クリスマスの前夜にクライマックスは来る
休日の前夜にどきどきは終わる
24時の鐘の音とともに
徐々に魔法は解けていく
全ての喜びは前夜にあるのだとしても
こんなはずじゃなかった
当日を僕は生きよう
完成された未来が
出来損ないの今になっても
つぎはぎだらけの服を着て
まだ舞踏会を続けよう
みっともない照れくささを
眩しさと取り違えられるようになる
いつかの朝のために
クリスマスの前夜にクライマックスは来る
休日の前夜にどきどきは終わる
24時の鐘の音とともに
徐々に魔法は解けていく
全ての喜びは前夜にあるのだとしても
こんなはずじゃなかった
当日を僕は生きよう
完成された未来が
出来損ないの今になっても
つぎはぎだらけの服を着て
まだ舞踏会を続けよう
みっともない照れくささを
眩しさと取り違えられるようになる
いつかの朝のために
激しい言い争いは置いといて
もう遅いから眠ろう
明日も仕事なんだ
明日も
何かをうやむやにしなければ
日常なんて手に負えやしない
ワイドショーの流れるテレビに向かい
何かをぼやきながら
母は洗濯物を畳んでいる
ラジオからのDJの問いかけに
耳を傾けながら
トラックドライバーはハンドルを切っている
頭で受け止めた出来事は
僕らの手から
憂いながらこぼれていく
生まれくる迷いを
日常はやさしく殺していく
山積した問題は置いといて
まずはテーブルに並んだランチを食べよう
話はそれからだ
壊れやすいものに触れると
自分の壊れやすい部分に
触れられたような気がして
びくっとする
僕らは砕かれた過去の結晶
相手にどう映されているか
知らずに今も作られている
目があって向かい合った
壊れやすいものを抱いて育てて
弱くなく強すぎず
滑らせただけで散ってしまう
壊れやすいものを抱きながら
その手は優しさを学ぶのだろう
ちゃんと一日に向き合うほど
予期せぬ痛みへのガードは弱くなる
知りながら慣れていく日常
身構えていたとしても
慌ただしい時の隙間に
悲しみは差し込んでくるんだ
忘れゆく記憶
忘れたくない気持ち
君の手の感触も薄らいで
その葛藤だけが残される
寂しさは強さに変わるだろうか
虚しさに詰め込める感情はあるだろうか
今は見えない希望を探り続けている
心が着替えている途中でも
口は開かれる
不意に投げかけられた質問の前で
裸の自分が晒しだされる
とっさに見せた言葉の
あまりの締まりのなさに
せっかくの新調した心も
どこか恥ずかしさを覚えてる