上差し 2024年6月20日(木)、オークションで売られていた『キリスト降誕セット 馬小屋 インテリア オブジェ 置物』を買いました。その1か月前には7000円ほどで売られていたもののクリスマスまで約半年あるので入札しませんでした。しかし、次第に価格が下がり3967円になった時点で「これ以上、価格が下がると他の人に取られてしまうだろう?」と思い買うことにしました。

 

下差し 送料含めて合計で5467円でした。

 

(画像提供:キリスト降誕セット 馬小屋 インテリア オブジェ 置物)

 

下差し 数年前までは、こちらの色とりどりの美しい衣装を着飾った聖家族の馬小屋セットを飾っていましたが、ある日突然に中学生時代に親友だった女性から連絡があり「京都市内のカトリック教会で洗礼受けました!」と言うので、その洗礼祝いとして私が大切にしていたこの色とりどりの美しい衣装を着飾った聖家族の馬小屋セットをプレゼントしてしまったのでした。

 

 

※ まあ、あの頃の私はユダヤ教を熱心に勉強していましたから、それはそれで良いと思っていました。しかし、ガザ戦争が始まってから反イスラエル感情が高まり、日本でもイスラエル製品ボイコットが推奨され、現在の日本で自分が8年間大森にあるユダヤ教超正統派シナゴーグに通っていた過去を消し去ることはできないものの、必死になって自分の中にあるユダヤ教的な部分を隠すことに四苦八苦しています。英語で「隠れキリシタン」を「Crypto-Christian」と言いますが、反イスラエル群衆に叩かれないように自分の中にあるユダヤ教の踏み絵を踏みつつイスラエルを支持しながら生きているようです。

 

 

下差し こんな風に丁寧に1つ々個別にビニール製のプチプチで包まれていました。

 

 

 

 

下差し そもそも、この主のご降誕の馬小屋セットに配置されている人物についてですが、明らかに分かっているのは聖家族東方の三博士、天使と羊飼いです。しかし、その羊飼いの人数が不明です。ある聖夜物語の絵画には5人の羊飼いが描かれていたり、2人の羊飼いしかいなかったり、羊飼いの人数は特に問題にならないのかな?と思っています。

 

(画像提供:The Nativity by Greg Olsen

 

下差し こちらの、今回購入したものには羊飼いが2人だけです。

 

 

下差し そのようなこともあり、念の為にWIKIに書かれてあることを読んでみましたので、和訳してご紹介したいと思います。

 

 

(画像提供:WIKI - The Adoration of the Shepherds)

 

<和訳始め>

 

羊飼いの礼拝(The Adoration of the Shepherds)は、イエス・キリストが生まれた聖夜物語の中のエピソードで、羊飼いたちがベツレヘムでのイエス・キリストの誕生を間近で目撃し、イエス・キリストが実際に生まれた直後に到着するという物語になっています。このエピソードはルカ福音書で語られているか、少なくとも暗示されており、羊飼いたちが天使に招かれて誕生の場に向かう「羊飼いたちへの告知(The annunciation to the shepherds)」に続くものです。このエピソードに先立つエピソードと同様に、礼拝は芸術では一般的な主題であり、東方三博士の礼拝と組み合わされることがよくあります。そのような場合、この礼拝は通常、後者のタイトル(羊飼いたちへの告知(The annunciation to the shepherds))で呼ばれます。

 

- 聖書学的に語られていること -

 

羊飼いの礼拝(The Adoration of the Shepherds)は、ルカ福音書の聖夜物語の中の一部分です。羊飼いたちがその夜、ベツレヘムの近くで羊の群れを見張っていると天使が現れて「今日、ダビデの町に救い主がお生まれになった。この方こそ主なる神の子、メシアである」という朗報を告げました。天使のお告げした内容には、ある決め手となる暗号のようなものがありました。それは、彼らは「布にくるまれ、飼い葉桶に寝かされた赤ん坊」の姿で救い主を見つけるだろう、ということです。「突然、天の大軍勢」(ここで使われているギリシャ語は軍隊の隊列、軍隊を意味する)が現れ、天使に加わって「いと高きところには神に栄光、地には善意の人に平和あれ」と歌ったということです。

 

ルカ福音書2章15節から16節)天使たちが彼らを離れて天に去った後、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が知らせて下さったこの出来事を見てこよう。」 そこで彼らは急いで行って、マリアとヨセフ、および飼い葉桶に寝ている幼子を見つけた。

 

礼拝に先立つ(羊飼いたちへの告知(The annunciation to the shepherds))は、キリスト教美術において独特の主題を形成し、イエス・キリスト降誕の場面の周辺的な要素として描かれることもあります (礼拝自体の前に起こるにもかかわらず)。例えば、ドメニコ・ギルランダイオによる1485年の場面では、この告知が左上隅に描かれています。ギルランダイオは贈り物を持って到着しようとしている東方の三博士の行列も描いています。

 

<和訳終わり>

 

下差し 聖家族と幼子イエス・キリスト

 

 

下差し東方の三博士たちの礼拝

 

※ 因みに、東方の三博士たちが手に持っているものは、①乳香、②没薬、③黄金です。

 

 

下差し 天使からお告げを受けて馬小屋を訪れた羊飼いたち

 

 

下差し 羊飼いにお告げした天使1人

 

 

下差し ラクダ、「どうして羊飼いがラクダを飼っているの?」と思われるかも知れませんが、このラクダは東方の三博士たちが乗っていたラクダだそうです。

 

 

下差し サイトの記述によると、東方の三博士たちはラクダに乗ってペルシャからやってきたとのことです。

 

 

下差し ロバ、このロバが出産前の聖母マリアをベツレヘムへ乗せてきました。

 

 

下差し 牛と羊は羊飼いが飼っていた動物だと思います。

 

 

下差し そして、このまま茶箪笥に飾っておくことにしました。本当は、この場所はユダヤ教関連の儀式に使用するものを保管していましたが、

 

 

下差し このユダヤ教のハヌカ祭で使用するハヌッキーヤーを別の場所で保管することにしました。ガザ戦争が終わるまでは、これらユダヤ教関連のものは使用しないと思います。