魔法石の庭ver.2

魔法石の庭ver.2

スピリチュアル界と、ちょっとパワーストーンブログになっています。

 こんにちは!

 このブログは、パワーストーン好きな右川かみなが石の話から宗教の話まで、幅広くオカルト話をする場所です。最近、スピリット界(現在社会の平行世界的な場所)への介入も始めました。感情のままに書いているので、受け付けない人にとってはかなりキモいことになっています。すまぬ……すまぬ……!

 業者対策のため、ただいまコメントは承認制にしています。普通のコメントをくだされば、24時間以内に承認します(調べたり考えたりする必要のあるコメントもありますので、お返事は遅くなるかもしれません)。


注意!私のブログの特色として、パワーストーンの販売などの読者認証などは行いますが、全然関係ない、ネットワークビジネス系のブログは、どんなに親しくしてきても、反応しません。ご理解のほどよろしくお願いします。


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 超・今更かよ!って感じですが、スピリット界で結婚式を仕切ってくれた神獣のところに挨拶に行ってきました。

 というのも、メローネとの離婚の挨拶です。

 

 スピリット界に降りると、キヨさんがいつも通りだるそうについてきました。

 というのも、スピリット界では、基本的に自分のホーム以外に出歩く場合、ガイドを一人付けないといけないという、よくわからない決まりがあるのです。

 

 あとは、式神の真理矢がついてきてはいるのですが、茨はどこに行ってるのやら……?

 キヨさんが、「僕、神獣に会うの初めてだなあ」と言うので、「うーん、まあ、そんなに構えなくても大丈夫ですよ」とは言っておきます。

 

 フォーカスエリアが上昇する、ビニールを頭で破るような感覚がして、神界にたどり着くと、それまで先導していた真理矢が私の腕をぎゅっとつかみます。

 

 そして、極彩色の全身に羽毛の生えたドラゴンのような巨大な獣……神獣が姿を現しました。

 一応、古代日本で信仰を持っていたらしい獣で、神の一柱です。現在は、神様業はあまり行ってないようですが。

 

「久しいな、かみな。今日はどうした?」と、腹の底から出すような低い声と共に、「……まあ、わかってはいるがな」と、ぼそりと言われます。

「神獣、その、私はメローネと離婚したので……その節は迷惑をおかけして申し訳ありません」とぺこっと頭を下げると、神獣はなんだか複雑そうな顔をして、前足を私の頭の上にぽんと乗せます。

「……そう気を落とすでない。私は怒ってはおらんし、メローネからも連絡は来た」と言われ、とっさに「メローネから!?元気そうでした!?いつ連絡がついたんですか!?」とまくしたててしまい、「落ち着け。お前とはもう夫婦ではないのだぞ」と言われて、ちょっとしゅんとしてしまいました。

 

「まあ、あの男も、あの男だからな。未練があるのはわかるが、お前にはまだ真理矢という相手がいるだろう」と言われ、真理矢を見やると、ずっと側で手を握ってくれていました。

「そうですね……」と言いよどむと、神獣は「今ある絆を大切にな。古い絆ばかりに目が行っても、今の相手に無礼だとは思わんか?」と言われ、「……はい」と返事をするしかありません。

 

 それから、神獣と別れて、ずーっと行きたかったネットでちょっとお話をした方のおうちに行ってみました。

 そこは、白い壁の家で、ちょっとしたペンションのようです。

 で、ガイドさんと少し話をしたのですが、「普通の男子です」とその方はおっしゃっていましたが、イケメンじゃん!と目の保養をしてきましたよ。

 

 その方には直接お会いできなかったのですが、「一応、かみなが来たと言伝をお願いします」と言って、そこでガイドさんたちとバイバイ。

 

 キヨさんは、ずーっとハッパを吸っていないので、「キヨさん、これ(タバコの仕草)、大丈夫ですか?」と聞くと、「ん?ああ。別に気にしなくて良いのに」と言われます。

 キヨさんの吸ってるハッパというのが、いわゆる大麻でして。現実なら逮捕ものですが、スピリット界においてはそこんところは自由です。

 こっちでは、どうやら薬物とかタバコ・アルコール類などを摂取しても中毒性はないに等しいようですね。

 

