猫が争う声にさえ

何だか気持ちが紛れるのです

 

この夜に余って

佇んでいるかのような僕です

 

ありきたりな慰めを

今日は妙に欲しがっているのです

 

いつもより弱弱しく

光を映し出している月です

 

ほつれ放しの感情を

束の間さらけ出していたいのです

 

吹きすさぶ風に

乱れるばかりの髪です