人がGRABの運転手から乗車拒否を受けるケースも出ているみたいですので、「アニョハセヨ」と挨拶することにします。

韓国人も同じ扱いかもしれませんが。。


宜しかったら1番最初の記事からも、見てみてくださいねニコニコ