 今日は結構出歩いたー!とちょっと爽快なのですが、いやいや、メローネは今どうしてるかってことだよ。と考え直します。

 一応、消滅はしていないっぽい。何してるのかな-?大丈夫かなー?とは思うものの、神獣の言うとおり、別れた相手のことをぐだぐだ言うのは良くないので、メローネのことは仕方なかったんだよ。と考えるようにしました。

 

 4ヶ月引きずったなら満足だろ。しかも、こっちの心変わりで離婚したようなものですし。しょうがないよ。


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 昨日、美と健康のためにサプリとオールブランを買いました。

 

 で、スピリット界に飛んだら、瑠璃子さんが。

 瑠璃子さんは、外見は封神のヴィーナスに似てるのですが、仕草なんかはブルゾンちえみの「キャリアウーマン」みたいな感じです。いい女系ってやつですか。

 

 瑠璃子さんは、「無事に愛と美が学べているようで嬉しいわ」と髪をかき上げます。この仕草、お気に入りなの?

「はあ……やっぱ、瑠璃子さんの影響なんですかね?」と聞くと、「そうよ。全てはガイドメッセージですもの」と。

 そして、「かみなといったかしら。あなたは、今、モテ期よ」と言われます。

 

「はあああ!?全然モテてないんですけど!?」と私が抗議すると、「いえ。モテてるじゃない。よく思い返してみて」と言われたので、渋々モテてそうな場面を思い返します。

 すると……「あ……(察し」と、思われる場面がぽこぽこ。しかし。

「おっさんにばっかりモテてんじゃーん!!意味ないじゃーん!!」と嘆くことになります。

「モテ期はモテ期よ」と瑠璃子さんは、涼しい顔で言います。

 

「おっさんより、もっとこう、ピチピチのジャニーズ系の男の子にモテたいんですけど。あと、ビジュアル系とか」と自分でもわかってる無茶を言うと、「それはできない相談だわ。あなたは極端に年上か、極端に年下にしかモテない。そういう運命だもの」と言われます。

 

 私たちは、サーシャの淹れてくれた紅茶を飲みながら、話を続けます。

「じゃあ、YOSHIKI出してきてくださいよ!あのレベルのおじ様ならいくらでもアタック受けて良いですから!!」と言うと、「かみな……」と、ふっと外に視線を転じると、「あのレベルの男性だと、どれだけライバルがいると思うの」と言われます。

「デスヨネー」と、私は立ち上がってしまっていたので、椅子に座り直しました。

 

「かみなは、今、レベル上げしてるところなのよ」と言われ、「そうなんですか?」と問い返します。

「いい?いきなり理想の男性に会ったとして、嬉しくて舞い上がっているようじゃだめなの。きちんとその男性の本質を見極める眼力が必要。それには、今、自分のレベルに合った男性に、男あしらいの仕方を教えてもらっているのよ」と。

 

「……それって、今の私だと無礼なおっさんしか倒せないって話ですか」とジトーっと瑠璃子さんを見やると、「そういうこと」と、冷静に返されてしまいます。ぎゃふん。

「さて。私はちょっと忙しいから行くわね」と瑠璃子さんが立ち上がるので、「え?どこに?」と聞くと、「デートよ。今、ざっと50人くらいの彼氏候補がいるから忙しいのよ。これでもだいぶ切り捨てたんだけど」と。

 

 そう……瑠璃子さんは、女性の目から見るとヴィーナスなのですが、男性から見ると超美人に見えるのです。

「じゃあ、お忙しいところを時間使ってしまってすみません」と私が頭を下げると、「いいのよ。かみなと私の仲だもの」と、まだ会って一週間くらいしかしてないのに、長年付き合ってきた友人のように言われます。

 

 ……そういえば、瑠璃子さんの部屋、作ったんですね。誰が?私は関与してないのですが。

 まあ、ガイドぐらいになると、自分で部屋くらい作れるのかもしれません。


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 スピリット界に降りると、何故かセルフィが出迎えてくれました。

 そして、開口一番に、「あなたに新しいガイドが来てるわ」とのたまいます。

 

