過程出来上がった言葉は 今までがなかったように さっぱりとし過ぎていて 迷いに迷った年月が 入り込む余地もない 言葉が 時間を豊かにする 過程であるように 通り過ぎていく心を 活きのいいまま届けてくれる 詩を願う
距離二人で語っていた 理想の未来の計画を 僕は生活の中で忘れた 建前でしか 存在しなくなった言葉を 君はまだ信じていた 君に見えていた希望が 僕には見えなかった それだけの話 僕が挑発した口げんかに 乗らないままで 君はいなくなった
石垣りんさん詩人の石垣りんさんが亡くなられたそうです。つい最近石垣りんさんの詩に出会い、「くらし」「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」など、自らの生活に結びついた迫力のある詩に衝撃を受けたのを憶えています。ご冥福をお祈りします。