【 すぐに アドバイス しないで! 】 | 高山右近研究室のブログ

高山右近研究室のブログ

・右近についての、Q&A 
・右近研究こぼれ話 など

監修 右近研究家・久保田典彦
http://takayama-ukon.sakura.ne.jp/

 

 

     ※ 福岡真一牧師の 阿武山福音自由教会での

                礼拝メッセージをもとにして

 

     ※  コリント人への手紙 第一 3章 1 ~ 9節

 

 

● キリスト教会や クリスチャン達を見てみますと、

 “ 御霊に属する人 ” “ 肉に属する人 ” ━ 2種類のクリスチャンが

いることがわかります。

 

・ 御霊 ( 聖霊なる神 ) に導かれ、御霊によって生きている

  クリスチャン

・ 御霊に導かれていると言いながら、

  世的 ・ 肉的なことに まだまだつながって生きているクリスチャン

 

 “ 肉に属するクリスチャン ” に、神の真理 ・ 聖書の言葉をまともに

与えても、それは、乳飲み子に 堅い食物を与えるようなもので、まだ無理な話です。段階を踏むことが大切です。

 

 “ 肉に属するクリスチャン ” の間では、ねたみや 争いごとがあるのが

普通で、あたかも、まだ 信仰を持っていない人たちのようです。

 

 主なる神 ファーストではなく、

 誰に属するか、人の権威のもとに従っていこうとします。

 「 私は パウロにつく! 」 「 私は アポロに! 」

 まるで、信仰を持っていない “ ただの人 ” のようです。

 

 大切なのは、私たちを成長させてくださる神 そのお方であり、

 私たちは、神の協力者なのです。

 

 ━━ と、使徒パウロは、コリントにある教会の人たちだけではなく、

私たちに語っています。

 

● 私たちは、教会に、もっともっと多くの若い人たちが集い、つながっていってほしいと願い、祈っています。

 しかし、現状は、そのようには なっていっていません。

 

 若い世代の人たちに対して、どのように対処し、どのように導いていけばいいのでしょうか。

 

 いちがいには言えませんが、私たちは信仰歴も長く、一応

 “ 御霊に属する人 ” であるとしておきましょう。

 それに対して、若い人たちは、これ又 いちがいには言えませんが、

まだまだ “ 肉に属する人 ・ 肉に属するクリスチャン ” であるとして

おきましょう。

 

 “ 御霊に属する人 ” である あなたは、

 ご自身が、これまでいろんなことがあったとしても、うまくやってこられました。そのことを、若者たちに伝えていきたいと思います。

 何とか、うまくやってきた経験を伝えて、同じように歩んでいってもらいたいと思います。そして、アドバイスします。

 聖書の言葉を引用して、裏付けをして、伝えていきます。

 

 しかし、かみ合いません。

 

 他の人の体験を いくら聞かされても、だからといって、それに従って

生きようということにはなりません。

 他人の経験ではなく、自分で経験していかなくては、人は変わっていくことは ありません。

 

 教会経験 ・ キリスト教経験が 無いか少ない若者たちに、

① まずは、教会に愛着を持つ ・ 好きになること

② その気になる ・ やる気になること

 ━━ そのための、段階的な指導が必要です。

 

 乳飲み子には、乳が必要であり、いきなり 堅い食物を与えても、

無理なのです。体をこわしてしまいます。

 

● 私たちは、すぐ、アドバイスを したがります。

 ※ 日本人の大好きな言葉 「 がんばってください! 」 も

     アドバイスですよ。

 

 しかし、心のつながりが出来ていない関係 ・ 段階では、

 アドバイスをすればするほど、人は遠ざかっていきます。去っていきます。

 

  “ 相手のことが よくわかるまでは、アドバイスをしない! ”

 人は、 “ 簡単に ・ すぐに アドバイスしない人 ” を、逆に信頼します。

 

 「 あなたは、アドバイスすることが 多いですか? 」

 「 あなたも、うんざりするほど、多くのアドバイスを受けてきたのでは

 ありませんか? 」

 

① 自分の方から、アドバイスしない ━ ことを 心がけましょう。

   人は、アドバイスされると 逃げていきます。逃げたくなります。

 

② しかし、相手が 助けを必要とした時に すぐ対応出来る 視覚範囲

  内に、いつもいるようにしましょう。

 

③ 相手が、その必要を感じて、声かけしてきた時に、初めて、

  “ まず 一つだけ ” アドバイスするようにしましょう。

   ちょっとずつ、ちょっとずつ です。

 

● それまでは、アドバイスしよう とは思わないで、ひたすら、相手の

話を聞くようにします。口をはさまないで、聞きます。

 一人一人の 問題やニーズは 違います。しっかり、聞きます。

 その人の話を聞く人になります。

 

 簡単に、すぐ、アドバイスしない人が、よきアドバイザー なのです。

 

 まず、信頼関係を作って、相手の方から、求めて、話してくれるのを

待つのです。

 真剣に聞いてくれる人には、

 人は 心を開いて、自分の深刻な 心の問題を、聞いてもらおうと思います。

 すべてのことには、時があるのです。

 

  「 黙っているのに 時があり、話をするのに 時がある。」

                   ( 伝道者の書 3章 7節 )

 

 話を よく聞いてくれて、時間をかけて対応してくれる !

 ━━ そういう クリスチャン ・ そういう 指導者 ・ そういう 教会

 でありたいと思います。

 

 その人を ・ その若者を、成長させてくださるのは 神です。

 私たちは、神の協力者です。

 

 私たちに、その人を成長させる力は ありません。

 私たちに、その人を成長させなさい、と言われてはいません。

 私たちに、そのような義務は ありません。

 

 それは、主なる神さまの お仕事です。

 

 

 ※ 今日 ( 11/28 )、大量に収穫した渋柿を全部、むき終わり、

  吊るし柿にすることが出来ました。全部で 344個 !

  よくやりました!!

 

 

 

 

 

 

 ※ [ Archives ] ( アーカイブス ・ 記録保管所 )

 

https://ameblo.jp/ukon-takayama/entry-12323927527.html

 

https://ameblo.jp/ukon-takayama/entry-12323249754.html

 

 

 

 ※ こちらも < おすすめ >  【 牧師の妻 ・ こころのブログ 】

 

 

 ※ もう一つ < おすすめ >  【 緑の オリーブ日記 】

 

https://ameblo.jp/sawako35/theme-10104249763.html