打ち上げ花火 -5ページ目

打ち上げ花火

ド素人の花火写真・動画館。普段の身近な出来事も。
かつて筆者が運営していた「東京西北部の中小河川」
「東京西北部の送電鉄塔」の関連情報も掲載。

数年前に生産終了し、建物だけが残されていた狭山市のホンダ狭山工場の解体が始まっている。ここは小学生の時に社会科見学に訪れた思い出の工場。当時はまだロボット化もさほど進んでおらず、ベルトコンベアに乗って流れる部品を1つ1つ手作業で組み立てていたのを覚えている。

 

正門
 

建物は遠くから見ると無傷のように見えるが、1・2階は既にかなり解体が進んでいる
 

給電していた送電線も既に断たれている
 

ちなみに社会科見学ではバスで訪れたわけだが、その後は狭山湖へ移動して昼食だった。このホンダ~狭山湖が偉く遠く感じたのを覚えている。遠い昔なのでどこを走ったのかは覚えてないが、恐らくR16を西進し、都県境となる二本木交差点を左折し県道179号を東へ向かったのではないだろうか。

なお、昨日も多摩湖・狭山湖を経由してからホンダへ向かった。凄く遠く感じたところを今では自転車で自在に走り回るようになるとは当時思わなかっただろう(笑)
 

30日の狭山湖。波の少ないきれいな湖面はなかなかお目に掛れない

空気が澄んできて、関東からも久しぶりに富士山が見えましたが、既に雪で真っ白でした。1週間前の17日には東京で最高23.5℃もありましたが、冬は確実に近付きつつあります。
 

川越市 入間川より

雪の少ない年は、1月でもこんな状態の時があります。

練馬区役所展望フロアより 21.1.11

今年も、秋なのに咲いている桜を見かけます。1つ2つ咲いてしまうのは特に珍しいことでもなさそうで、通りかかりの人も余り注目していないようです。都内よりも、既に葉っぱが落ちてしまった郊外で見かけることが多いように思います。
 

 

朝霞市にて

個人的には今シーズン最後の花火となる川口花火大会。季節も一気に進んで、肌寒いくらいの陽気になった。週間予報では一時雨マークが付いていたこともあり天候が気掛かりではあったが、幸い晴天での開催となった。

例年通り対岸の北区側に陣取る。三脚で場所取りした後、自転車は所定の場所に置いてくる。花火と関係のない都内側も警備員や街灯が配備され万全の体制を取っているのは心強い。いずれこちらも有料化するのだろうか……

 

会場対岸 17時頃
 

主会場
 

17時30分頃から現地では関係者の挨拶が始まる。花火は18時から。日が短くなったので早く始まり早く終わるのはありがたい。今回も全編音楽花火。序章、昭和初期~戦後、昭和~平成、令和、終章の5部構成。それぞれの時代に合わせた曲が流れる。担当は日本橋丸玉屋。

 

最初はカウントダウンもなく、地味な花火から始まる

 

対岸にはアナウンスはわずかに聞こえるものの、音楽は鳴ってるな程度にしか聞こえてこない
 

 

 

 

時々回って来る警備員から路面は開けておくようにと指示がある。土手へ入って撮影するが、まだ除草されてないのでコセンダングサ等のいわゆる引っ付き虫が足に刺さると痛いんだ(笑)

 

 

 

終盤、「それでは、皆さん、準備はよろしいですか」と対岸からアナウンスが聞こえた。プログラムを見ると「客席参加型」と書かれている。間もなく客席で一斉にペンライトが振られる。これはきれいだ。対岸で見ている人たちへ思いを伝えたいかのようだ。
 

ペンライトがきれいだ
 

 

フィナーレ
 

画角の都合で、動画にはペンライトは入っていない
 

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冒頭に書いたように、筆者にとっての今年の花火大会はこれで終わった。現地まで向かったもののゲリラ豪雨で中止になった「小江戸川越花火大会」や、終日雨予報の中で強行した「こうのす花火大会」など、今年の花火はとにかく雨が絡むことが多かった。秋になってからも、秋晴れの日は少なく梅雨のような日が続き、さらに夏日からいきなり肌寒くなってしまったりなど、地球温暖化の影響だろうか、日本の四季も確実に変わりつつある。

文化の日といえば入間航空祭。
本来は昨年11月の開催分が観閲式の関係で1月20日に予定されていたのだが、能登地震の災害派遣で中止に。コロナ禍直後に規模縮小の上で開催されたこともあったが(その時は筆者は行っていない)、今回5年ぶりにフル開催が戻ってきた。

