猫が争う声にさえ
何だか気持ちが紛れるのです
この夜に余って
佇んでいるかのような僕です
ありきたりな慰めを
今日は妙に欲しがっているのです
いつもより弱弱しく
光を映し出している月です
ほつれ放しの感情を
束の間さらけ出していたいのです
吹きすさぶ風に
乱れるばかりの髪です
猫が争う声にさえ
何だか気持ちが紛れるのです
この夜に余って
佇んでいるかのような僕です
ありきたりな慰めを
今日は妙に欲しがっているのです
いつもより弱弱しく
光を映し出している月です
ほつれ放しの感情を
束の間さらけ出していたいのです
吹きすさぶ風に
乱れるばかりの髪です
冷めざめとした空に
消えてゆけ
みぞれの中に
包まれてゆけ
こぼれそうな感情を
拾い上げるばかりの心なら
あふれ出ようとする余白を
塗りつぶそうとする孤独なら
癒えてしまう前に
進んでゆけ
みぞれの染みた道路に
もう一滴を落としてゆけ