「エピファネイア産駒への出資は、中々難しくないかな・・」と個人的には感じている。
初年度にデアリングタクト、2年目にエフフォーリアというスターホース2頭を輩出して
種付料が一気に上がったのだが、節目である3世代目(現4歳)以降はサークルオブライフ、
ブローザホーン(札幌日経Op)やセルバーグ(中京記念)が目立っている程度。
クラブ馬でも同産駒の現3歳世代の高額馬達は、軒並み散々たる結果になっている。
「ほぼ無抵抗でサッパリ走らなかった」というケースも散見されている。
【エピファネイア産駒 3、4歳世代クラブ馬成績(高額順)】・・・一口馬主DB
(個人的に、引退が決まったシルクのエスカミーリョで痛い目にあった。またDMMの
シャンドゥレールも、新馬勝ち以降の垂れ具合が酷い)
但、種牡馬がデビューしてから3~4世代目はどのサイヤーも端境期であり、母馬の
質が落ちているのでやむを得ない面もあるだろう。
今回のシルク募集はエビファネイア産駒がメインであり、錚々たる肌馬に付けている。
これらの馬達がどのくらい巻き返してくるのか、楽しみに注目していきたい。
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(出資決定馬)
●プリモシーン22 牡
父エピファネイア 母父ディープインパクト 木村哲厩舎 1億2千万円 3/12生まれ
(ツアーメモ)
ディープ牝馬の初仔としては募集時460kgと大柄。周回での後ろ脚の運びは滑らか。
腰に力がつき体全体を使えるようになると良い。左前の反りは接地には支障なさそう。
ツアーでは周りに人が沢山いると煩い面を見せたが、何とか我慢は出来ていた。
順調に鍛える事ができそう。→元出資馬プリモシーン(木村哲)の仔であり、申込。
(懸念点)
エピファネイア×ディープではアリストテレス、オーソクレース以外に総賞金1億円を
超える馬がいない。募集額はこの配合の実績値比較では、やはり相当に高めではある。
2023.08.14 HP
Yearling担当者「この中間は夜間放牧を行っていました。初仔とは思えないほどしっかりした骨格に、良質な筋肉が備わっていましたね。当時から代謝が良く、これまでに大きくコンディションが落ちることはありませんでしたし、この体質の強さは今後の強みになると思いますよ。また、洗い馴致まで問題無く終了しており、育成厩舎では鞍付け馴致から進めてもらう予定となっています。なお、7月31日にノーザンファーム早来へ送り出しています」馬体重456kg