またしても週末台風がやってきた。関東へ来る頃には温帯低気圧と化していたわけだが、気象庁は2日前まで雨予報。しかも雨確率70%と高い確率を出している。だが予想天気図を見ると3日朝には温低は既に房総沖へ抜けており、これは朝から快晴だと見た。

さて当日朝、外へ出てみると予想通り関東は雲1つない晴天。よく文化の日は晴れの特異日と言われるが、今回もそうであった(19年みたいにどんより曇りの日もあった。こちら)。ただ、風がやや強いのが気掛かりではある。

 

彩の森入間公園を経由して北門へ向かう。電車が着くたびにどっと客を吐き出す。自転車だから混雑は関係ないが、踏切がなかなか開かない。

現地着は11時頃。飛行場地域へと向かう。これまで滑走路前まで1本道だったメイン通りは工事で通れなくなっており、迂回する必要がある。

 

ブルーインパルス前。ギチギチというほどでもなく、意外と空いてるなという印象
 

C-1(左、中)とC-2(右)輸送機。長らく活躍したC-1も徐々にC-2に切り替わりつつある。大きさの違いがよく分かる

 

そのC-2に対応した大型格納庫を建設中。ブルー正面だが、この部分はスピーカーが設置されておらずアナウンスが聞こえないので、今回はやや左寄りに構える

 

今回、新たに滑走路の反対側にランウェイビューエリアという領域が新設された。同時に狭山市役所口も開設され、西武線狭山市駅からもアクセスしやすいようになっている。早速新エリアにも行ってみた。基地外周をぐるっと歩かなければならず、いやぁ歩くこと歩くこと。ブルー前から片道2kmくらいあったのではないだろうか。

 

ランウェイビューエリア。芝生で混雑もなく、人びっしりのメイン会場と比べたら別世界。名称通り滑走路が間近に見えて凄くよさげな感じだが、唯一の欠点は逆光ということ。撮影には向かない

 

パトリオット等は今回こちら側での展示
 

災害派遣時に活躍するテントが休憩所として開放
 

迷彩服を着ての撮影コーナーもあった
 

メイン会場へ戻ってきたら間もなくブルー開始の時間になってしまった。隊員が「シートは禁止です、立ってください」と呼びかけながら歩いている。座っていた人たちも立ち上がる。今回空いているように見えたのはシート禁止だったからなのかも知れない。

 

さて、ブルーインパルスの展示飛行が始まる。午前中の空挺降下は強風で中止になってしまったが、曲技には問題なく1区分のフルコース。前回が曇り空での簡易な展示飛行だっただけに、久しぶりに見たような気がする。後半の一部の課目が新しいものに変更されたようだ。

 

今回は60fps撮影
 

ブルーが終わると一斉に帰り始める。この後本日で引退のC-1・31号機ラストフライトがあったのだが、メイン会場はスカスカに。どこの航空祭もそうなのだろうが、ブルーインパルスの集客力の凄さが分かる。

帰りの駅周辺の猛烈な混雑、彩の森入間公園付近に恐らく100台以上並んだツアーバスと、同公園に集合する大勢のツアー客を横目に会場を後にする。周囲の道路事情も片側1車線の狭い道ばかりで余り良いとは言えずかなり渋滞しており、これらと無関係の自転車は便利だわ~と感じる。強いていれば踏切を渡るのに一苦労するくらいか。遠回りになるが狭山市役所側へ逃げてしまえば踏切も避けることさえできる。

 

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台風襲来の予報だったが、晴天に恵まれた今年の入間航空祭。3連休の真ん中とあって人出も多く、約25万人が訪れたそうで、記憶にある中でも過去最高に混雑した『空飛ぶ広報室』の放送された13年の32万人(※こちら)に次ぐ多さであった。

 

ブルーインパルス、5年ぶりに妙技披露 埼玉県入間航空祭で 
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20241103-OYTNT50123/

いつも走っている新河岸川の土手の除草が始まった。例年なら7月頃にも除草があるのだが、今年は夏の間ずっと手付かず。埼玉県も予算が厳しいのを感じさせる(河川敷は県の管理)。土日もこうして作業してくれる作業員に感謝せねばなるまい

 

ちなみに最盛期はこんな状態(8月)。さすがに走れないので側道へ下りる

ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財「川越まつり」。山車の写真をいくつか。交通規制の始まる前の19日早朝に撮影。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地元練馬区の白子川の改修の様子。現在は学園通りの西の前田橋~中島橋付近で行われている。この先の右手に23区内唯一となった乳牛牧場がある(大泉にあるのに「小泉牧場」)。