「え……何?セルフィと知り合い?」と聞くと、「そう。ちょっとした縁でね。ちょっとだけ癖はあるけど、良い子よ」と口元を隠して笑います。……そのリアクション、嫌な予感しかしないんですけど。

 

 そして、セルフィの部屋に行くと、そこには…女装した男性がいました。

 いわゆる、「美少年・美青年が女装をしている」のではなく、本当の筋肉むきむきの男性が、お姫様のような淡いグリーンのドレスを身にまとっています。

 

「はじめまして」と言った声は、意外と高く、女性と言っても通じます。

 で、「え……はじめまして……」と、差し出された手を握って、握手を交わします。

 

「セルフィ、これちょっと癖強すぎない?」と、こそこそとセルフィに耳打ちすると、「あら。かみなったら、勘違いしてるのね。この子はれっきとした女の子よ」と言われます。ええ……。そっちの方が、ええ……。

 

 容姿は、似てるところで言えば、封神演義の雲ショウ三姉妹の長女、ヴィーナスのようです。

 髪は金髪で、これもお姫様のようにくるくると巻き毛にしてあります。顔は……うん……。

 

 そして、その女性は、髪をかきあげて、「これから、この『美と愛のガイド』、ルリコがあなたをサポートするわ」と背景にバラでも飛んでるように言ってみせます。

「はあ……ルリコさんですか。どんな漢字を書くんですか?」と聞くと、「宝石の瑠璃に子供の子よ」と言われます。

 正直、つっこみたい気持ちでいっぱいなのですが、初顔合わせだし、あまり酷なことは言えません。

 

「愛と美のガイド……そう、私は言うなればヴィーナス……」と、これもまた決めポーズで言うので、「あ、そこは封神とたとえが一緒なんだ?」と分析します。

 

 それから、ホールに行って、瑠璃子さんのお披露目会。

 他の嵐が丘の住人は、瑠璃子さんを見ると、一瞬絶句します。だろうね。私も、インパクト強すぎて何言ったら良いかわかんないもん。

 

 しかし、何故か赤毛が、ぽーっと瑠璃子さんを見ています。そして、「かみな、かみな」と肩をちょんちょんと突っついてきます。

「何?一応新しいガイドなんだから、あんまり失礼なこと言わないでよね」と小声で牽制すると、「違う……あの人、すごい美人じゃない!?」と。

 最初、私は赤毛の冗談かと思って、「ははは」と笑って見せます。しかし、赤毛は、「あんな美人がいるんだなあ~」と、うっとりと瑠璃子さんを見ています。んん?

 

 すると、向かいに座っていた法師が、「うむ。確かに美しくはある」と認めます。キヨさんも、「まあ、美人だよね」と。

 赤毛一人だけなら、まだ「ゲテモノ食い」で理解できるのですが、法師は、ギャンブルと癒やしの施術しか頭にない男。嘘はつかないので、本気らしいのです。顔は見えないけど。

 見れば、エレくんも、もじもじしています。しかし、不思議なことに、女性ガイドや同居人は、それを不思議そうな目で見ているのです。

 

 つんつん、と、赤毛とは逆の肩をつつかれ、見ると、セルフィが勝ち誇ったように「あの子、昔からそうなの。美意識高くて、そして何故か男性の目には、ものすごい美人に見えるのよ。女性は普通なんだけどね。驚いたでしょ?と、意地悪そうに言います。こいつ、わかっててお披露目に瑠璃子さんを出したな!?と思いました。

 

 お顔があまり芳しくない女性がモテるって、少女漫画(それも、「普通のごくありふれた子が男性に言い寄られる」)だろ!と思うのですが。

 いやー……いろんな意味ですごかった。ただ、知覚の問題もありますし、本来は男性が見てる世界の方が正しかったりするのだろうか……と考えましたよ。


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 超・久しぶりにアルテミスに行ってみました。

 館内からてくてく歩いてアルテミスのある広場に出ると……そこには、木材が格子のように縦横に並んだ不思議な建物が。

 え、リニューアルでもしたの?と思っていると……どこか和を感じさせる、黒いドアの玄関に、小さな看板が置いてあり、「小料理屋 月」と。

 

