真っ直ぐに生きようとするほど
複雑なことからは逃げられなくなるよ
世界を変えるために
あと何枚書類を作ればいい
想いが募っていくたびに
空回りすることが増えるよ
時を駆け抜けるスピードがほしい
つまずいたことも忘れるくらい
明日を大きく膨らませるほど
今日が煩わしく思えてくるよ
叶わない未来を心に溜めては
ただどうしようもなく願っているんだよ
真っ直ぐに生きようとするほど
複雑なことからは逃げられなくなるよ
世界を変えるために
あと何枚書類を作ればいい
想いが募っていくたびに
空回りすることが増えるよ
時を駆け抜けるスピードがほしい
つまずいたことも忘れるくらい
明日を大きく膨らませるほど
今日が煩わしく思えてくるよ
叶わない未来を心に溜めては
ただどうしようもなく願っているんだよ
雨降りだなんて
聞いてなかった
束の間逃げ込んだ
閉店中の店の前
雨と距離をとり
騒ぐ胸を静める
水の中を走ってきても
渇いている喉
隣にある自販機で
ジュースを買い
止みそうにない雨を
恨めしく見つめる
行かなきゃいけない
用事があるのだけど
何だか他人事みたいに
時が過ぎていく
思い切ってここから
飛び出しちゃおうか
雨に濡れるのも悪くない
未来さえ知らなければ
髪から水滴を垂らして
僕は雨宿りしている
深い雨の中に
迷い込んだ気分
他の何にも
代われない気持ちを
見つけたのに
君といられなくなって
その気持ちは
今どこにあるんだろう
積み重ねた思い出の品を
荷物として処分する
なかったことにするんだという
空しい決意で
一緒だった時は
上手に溶け込めていた街が
派手でうるさくてしかたない
他の誰にも
代われない人だと
思っていたのに
午後のひとときは
曇り空に埋め尽くされて
一日を見落としたような
もやもやした感じが残る
雨粒を砕きながら
傘は歩いている
景色がもったいぶって
眼にも足にも遠く感じる
踏み分け切れなかった水溜りが
靴下に染み込む
とっさに浮かんだ言葉まで
湿ってしまってる
絶え間ない雨の中に
一瞬のトンネルを作り
傘は地下鉄に向かう
場違いに明るい色で
ゆりかごから墓場まで
人は成長とともに
悩みも成長させる
原始から未来まで
人は発展とともに
課題も発展させる
僕らが立ち向かうものは
複雑に大きくなっていく
解決の方法は時により
次の事件の要因になり得る
いつか僕らの進歩は
老いていくがゆえに
幼かった頃の
小さな悩みを懐かしむ
眠らなきゃ
始まれない気持ちがある
布団をかけて横になる
暗い空をかけられて
一日はゆっくり葬られる
たくさんの夢に看取られながら
闇の深くで繰り返される
今日と明日の静かな交代
太陽と月が証明する
まどろみの中で
新しい一日の産声を聞いている
それはまるで子守唄のよう
水になろうとして
サンマになったのか
雲になろうとして
カモメになったのか
草になろうとして
バッタになったのか
木になろうとして
キリンになったのか
何になろうとして
人になったのか
この肌の色は
何の保護色だ
この姿は
何の憧れの結果だ
始めは凛としていた
美しき願いの言葉
叶うことのないまま
時は過ぎて
飽きられていく
反発されていく
「ああ、また言ってる」と
画鋲が外れても
直す者はいない
乾いた風にめくれあがる
揺るぎなき目標
雨が降る
道路を下る
雨が降る
道路を下る
一粒一粒の
水が連なる
川の中で
合流する
後から来た水が
前の水を押し出して
勢いは増す
下水道に拒まれた水が
地面へと溢れ出して
街を浸す
なんと無邪気に
人を濡らし
家を流し
雨が降る
道路を下る
雨が降る
道路を下る
激しさに
あっけにとられ
立ち尽くす
その痛みは
ゲームセンターでも
忘れられるけれど
バンソウコウでも
癒せるけれど
あの言葉は
何度もやって来る
言われたあの子を
傷つけに
掲示板から
消されても
学校から
抜け出せても
あの言葉は
何度もやって来る
今を生きるあの子を
振り向かせに