影響を受けすぎた映画と言うのが何本かあるのですが、
この作品もその一本です。
当時『マッドマックス2』や『ブレードランナー』で荒廃した未来像というのがトレンドでした。
この作品がそんな映画群の露払いでした。
しかも核戦争後の砂漠でもなく、ポストモダンな雨降りしきる未来でもなく、
普通の街が刑務所になっているという!
見た直後は大学ノートに必死にコミカライズまでしてましたよ(恥)。夜間のシーンが多すぎてベタがしんどくて頓挫。

これもスターログ誌のお陰で、その低予算わ逆手に取った撮影やSFXのテクニックを知る事が出来ました。
荒廃したNYの立ち並ぶビル群は紙製!囲む海は黒く塗った単なる床!それが本物にしか見えん!
そしてワイヤフレームのCG画面もアナログ的に作り出してしまう!
(特撮スタッフにはかのジェームズ・キャメロンも参加していました)
ちょっとしたアイディアのコスチュームや、現行武器にちょっとしたデコレーションをして未来観を出すデザインもグーです。

そんなことより何よりもお話が面白いのですよ。
【あらすじ】
1997年、400パーセントを超えた犯罪の増加率に犯罪者を収容しきれなくなった米国はNYのマンハッタン島を流刑刑務所へと変えた。
ある日、テロリストに乗っ取られた大統領専用機がこともあろうにこのマンハッタン島に墜落、行方を絶つ。
切羽詰った政府は元兵士で伝説の犯罪者スネークの体内に極少の爆弾を仕掛けNYに侵入させて大統領救出を強要させる作戦に出る。その爆弾のタイム・リミットは24時間。

ここにお寄りくださる皆さんはもうご存知だと思いますが、監督のジョン・カーペンターは大半の作品を自らの音楽で飾ってます。
ここでも妙に耳に残るミニマルな音楽を提供しています。
初めて輸入版のレコードを買ったのが、この作品のサントラでした。
「ESCAPE」という単語を頼りに必死にラックを探したのも遠い日の思い出です・・・
(ちなみに「エスケイプ」て読めず「エスカペ」言うてました。その時(恥))
必死に探している当時、ミュージックマガジンのロックレコード店の広告に「ESCAPE FROM NYのサントラ入荷!」とあったんです。
こんな言うたらマイナー映画のサントラを、ロック系のお店が大々的に宣伝するか?という疑問は今なら沸くのですが、その時は必死だったんです。
東京のそのお店に即電話しました。
そしたらお店の勘違いもはなはだしく、当時のジャーニーの最新アルバム「ESCAPE」が「ESCAPE」つながりでサントラだと思ってしまったらしいのです・・・

発売されているDVD残念ながら吹替えは未収録なんですが、TV放映版での青野武さん(ちびまるこちゃんのおじいちゃん役)によるスネークの吹替えが素晴らしかったんです(タバコを吸う音の表現など最高)。
吹替え収録のソフトが出たら即買います。

余談
この作品を二回目の見に行こうとすると神戸での上映は終わっており、阪急シネマでは次回公開だったリンチの『エレファント・マン』が行列を作っていました。
それで大阪まで遠出を強いられたのです(今は亡き梅田コマ・ゴールドでの上映)。
そのお陰で『エレファント・マン』は観ても無いのにキライな作品となっていました(その後見たら大傑作でした。ごめんなさい)。
もう、ソフトは買わないぞ!と誓ったんですが、
『遊星からの物体X』のブルーレイが1500円だったら買うでしょう?
はい、買いました。

この作品観たのはホントに久々です(ブルーレイ本当に綺麗ですね)。
劇場公開時は初日に行きましたよ。
そして二日後にまた行きました。
もう特殊メイクに魂を持っていかれたのですね。
その頃はスターログのお陰で、スタッフのSFXウィザードたちの名前はもう頭に入ってます。
ロブ・ボッティン!
勿論、ジョン・カーペンターの監督作品ですが、これはロブ・ボッティンの映画と言っても過言ではないです。