鴻巣市市政施行70周年記念事業。
前回の記事で、当日は雨になるんじゃないかと心配していた「こうのす花火大会」。
1週間前の予報は曇り時々晴れであったが、火曜日には曇りマークのみとなり、水曜日には雨マークになってしまった。予想通りである。何しろ台風18号が例によってのんびりとしており、台湾の向こう側で足踏みして動こうとしない。1週間前の予報では5日には九州沖辺りまで来ていたはずだったが、台湾の南部でそのまま消滅してしまった。富士山より高い山のある台湾を超えるのは台風にとってもなかなかの難題のようだ(詳しくは「台湾 玉山」で検索)。

その結果、秋雨前線が日本上空に停滞してしまい、愚図ついた天候が続くことになる。5日の関東は前日までは雨後曇りとなっていたが、当日の予報では終日雨に変更され、どんどん悪化してゆく。

公式サイトによると開催可否を10時に決定するとのこと。10時過ぎに確認しようとしたらアクセス集中で重くてなかなか繋がらない。その結果、夕方には雨が上がる予報なので開催決定だそうだ。終日雨予報なのに強行して大丈夫か? 都内は本降りの雨で上がりそうにない。

荷物をまとめ、雨合羽を着て午後1時に出発。気温は低めだが、湿度が高いのでそんなに肌寒さはない。しかし北風なので行きは向かい風。吹っ掛け雨が顔に打ち付ける。

いろは親水公園(志木市)14時10分。郊外へ出て風が一層強くになり、早くも心が折れそうになる。

入間大橋(川越市)15時25分。近くの上尾市西貝塚環境センターの煙突は高さ80mほどだが、天辺が見えない。花火開催できたとしても何も見えないんじゃないだろうか。

 

上尾市西貝塚環境センターの煙突。入間大橋より
 

荒川サイクリングロードに入る。草刈りが終わってない箇所が多く走りずらい。いつもなら既に終わっているはずだが、今年は荒川も新河岸川もそのまま。資金不足、人材不足なのを感じさせられた。特にホンダエアポート~太郎右衛門橋は草ボーボーで全く走れず、土手下の側道へ降りざるを得なかった。

吉見町へ入り、さくら堤公園を行く。彼岸花が今頃になって見頃を迎えている。例年より半月くらい遅れているようだ。

 

さくら堤公園の彼岸花
 

吉見運動公園管理事務所のところから県道76号に入り、糠田橋を渡る。毎回のことだが駐車場へ入る車で渋滞している。橋から右岸を見ると何やら細かな物体が大量に置いてある。ドローンショーがあるようだ。ふと空を見ると、ずっと降り続けてきた雨がほとんど上がっている。公式の言う夕方には上がるというのは本当だったのだ。

 

ドローンショー会場。向こうに鳳凰乱舞のセットと4尺打ち上げ筒が見える
 

吉見会場
 

糠田第2会場
 

さて自転車置き場に着いて、会場へと向かう。自転車を置いたのが16時45分。向かい風雨天だったので予想以上に時間が掛った。早めに出発して正解であった。

糠田第1会場は、あちこちに水溜まりがあり泥んこ状態。正面の入口も大きな水溜まりで閉鎖されており、露店の左側をぐるっと回って入場しなければならなかった。
 

糠田第1会場
 

会場内は物凄い泥濘。1歩歩くごとに靴が脱げそうなくらいに足を奪われる。しかも滑るので、転ばないように気を付けながらゆっくり進む。

 

協賛席 凄まじい泥んこ状態
 

今回も協賛させていただいた。最小額なので席も最も後方。フェンス沿いに同じように「撮影したいために協賛」という人がずらっと並んでいる。
 

フェンス沿いの同業者
 

準備しているうちに、たまに霧雨が降って来る。傘を準備しておく。また北風なので肌寒い。雨合羽は着たままにしておく。

17時30分から花火が始まる。今回は都合上、3番目だったドローンショーを最初に開催することになった。このドローンショー、鴻巣とは何の関係もない東京ディズニーリゾート®のCMであり、各地の花火大会で行われているものだったので、当記事では割愛させていただく(Youtubeで「ディズニー ドローンショー」で検索すればいくつも出てくる)。歓声も凄く、このドローンショー目当てという人も相当数いたように感じた。

 

さて花火が始まる。雨はほぼ上がり、雲の高度もある程度上がり花火が十分鑑賞できる状態になった。きちんと予測した商工会青年部恐るべし。

 

カウントダウン「秋桜乱舞」
 

 

しかし湿度が高く、大気の密度が大きいため、風はあっても煙がなかなか動こうとしない。煙が薄くなるまで中断が何度かあった。
 

煙が濃くなってくる
 

 

 

