ppm? ppb?水素水は単位にも注意! | 美容・医療ジャーナリスト 海野由利子のブログ

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水素水、ブームですよね。

 

医療分野で研究もされていますし、日常的に飲んでいる医師もいます。

でも、「効果なんてない」「無駄」という医師や研究者もいます。

 

個人的には、「水」ですしね、ミネラルウォーターの種類の違い、くらいにとらえていましたが、“ブーム”と言われるだけに商品がいろいろ発売されてますし、説明も受けますし、質問もされますし。

 

なので、調べ始めています。

 

商品の資料とかリリースを「本当なのか?」「意味のある数値なのか?」と疑うことから。

そして、医療に応用している関係者の勉強会に行き

それでもわからないことはたくさんあるので、水素エネルギー研究の関係者に尋ねているところ。

 

これから、医療系と科学系にしっかり取材をする予定です。

 

 

今のところお伝えしたいのは、

「水素は小さく最も軽い原子なので、水に含まれていてもどんどん抜けてしまう」

ということ。

 

なので、水素水を飲むなら写真のようにコップに入れるのはNG。

ペットボトルからも抜けていくそうですよ。

 

そして、水素水に表示してある濃度の単位にご注意を!ピンクグラ

 

常温・常圧の状態で、水素を水に溶かしこむ限界は1.6ppmだそうで、濃度の単位にはppmがよく使われています。

 

ppmというのは parts per millionの略で、「100万分の1」 。

 

しかーし、ppb という単位の水素水も見かけます。

 

ppm じゃなくて、 ppb

 

ちっちゃい字だし、ppまでは同じだから紛らわしいんだけど、これははてなマーク

 

ppbとは、parts per billionの略で、「10億分の1」

 

1ppm=1000ppb なので

 

たとえば「6ppb」という表示の水素水は「0,006ppm」ということ。

 

ppb表示のものは、水素濃度がかなり低い場合が多いので要チェックです。

 

 

現在、個人的には「そんなに低濃度なら、体への影響なんて無いんじゃないの?」と思ってますが、そのあたりも取材で尋ねてみようと思います顔