そのロブさんの超絶技巧のお陰で「物体」のトランスフォーメーションは派手派手ですけど、
映画自体は男性しか出てこないむさ苦しく、
舞台も南極だから景色は真っ白、
しかも極寒の天候による基地内の閉所密室劇という地味~なもの。
さらに音楽もずっと低音で「ベンベン・・・」言ってる・・
ご存知でしょうがこの「物体」、どんな生物にも変身し成り代わる。
「誰が「物体」だ?」という
むさ苦しいでけでなく、男たちの疑心暗鬼のストーリーは胃が痛くなるほどのサスペンスです。

何か誉めているのやらけなしているのやら分からない文章ですが、
この作品好きすぎてたまらんのです。
南極の寒々しい風景はおの季節にピッタリの映画だと思います。
涼しく観れる分、節電にも良いのではないでしょうか?

もうすぐこの作品の「前日譚」であるPART2が来るみたいですね。
冒頭のノルウェー人が巻き込まれた惨劇の話でしょうか?
ともあれ楽しみです。

【あらすじ】
低温と雪と氷に囲まれた南極の米国研究施設。
ある日、ノルウェー国籍のヘリが犬を狙撃しながら、米国基地に近付いて来た。
ヘリを降りた男は手榴弾まで使い、犬を執拗に狙う。
その危険な行動に男は米国基地の隊長に射殺され、犬は基地に引き取られた。
謎のノルウェー人の行動に不審を抱いた彼らは、事件の報告も兼ねてノルウェー基地に向かう。
しかしそこは全滅。燃やされた謎の肉塊が発見される。
それは何人もの人や生物が溶け合ったような形をしていた。
米国基地にその肉塊を持ち帰り、医師が解剖するがそれが何かは分からない。
その頃、犬舎では追われてきた犬が奇妙な変体を始めていた・・・・
それは生物と取り込み、完全に同化することが出来る・・・
ハンバーガー行脚第二弾。
実は「シンズ・バーガー」より先に行ってたのですが。
ここも随分前から行きたかったのです。
クルマで良く前を通る場所なのに、なかなか見付けられず・・
ある日、見つけた瞬間に仕事中にもかかわらず突入しました。
イメージ 1
こんなに目立つお店なのに・・・なかなか見付けられず。
屋号の「エル・ドミンゴ」の響きどおりメキシカンなお店です。
お店で食べたかったんですが、ここは人間として持ち帰り
イメージ 2
ダブル・チーズ・バーガーのセットです。
バーガーの大きさは言うにあらず、サラダやパイナップルも食い応えありの量です。
で、バーガー
イメージ 3
車内なんで色悪くてすみません。
イメージ 4
食べてる途中で失礼します。
分厚さが分かっていただけるかと。

ここはファンキーなお姐さんが1人で仕切っています。
待っている間も気さくに話しかけてくれるので楽しいですよ。

ちなみに神戸の男性には湊川公園にあると言うより、福原の北と言った方が分かりよいかもしれません。

イメージ 1

「伝染るんです」などで知られる漫画家、吉田戦車先生の
「シメキリ迫る非常時に、なぜか創作料理を作ってしまう。(帯より)」という逃避の日々を綴ったエッセイです。
まず書店では料理本のコーナーかマンガのコーナーで探すか悩みます(ちなみにジュンク堂三宮本店では「料理本」コーナー)。

内容は、吉田戦車さんのその時の気分や、そこにあるものでサッと作り上げる料理(シメキリ前に)を紹介、状況を描写しているのです。
料理本では大事であろうレシピはこの本では重きを置かれていません。
ここで何よりも大切なのは「思いつき」と「行動」ですから。

ご存知のように私も逃避めし作るクチです(具無し鍋直ですが・・・)、
共感を持って読み終わりました。

「仮面ライダー」ファンは「鉄火丼ダブル」の項でニヤっとする事でしょう。
アメリカ的なものに憧れているのは『映画の中のアレが食いたい』で白状してますが、
最近ハンバーガー行脚始めました。

