度々記事でも紹介している我が愛する神戸は新開地の劇場「cinemaKOBE」。
今週の番組は、
「プライベート・ライアン」
「キック・アス」
というジャンル映画の表現を変えてしまった作品の二本立て。
また「プラライ」をスクリーンで観れる!
まずは『プライベート・ライアン/SAVING PRIVATE RYAN』
スティーヴン・スピルバーグの1998年度作品です。
まず劇場で、LDで、DVDで・・・もう何度観たか分からないくらいな作品です。
しかし改めてスクリーンで観るとまたまた新鮮なキモチで観れてしまいます。
また泣いてたよ・・おのおっさんは・・・
この作品、初見はまだ東京で働いていた頃、有楽町は日本劇場で観ました。
まず、もうその音に度肝を抜かれましたよ。
冒頭のノルマンディ上陸のシーン。
近くに座っていたおばちゃん連中が悲鳴を上げる位の音響効果!
確かに座席にまで銃弾が飛んできてました。
音だけでなくそのドキュメンタリーチックな、色を極力廃した画面。
時々光量オーバーで白く飛びます。(←これは脳震盪とか起こした時、こう見えますよねぇ。という表現だと思いますが)
残酷にあっさり死んでいく人間をキッチリ見せる。
この戦場表現は以降のアクションシーンを変えてしまいましたね。
リドリー・スコットなどは余りに悔しかったのか、自作『ブラック・ホーク・ダウン』で『プラライ』超えを目指してたのは見え見えでしたし、近作『ロビンフッド』でもまだまだ挑戦してました。
音の話に戻りますが、最後の戦い近く、ドイツ軍を迎え撃つ準備を済ませてエディット・ピアフのシャンソンを聴きながらまったりする兵士。
じょじょに聞こえてくる重低音・・・気付く兵士・・・戦車だ!
本当に音の演出が細やかです。
お話も伝統の『七人の侍』の流れを汲む「七人(くらい)」もの。
1人の為に「七人(くらい)」の兵士が命を懸ける。
はじめは「フーバー」な任務だと思っていた彼らが(「フーバー」は映画を観たら分かりますので)、
「あのライアンって二等兵をこっから連れ出せたら、俺たちも胸を張って故郷に帰れる気がする」
と「フーバー」な任務が意味あるものとして変わっていきます。
気弱な通訳として途中から小隊に加わるアパム。
レーダー基地を攻略する時、彼は離れて銃の照準機で戦いを眺めます。
まるで映画を撮っているように・・・
やはりここでは彼はスピさんの分身として映画の中にいるのでしょうね。
【あとがき】
日本劇場でのそのおばさん連。
「ああ、思い出してはったんやねぇ・・・」とかいちいち画面観てしゃべってました。
やはり関西のおばちゃんやったんですね。
でもその映画に関するつっこみとか私語なら私は許しますので。
長くなったので『キックアス』は続くで。