 ……ええええええ!?私が作ったのはバーだよね!?なんで小料理屋に!?と戸惑っていると、「入りましょう」と真理矢が促してきます。

「真理矢……知ってたの?」と聞くと、「いえ、まあ……」と煮え切らない返事。

 

 ともかく、玄関の引き戸をガラガラと開けて中に入ると、適度な広さの店内。狭くもなく、広すぎもしない感じです。

 そして、木製のカウンターの向こうには、赤毛がその長い髪を結って「いらっしゃい……ってかみなか」と出迎えます。

 

「赤毛、一応ここのオーナーの私に一言も相談ないってどういうことよ!?」とくってかかると、赤毛は気まずそうに「あー……だって、ねえ」とこちらも煮え切らない返答が。

 そこに、「私が頼んだんです」と、厨房の奥から女性の声がしました。見ると、おしぼりを持ってきた、和服にたすきをかけた姫様がニコニコと出てきます。

「バーも良かったのですが、私にはこっちの方が合いますから」と、慣れた手つきでおしぼりを私と真理矢の前に並べます。

 

「姫様……一言くらいあっても……」と私も、姫様相手には強く出れないのでしたが、姫様は「相談したかったのですが、できませんでした」と少し眉をひそめます。まあ……一ヶ月ぶりくらいにスピリット界に降りましたしね。

 

「赤毛はそれで良いの?」と聞くと、「いや。私、姫の好きにさせてあげたいからさ」と言います。

 

「……まあ、なっちゃったものは仕方ないですけど。私、小料理屋ってよく知らないんですよ」と言うと、姫様が「まあ、お酒と、簡単な料理を提供する所ですね。そこのところはバーと一緒ですけど、小料理屋は比較的小規模でやってるところです。今後は、細々と、ゆっくりのんびりやっていきたいと思いますので」と説明してくれました。

 

「はあ……じゃあ、とりあえず、日本酒を冷やで。あと、料理は今日のお勧めをお願いします」と、私は一応注文しました。真理矢は、「僕も同じもので」と言います。

「はい、冷やと、そうですね……アジのなめろうなんかどうですか?」と姫様が聞くので、「なめろうですか。私、食べたことないので、それでお願いします」と答えます。

 

 赤毛は、酒の準備をしており、そこそこ忙しそうです。

 途中、姫様が「お通しです」ときゅうりの浅漬けを出してくれました。なので、真理矢と一緒にそれをつっつきながら料理を待ちます。

 

「しかし、あれだね。妖精たちもいないんだ?リリーは?」と聞くと、赤毛が「リリーは奥で姫の手伝いをしてるよ。だいぶ男性にも慣れたけど、まだ男性恐怖は残ってるからね」と説明されました。

 

「はい、お待たせしました、なめろうです」と、姫様が出してくれたのは……どう見ても魚がぐちゃぐちゃになった代物。まあ、なめろうってそういうものですけどね。

 しかし、一口食べると……「う、美味い!」と、私は叫んでしまいます。

「美味しい!アジがとろっとしてて、味噌の香りもして……うん。ここで日本酒は……贅沢~!」と、私は、いつもロクなものを肴にしていないので、「美味しい美味しい」と言いながらなめろうをたいらげます。

 

 なめろうが運ばれる前に、赤毛が出した冷やをきゅっと飲むと、これも新感覚。辛めですっきりした味わい、でも、ちゃんと甘みのある日本酒に、舌鼓を打ちます。

 

「は~、美味しかったあ」と、言うと、姫様が「それは良かったです。もっと色々と作りたいんですけど……かみなは量はそれほど食べられないでしょう?お腹がすいたらまたいらしてくださいね」とにっこりと微笑みます。

 

 ……ていうか、赤毛、姫様の尻に敷かれてない?と思うのですが、まあ、「惚れた方が負け」ですからねえ。

 でも、料理も酒も良いお味でしたし、何より小料理屋になって、お客さんとの距離が近くなるのもまた良し。な気がします。

 

  酒だけ飲みに来るのも良いかもなあ。ともあれ、ごちそうさまでした!


