【 実用的な くずし字を ! 】 | 高山右近研究室のブログ

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監修 右近研究家・久保田典彦
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● 実用的な書き道具と言えば、

 現代を生きる私たちには、ありがたいことに、

 スラスラと書ける、鉛筆・ボールペン・マジックペン等があります。

 一番よく使われているのは、ボールペンでしょうか。

 

 でも、少し前までは、

 書き道具と言えば、毛筆しかありませんでしたョ。

 

 “読み・書き・そろばん” と言われますが、

 寺子屋や初期の学校での、書き道具は毛筆でした。

 

 ですから、学ぶ文字の主体は、実用的な、くずし字と言われる、行書(ぎょうしょ)でした。

 

 楷書は、わかりやすいですが、書くのに時間がかかりますので、多くの文字を書いていくには時間がかかり、実用的ではありません。

 

● まずは、行書ですが、

 相手に通じる範囲の くずし字でないと、意味がありません。

 

 もとの字が、相手にわかる範囲であれば、

 行書の方が、流麗で・実用的ですから、

 書き順が工夫されたり・一部省略されていったりして、

 いろいろ工夫されています。

 

 しょっちゅう使う「候」(そうろう)などは、

 約束事として、文章の終わりに「 、」の形で書かれるようになっていきましたし、それで十分に伝わっていきました。

 

 

 

 

 

● 広告などの、裏が白い紙を、再利用しています。

 特別な費用がかかりませんので、どんどん、練習していくことが出来ます。慣れるまで、くりかえし、書くことが必要です。

 

 たぶん、もとの字が何なのか、わかっていただけると思います。わからないような くずし字なら、使わないようにするのがよいと思います。

 

 賀 界 各 館 機 極 近 暦 歴 練 郎 面 遊 鼓 互

 

 香 座 老 半 来 卵 林 長 度 賞 興 員 感 目

 

 ・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

● 現代の私たちが、書き方を学ぼうとする時、

 “毛筆で楷書” というのは、実用的ではありません。

 

 ボールペン・マジックペンで、

 相手に通じる範囲の くずし字(行書・一部草書)が、おススメです。

 

 メモをとったり、手書きで手紙を書いたり・・・・・

 手早く・流麗にしていきたいものです。

 

 「私は 字がヘタなので・・・」と思っておられる方は、再考を!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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        おいしく出来上がりましたョ!

 

 

 

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