『スーパー8/SUPER8』
http://www.super8-movie.jp/
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ
監督J・J・エイブラムス

この映画に関しては冷静に観れないのです。
そのタイトルを見た時からソワソワしてました。
ご存知だとは思いますが、「スーパー8」とは8mmのフィルムの名前。
主にコダック社が作っていたものです。
私も高校時代シコシコと8mm撮ってました。
メインのフィルムは日本のフジフィルムが出している「シングル8」でしたが・・
金も知識も才能もない私らも頑張ってたのです。

そんな映画少年が8mmでゾンビ映画を撮っていることから始まる『スーパー8』。
もうただ少年たちが映画撮ってる姿の画面だけで、おっさん涙目です。

この映画の監督J・Jもかつて8mm少年だったそうです。
作品の中の少年たちはJ・Jのかつての姿でしょう。
物語の年代1979年、この時代の映画少年が影響を受けると言えば、
その筆頭は勿論この作品の製作総指揮を務めるスティーヴン・スピルバーグ。
『スーパー8』はかつてのスピルバーグ作品のリミックスともいえる作品です。
スピ映画の記憶がそこここで刺激されます。
映画と音楽の汚いところは、それが観たり聴いた時の状況の記憶とミックスになってること。
もうほんまに涙腺ヤバイんです。

J・Jもスピさんにオベッカでこんな事やってるのではないでしょう。
79年の映画少年が撮りたいのはきっとこんな映画なのです。

ここまで書いておきながら
この映画はジョー・ダンテに撮って欲しかったなぁ・・
いや、ジョー・ダンテが撮らないとアカン映画です。
J・Jは誠実すぎるのが玉に瑕、かつて私がスピルバーグの映画で観た残酷ギャグなんかやってくれないんです。
実は当時の記憶が鮮烈に残っているのはそういうところなんですよね。
ダンテならきっとやる。首が飛んだり、手足が転がってたり。