上(北)の方にある。というのはずっと前から知っていたのですが、
ご存知の通り、神戸は坂の街。
それも結構キツい坂の部類の街にそのお店はあるのです。

Shin’s BURGER/シンズ・バーガー
www.shinsburger.com
イメージ 1
ある日、朝からハンバーガー気分だった私、意を決して行って参りました。
行く前から、これから通う覚悟でしたので、メニューの上から攻めていくことも決めてました。
メニューの一番上、屋号と同じく
「シンズ・バーガー」
イメージ 2
このバンズがたまらんですね。近所のベーカリーに特別に焼いてもらっているとの事です。
そして高さ!(値段じゃなくて全高よ)
しかし10秒くらいで食ってしまいました。
腹に重そうに見えますが、結構いけてしまいますよ。二個は軽い。
+300円のランチセットにするとチリポテトとドリンク付き
イメージ 3

これ重要なんですが、マスターが気さくなお兄さんで、居心地良いです。
(休日は忙しいので長々いるのはムリかもしれませんが・・)
お店の雰囲気もかわいらしい。いい感じです。
イメージ 4
先日、関西ローカル?の番組『冒険チュートリアル』の1コーナー、
「しいていうなら」は神戸の餃子がテーマでございました。
このコーナー、飲食店に向かい食べた後、そこの店主さんに、
「しいていうなら」
「ここより美味い店」を紹介していただくという大変失礼でオモシロいコーナーなのです。
この日はチュートリアルの二人とメッセンジャーのぱらさん、加藤晴彦さん、矢口真里さんが参加しておりました。

まぁ、店主さんたちも自分のところが一番という自負でやってるはずですから、いかにサービス精神旺盛な関西の店主さんといえども、自分のお店とはちょっと毛色の違うお店を紹介するなど苦労がうかがえます。

こちらも負けてはいられません。
その番組で出ていた。
「イチロー」さん。
イメージ 1
実はここの上海出身の女店長さん?(もう1人男性店長さん?もいます)に先に「冒険チュートリアル」に出るよ!と聞いてたのです。
イメージ 3
その後ほろ酔いで食べた鉄鍋シューマイ
イメージ 2
おっちゃんの時は作ってくれないそうです。注意してください。

で、実は高校の時の同級生の実家でもある
「日の出もり家食堂」さん
震災の後、大衆食堂の日の出食堂とお好み焼き屋さんである「もり家」が合体したのです。
イメージ 4
ここのタレはかなり良いです。
タレではベストかもしれません。

これまたお好み焼き屋さんの餃子
「もりぐち」さん
ここはかなりの人気店、週末などは予約要るときが多いですね。
イメージ 5

でもって最後に帰って来るのは
イメージ 6
ここなんですけどね。
王将最高。
http://fukushuu-movie.com/
久々のメルギブソン主演作。
顔の皺の深さに時間の流れを感じます。
(この作品のメルギブは、なんだかアンソニー・ウォンさんにそっくりのような)
この70年代な漢字タイトルがたまりませんが、アタイらにはグっと来ても、世間的にはどうなんだろうか?
配給会社はヒット捨ててるのか・・・
とは言いながら映画の日の今日は1日2回の上映で結構入ってました。
おっさん度100%ですが。

内容もタイトル通りの70年代なクライムアクション。
監督は『カジノロワイヤル』のマーティン・キャンベル、『カジノ~』でも復讐の物語を描いてましたね。
手堅いです。
陰謀や謎のヒットマン・・
そんなアイコンがきっちり出てくる安心の仕上がりです。
エンドタイトルを見て気付いたのですが、『ミニミニ大作戦』や『戦略大作戦』の脚本のトロイ・ケネディ・マーティンさんのTVシリーズが原案です(09年に亡くなった彼にこの作品は捧げられてます)。
【補足】監督のマーティン・キャンベルがそのドラマ『刑事ロニー・クレイヴン』のメイン監督だったのです。この作品はセルフリメイクのようなものだったんですね。


【以降ネタバレ】
最愛の娘がメルギブの目の前で殺されて、物語が始まります。
刑事である自分を狙った事件だと思いきや・・・
その陰謀が『核』がらみなのです。
まぁ、パルプフィクションな小説や映画にはよくありがちだとは思うのですが、
今の日本ではちょっと居心地の悪さを感じますね。
タイムリーではありますがね。

