2005 年の7月初旬に、グランドリバーの支流でレインボーダーター以外のダーターを狙っていた。使っていた仕掛けはレインボーダーターを釣った時と同じものだった。岸の近くの流れの緩い場所だと底がよく見えるので、ウェーディングしてゆっくりと水の中を歩きながらダーターを探した。

するとある石の前にダーターが顔を出してすぐ引っ込むのが見えた。早速エサのガーデンワームをその石の下に投入したところ、予期せぬ強い引き込みがあってびっくりした。すでに石の下では向こうアワセになっており、何かが必死に暴れていた。そして石の下から出て来たものは、ダーターではなく、小さなナマズだった。すぐにピンと来てストーンキャットだなと思った。

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初めて釣ったストーンキャット


ナマズ目アメリカナマズ科 Noturus 属。クリークや河川の玉石やゴロタ石のあるザラ瀬やトロ場、および湖の礫底の浅場を好む。最大全長 31 センチ強。カナダではケベック州、オンタリオ州、マニトバ州、サスカチェワン州、アルバータ州のいずれも南部に分布している。無脊椎動物や小魚を食べている。日本のギギギバチに似ているが、これら同様、胸びれに棘があり、しかも毒があるので取り扱い要注意だ。

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グランドリバー支流で 2005 年8月に釣った大きなストーンキャット



2005年9月にオンタリオ州グランドリバーで夜釣りで釣れたストーンキャット2尾


ストーンキャットのハビタット