２０２４年６月１１日（火）、松戸市内にあるイトーヨーカドーへ行くとイスラエル産スナック「PRESSELS」が１袋７８円で叩き売りされていました。これの大袋はコストコでも売られているようですが、キタノ商事が輸入元のようです。
何だか、イスラエル国防軍のガザ地区攻撃によって欧米諸国ではユダヤ教徒に対する抗議デモが盛んになり、最近の日本でもユダヤ教徒がイスラム教徒を抹殺する「ジェノサイト」をする悪党として敵視される傾向があります。だから、日本でも誰もユダヤ系企業の商品は買わないようになってしまったのかな？
ユダヤ人が経営する会社の製品をボイコットすると言っても、この世の殆どの会社や組織はユダヤ人によって運営されていて、それを避けることは無理なんじゃないか？と思います。日本の中小企業でも日本人女性と結婚したユダヤ人男性が経営していたりしますからね。
（画像提供：INSTAGRAM - palestine.in.japanese）
こんな感じで日本で言う、グリコのプレッツェルのようなスナックが輪っかの形になっていました。
４種類の味があります。
これは、さっき封を開けた赤色の袋に入っていたものですね、赤唐辛子味です。
「PRESSELS」という商品名だけあって、食感やお味の方は日本風に言うと「ポッキー」ですね。「ポッキー」っていうか、唐辛子の味にしたポッキーね。ポッキー知ってるの、昭和生まれだけかな？
唐辛子味のポッキー
白胡麻をまぶしたポッキー
白胡麻、黒胡麻、ニンニクをまぶしたポッキー
塩をまぶしたポッキー
防腐剤（酸化防止剤）としてローズマリー抽出物が入っているんですね。
この「U」のマークがユダヤ教コシェル食事規定認定の商品ということになりますが、[PAREVE] と下に表示されています。この[PAREVE] が意味するのは、「ユダヤ教の食物規定によると肉とミルク（または、それらの派生物）を含まないため肉と酪農料理の両方を摂取することができる」です。豆腐なんかにも表示されていると思うんですけどね。
※ ユダヤ教コシェル食事規定ルールには、親子ドンブリ禁止令というか、『出エジプト記』２３章１９節「子やぎをその母の乳で煮てはならない」とあるように肉類と乳製品を一緒に食すること、また同種の産物を使った食事(鶏卵と鶏肉を使った親子丼等)を禁じられており、肉製品を食した後は1～6時間の間隔を置かなければ乳製品を口にしないルールがあります。厳格なユダヤ教徒は、肉類用と乳製品用の食器を別々に揃え、しばしばキッチンも別にしている場合もあるとのことです。
これは、オマケですが、ユダヤ教徒が引っ越しをして新しい住居での生活を始める前や年中行事（ハヌカやペサハ）の準備でキッチンを熱湯で洗う習慣があるようです。特に、引っ越しをして新しい家のキッチンは非ユダヤ教徒が使用していた可能性が高いので、肉専用の台と乳製品専用の台、魚専用の台などに区分けする際にも熱湯を全体的にぶっかけて消毒するとのことです。
※ こちらのYOUTUBE動画では、ユダヤ教司祭のラビがキッチン全体に「これでもか！」というくらいにバサッと熱湯をぶっかけていましたが、床は防水加工されているのか分からないです。