余談
弾着や死体のメイクもなかなか気合が入っていると思ったら、流石
担当はKNBエフェクツグループ。
パンフに久々の秋本鉄次さんの文章あってうれしかった。

【あらすじ】
初老の刑事クレイブンの元に、長年離れていた娘が戻ってきた。
しかし娘は明らかに体の調子がおかしく、取り乱した彼女を病院に連れて行こうと
玄関を出た瞬間「クレイブン!」と声をかけてきたクルマに銃撃を受け、彼女は射殺される。
事件は刑事である父への恨みという線で捜査されるが、クレイブンは解せない。
娘の行動に不審を抱いた彼は独自に捜査を始める。
娘はある原子力施設に勤めていながら、環境テロリストとも関係していた。
彼女のボーイフレンドを訪ねたクレイブンは、裏があることを確信、復讐に立ち上がる。
先日、仕事をサボり神戸市立博物館に。
『時をかける少女』のあの印象的な白い雲と青い空の背景を描いた作家
山本二三さんの展示を観に。
ポスターは勿論、あの坂道。
イメージ 1
アニメーションの背景と言えば、一瞬のもの。
サッさと描いているのかと思いきや、ハイパーリアルと言っていいほどの描き込み!
無知を反省いたしました。
画面では見えないですが、使用する紙の質にもこだわりがあるようです。

やはり神戸市民としては『火垂るの墓』。
この展示の辺り、背景といえども映画を思い出しどんよりとしてしまいます。
そこには山本氏が取材した旧阪急三宮駅の写真も飾っており、見ているはずなのに忘れてるその姿が荘厳でたまらんものでした(今から思えばかなりの文化財でしたな)。

その後にスコーンと抜けた青空の『時かけ』が来るという
担当の方は展示の仕方を分かってらっしゃる。
ちなみに山本氏は『もののけ姫』や『未来少年コナン』の美術を担当しており、展示もありますよ。
イメージ 2
最後の最後にSF小説『ハイドゥナン』のイメージボード!
やるんですか!
ある日、
ツレと二人神戸は三宮の歓楽街「東門街」。
中島らもさんが行き着けだった飲み屋さん「八島」ですでにいい調子だった我々が向かったのは、
イメージ 1
「BARショッカー」
「ガンダムBAR」「JOJOバー」「エヴァBAR」の姉妹店でございます。
中に入ると
イメージ 2
昭和、平成の歴代ライダーが迎えてくれます。
入った瞬間にテンションはマックスですね。
まず一杯目。。
私をライダーの世界に引き戻してくれた。
イメージ 3
「響く鬼」こと「響鬼」さん。
マジョーラカラーのようななパープルが美しいです。

そして最新ライダー
イメージ 4
「OOO」ことオーズの「タトバ」コンボカクテル。
きちんとタトバ色。

平成ライダー史上最高傑作「W」
今回はツレと二人で「サイクロン」「ジョーカー」
に変身しておきました。
イメージ 5

時間忘れますわ。
先月の末、
「あらかじめ決められた恋人たちへ」こと「あら恋」は、
イベント「POWER OF JAPAN」の出演のため
大阪は心斎橋にあるライブハウス「DROP」に来ておりました。

勿論、行きましたサ。
初「あら恋」の新たな友人を誘ってのライブだったのですが、残念ながらドタキャン・・・
おっさんは泣きながら一人で行きましたよ。
そんな事はどうでもいいことです。

会場にビール片手に入ったら、
ベッピンさんが美しい声で歌ってます。
よく見るとSUGERSOULのおねいさんじゃないですか!
美人だ!
新たなユニット「KAM」での参加でした。

ちょっとアルコール摂取増やしていると、クリテツさんやツルギさんをお見かけ。
ツルギさんを観ると、映画『神聖かまってちゃん:ロックンロールは鳴りやまないっ』とクロスして変な感じですわ。

で、あら恋。
いつも通りの始まり、
しかし
何かが違う。
バンドとしてギュッと凝縮されながら、音はさらに広がってます。
今日参加のバンドと比べても圧倒的です。
凄みがあります。
こればっかりは観ないと聴かないと分からないので、ホンマに皆さん聴きに行くように。
聴く度に観る度に進化してます!

でも圧倒的な舞台が終った後の池永くんは、
やはりいつもの池ちゃんでしたよ。
イメージ 1