昨年の2歳リーディングサイヤーの表を眺めながら、今年度はどの種牡馬の産駒に
出資しようかな・・と思案している。
(JRA-VAN Nextより)
まず昨年はキタサンブラック産駒が、イクイノックスを中心として各所で大活躍。
(キタサンブラック)
またファーストシーズンサイヤーの中では、スワーヴリチャードが大きく躍進した。
うちキタサンブラックの産駒は「2023年社台G産駒連名簿」によれば、ノーザンFで
33頭、社台Fで5頭いるので、こちらはクラブにも適度に募集が回ってきそうな気がする。
一方、スワーヴリチャード産駒は名簿によれば社台・ノーザンF合計でも僅かに12頭と、
そもそもの母数が少な目。募集産駒数が多くなるまで、一定の時間がかかるだろう。
(昨年纏めた記事がある種牡馬について、参考までに添付)
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既存の勢力では、ディープI系のキズナはソングラインやバスラットレオンが出ていて
マイル路線で引き続き注目。
エピファネイアもエフフォーリア・デアリングタクト等の大物を輩出しており外せない。
この2頭は共に、産駒の募集価格との兼ね合いかな…と思っている。
モーリス
ジャックドールとジェラルディーナが活躍し、またシュトラウスも登場してきて、
重賞が狙える種牡馬に違いない。但、マイル、中長距離ともGⅠでは他の種牡馬の
産駒に抑えられ気味の印象はある。
ドレフォン
芝・ダート共にコツコツ型。ジオグリフ以外は目立っていない。
ロードカナロア
最初2世代での強烈なインパクトはもう無くなった。但、産駒の価格は落ち着いて
きていて、ブレイディヴェーグ、ベラジオオペラ等の活躍馬も直近で出ているので、
見限れないと思っている。
リアルスティール
ディープI系。レーベンスティールの他、フォーエバーヤングが活躍していて、
産駒の平均的なお値段の割にはお得感があるかも。
ブリックスアンドモルタル
ゴンバデカーブースが重賞を獲った以外は余り目立たず。
ニューイヤーズデイ
芝は無理そう。ダートで突き抜けた馬を出さない限り、先行きは厳しそう。
レイデオロ
各産駒が今年の3歳に入ってから、どの位まで巻き返してくるかに注目。要確認。
ルーラーシップ
マスクトディーヴァが魅せた超高速能力は、魅力的だなと思った。連名簿によれば
社台・ノーザン計でも15頭しかいないが、注目はしている。
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他では、今年1歳から募集にかかる種牡馬としてコントレイルに注目している。
ディープインパクトと共に無敗の親子三冠を達成した歴史的な存在であり、その産駒が
父の特徴を良く受け継いでいるなら、最初から調教を施し易い対象なのではと想像中
(東京スポーツ杯2歳Sでの、レコード1:44:5を忘れてはいけないだろう)。
一方でコントレイルが目立つと他のディープI系種牡馬にとっては逆風だから、その辺も
値段比で見比べていきたい。
また今年2歳馬がデビューするサートゥルナーリアは、父カナロアが産駒1、2世代目は
絶好調だったのと、血統にエピファネイアと同じシーザリオがいる点でも注目している。
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(検討種牡馬)
芝中距離
キタサンブラック、エピファネイア、キズナ、スワーヴリチャード、コントレイル、
ハービンジャー、(サートゥルナーリア)、(モーリス)
芝マイル前後 キズナ、ロードカナロア、モーリス、サートゥルナーリア、
(ルーラーシップ)
芝スプリント ロードカナロア、(モーリス)、(ミッキーアイル) ※路線的に群雄割拠
※ダートはまた別途。
(写真は「Ko-Meiさん」より)
(昨年)