クラッピーに二度ふられた私は、グランドリバーのガイドブックを読み直し、新たなスポットを見つけた。前回と前々回はケンブリッジの堰の上流だったが、今度はそこからかなり下流にある、カレドニアという町の堰の上流だった。
堰の上流に鉄橋が架かっているところはケンブリッジのポイントとそっくりだったが、ここの鉄橋は堰に近すぎ、土砂が堆積して浅くなっていた。そこで鉄橋の上流約 100 メートルほどのところで釣り始めた。それでもかなりの遠浅で、水生植物だろうか、膝丈くらいの草がまばらに水面から出ていた。タックルはホリデー白糸にコマウキ仕掛け。エサはデューワーム (ワームサイズのドバミミズ) を切って使い、できるだけ沖に打ち込んだ。
だが結論から言うと、この日もクラッピーにはふられた。あやうくボウズになりかけたが、あきらめかけた頃にアタリがあった。結構いい引きで、クラッピーではないなと思ったが、いったい何だろうとワクワクしながら寄せてみると、何やら白くてスリムな魚で、赤みを帯びた尾びれが印象的な魚だった。とりあえず新調したデジカメで写真を撮り、アパートに帰って図鑑と照合した。結論はショートヘッドレッドホースだった。
ショートヘッドレッドホースはコイ目サッカー科 Moxostoma 属の魚で、レッドホースという名前は、ひれが赤い馬面の魚という意味だろう。そして他のレッドホースに比べて頭部が小さいので、ショートヘッドレッドホースと呼ばれている。白い魚体に赤いヒレがコントラストをなして非常に美しい魚である。加えて小さな頭部にすらっとした流線型のボディという、美形の要件を全て満たしている。
サッカー科の魚全てがそうなのだが、ショートヘッドレッドホースはスポーツフィッシュとは見なされていない。口が下向きについており、ボトムフィーダーなのでぶっ込み釣りで時折釣れてくる。引きはなかなか強く、サッカーの仲間にしては持久力のあるしぶといファイトをする。最大 75 センチになるそうだが、50 センチの個体さえお目にかかったことはない。だが 40 センチ台でも置き竿をコイのように持って行くほどのパワーがあるので、ひもを付けておいた方が無難だ。
いつかまたカレドニアで婚姻色の強く出た、真っ赤な尾びれのショートヘッドレッドホースを釣ってみたいものだ。
堰の上流に鉄橋が架かっているところはケンブリッジのポイントとそっくりだったが、ここの鉄橋は堰に近すぎ、土砂が堆積して浅くなっていた。そこで鉄橋の上流約 100 メートルほどのところで釣り始めた。それでもかなりの遠浅で、水生植物だろうか、膝丈くらいの草がまばらに水面から出ていた。タックルはホリデー白糸にコマウキ仕掛け。エサはデューワーム (ワームサイズのドバミミズ) を切って使い、できるだけ沖に打ち込んだ。
だが結論から言うと、この日もクラッピーにはふられた。あやうくボウズになりかけたが、あきらめかけた頃にアタリがあった。結構いい引きで、クラッピーではないなと思ったが、いったい何だろうとワクワクしながら寄せてみると、何やら白くてスリムな魚で、赤みを帯びた尾びれが印象的な魚だった。とりあえず新調したデジカメで写真を撮り、アパートに帰って図鑑と照合した。結論はショートヘッドレッドホースだった。
ショートヘッドレッドホースはコイ目サッカー科 Moxostoma 属の魚で、レッドホースという名前は、ひれが赤い馬面の魚という意味だろう。そして他のレッドホースに比べて頭部が小さいので、ショートヘッドレッドホースと呼ばれている。白い魚体に赤いヒレがコントラストをなして非常に美しい魚である。加えて小さな頭部にすらっとした流線型のボディという、美形の要件を全て満たしている。
サッカー科の魚全てがそうなのだが、ショートヘッドレッドホースはスポーツフィッシュとは見なされていない。口が下向きについており、ボトムフィーダーなのでぶっ込み釣りで時折釣れてくる。引きはなかなか強く、サッカーの仲間にしては持久力のあるしぶといファイトをする。最大 75 センチになるそうだが、50 センチの個体さえお目にかかったことはない。だが 40 センチ台でも置き竿をコイのように持って行くほどのパワーがあるので、ひもを付けておいた方が無難だ。
いつかまたカレドニアで婚姻色の強く出た、真っ赤な尾びれのショートヘッドレッドホースを釣ってみたいものだ。