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 結婚記念日……過ぎちゃいました。一応、「今年はメローネもいないし、やらないでもいいかな」と思ってはいたんですが。

 はあ……私、メローネに去られたのが、自分で思うよりショックだったのかなあ、と思っています。真理矢は、一生懸命慰めてくれるのですが、あんまりそれに甘えてもね。

 

 で、久しぶりにスピリット界に降り立つと、リリーの後ろ姿が見えました。

「リィリィー!久しぶり-!」と、ルパンダイブ並にその豊満な胸にダイブしようとすると……何か透明なガラスやアクリル板のようなもので弾かれます。「へぶしっ!」と、私は無様に床に落っこちてしまいました。

 

「え……かみな様?え?」と、リリーも困惑しています。「むぎゅー」と、私がよろよろと立ち上がると、前方のドアが開いていて、姫様がそこからじーっとこちらを見ていました。

「えと……姫様?の仕業なのかな?」と聞くと、姫様が珍しく怒ったように「だって、私のリリーですもの」と言い放ちます。

 

「でも、姫様だけのリリーじゃなくて、赤毛のリリーでもある……と、思います」と、私は語尾を小さくします。だって、姫様がそれだけ不機嫌そうだったからです。

「確かに、私だけのものではありませんが。しかし、私のものであることには変わりありません」と言われ、私は「姫様、怖えー!」と内心思ってしまいます。

 

何?姫様って、あれなの?「他のことには概ね寛容だけど、恋人のことに対してはヤキモチ焼き」ってタイプ?強い。

 

「ま、まあ、姫様。これはスキンシップですから……」と、姫様から目をそらしながら言うと、「セクハラする人は大抵そう言うんです」と言われます。ぐぬぬ。

「すみません、以後気をつけます!」と謝ると、姫様は「ふう」とため息を吐いて、「約束ですよ?」と、ようやくいつもの柔和な雰囲気に戻り、「行きましょう、リリー」と、リリーの手を取って立ち去りました。

 

 その姿を、45度の正しいお辞儀で見送ると、背後からじーっと見られている気配がします。
「殺気!?」と振り向くと、そこには、紫色のストレートロングの髪をした女教皇の姿がありました。

「あなた、相変わらずね。最近見なかったけれど、どう?元気にやっていたの?」と言われ、私は「え、ええ……元気は元気ですけど」と答えます。
「そう。まあいいわ。たまには私の部屋にいらっしゃいな」と言われ、赤毛、姫様、と続く3つめの部屋……女教皇の部屋にお邪魔します。
 
「さて……何から話せばいいかしら。あなた、もちろんメローネが嵐が丘を去ったのは知ってる?」と言われ、私は「ええ、もちろん。私のせいですよね……」とまた落ち込んでしまいます。
「……別に、叱ってる訳じゃないわよ。まあ、あなたのせいと言われればそれは事実だけど。でも、あなたが人間である限り、愛情を続かせるのに限界はあるわ。それは、私もわかってるつもりよ」と、女教皇は言います。

「……」と私が黙ってしまうと、女教皇は肘掛けに肘を置いて「仕方ないのよ。メローネも言ってたと思うけど、これは相手が人間でもガイドでも一緒よ。恋や愛はいつまでもそのままではいられない。変わってしまうのね。ガイドからの愛情は変わることがないから、そこのところはあなたはメローネを傷つけ続けることになるけれど。それも人間の罪の一つね」と、言います。
「……私、メローネに謝らなくちゃ……」と私が言うと、「謝る?謝ってどうするの?『もう一度、愛情を取り戻す努力をするから、帰ってきて』とでも言うの?謝るってことは、『許して欲しい』ということよ。それって、私から見た限りはエゴでしかないわ」と、女教皇が告げます。

「……私、どうしたら良いんでしょう……」と、私が小さくつぶやくと、「どうもしないわよ。起こってしまったことをリセットしたり上書きすることはできないわ。……まあ、今は悩みなさいな。それが、あなたにできる、メローネに対する誠意よ」と言われました。

 なんとなくですが、女教皇は私を励まそうとしてくれたのかもしれません。こちらに意識を戻してから、そう思いました。

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