 

 

 

これは最後から2番目の「黄金錦大乱舞」
 

終盤になってくると煙が逃げず、時間も押し迫っているので間隔も開けられず、煙の中に消えてゆく花火となる。ラストの「鳳凰乱舞」の前だけは念入りに時間を開けるが、果たしてどうなることやら。

 

鳳凰乱舞。何も見えない
 

千輪。「あーあ」と会場あちこちから溜め息が聞こえる

 

4尺玉。爆音が聞こえるだけ
 

鳳凰乱舞はやや離れたところに筒があるので、他の尺玉と比べて低く見えるため完全に煙の中。4尺玉も、音が聞こえるだけでほぼ何も見えない。
 

鳳凰乱舞のみはノーカットで載せてある。凄まじい煙をご覧あれ
 

終了後、まずおしっこタイムがあり(笑)、続いて退場する。上記にあるように入口が1箇所水溜まりで閉鎖されていたため、出るのに異常に時間が掛かった。20時終了だが、自転車置き場に戻ったのは21時近く。

三脚を縛って会場を後にしたのが21時11分。帰りは雨も上がり、追い風なので行きの辛さに比べたらずっと楽だった。しかし川越市へ入る辺りから再び雨が降り出した。以後、自宅に帰るまでずっと雨が降っていた。雨が上がっていたのは埼玉北部だけだったのだ。雨合羽着たままで良かった。入間大橋22時12分、いろは親水公園23時13分、自宅着23時59分、日付の変わる直前の帰宅だった。走行距離99.30km、平均16.6km/h。最短距離で走ると往復100km未満なのは意外であった。

 

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何はともあれ、無事開催されたこうのす花火大会。市政70周年記念大会という名目ではあったが、残念な結果になってしまった。だが主催の商工会青年部も、雨上がりの湿度の高い状態で強行するとこうなるのだと学んだことだろう。しかし順延すると人件費も増大してしまうので、可能ならその日のうちに済ませてしまいたいという考えもあると思う。判断の難しいところではないだろうか。

体育の日の週の12日に開催されもよかったと思うが、どうやら商工会青年部は「10月12日」という日にトラウマがあるようだ。そう、あの台風19号が襲って糠田運動場が水没した日だ(翌日の荒れ狂った川の様子はこちら)。

 

雨の日の花火は何度もあるが、間違いなく最も辛く厳しかった回の1つだろう。悪天候での強行については「第59回 立川まつり国営昭和記念公園花火大会」(※こちら)、「第30回 小江戸川越花火大会」(※こちら)も参照されたい。

荒川放水路通水100周年記念事業。
8月のいたばし花火大会・戸田橋花火大会(※こちら)でも書いたが、今年は岩淵水門から下流の荒川の現行の流路である荒川放水路が完成して100周年。長い間水害から東京を守ってきた赤水門は国の重要文化財に登録されることが決定。その赤水門・青水門の目の前で開催されるのがこの「北区花火会」。今年のテーマは「RED×BLUE SPARKLE GATE」。11回目と歴史は浅いが、秋花火としてすっかり定着した感がある。

 

花火担当も従来のイケブンに代わり、マルゴーの担当になった。22年「大曲全国花火競技大会」で内閣総理大臣賞、昨年の「隅田川花火大会」コンクール優勝など数多くの実績を上げている創業70年の老舗でもある。この近辺では「おけがわ市民花火大会」(※前回(15年)の様子はこちら)がマルゴー社の担当であった。コロナ禍などでしばらく開催されていないが、5年ごとの開催のようなので来年開催あるかも?

 

前日まで雨予報が出ていたが、当日になってみると曇りマークになり雨確率が下がっている。ありがたいことだが、8月の「小江戸川越花火大会」(※こちら)のように似たような例であっても思い切り降られたことがあるので安心はできない。

 

いつものように対岸の川口側で撮影しようと思ったのだが、公式サイトを見て驚いてしまった。何と今年は川口側も有料化されるのだという。余計な音楽も聞こえずに(ここの花火はほとんどが音楽花火なのだ)のんびりじっくり見れる場所として人気のあった会場だが、さぁどうしよう。無料席もあるのだが、新荒川大橋上流側の会場から離れたところのみとなる。

 

川口側の無料観覧席
 

土手上より。橋が邪魔だし、撮影も長い玉が必要になりそう
 

仕方ないので、今回は思い切って有料席を購入した。川口側の1人用席はパーソナル席(4,400円)とカメラマン席(12,100円)があるものの、玉数は10,000発と多いが最大5号玉・60分程度の中規模大会でさすがに1万円超は手が出せないので、今回は動画のみの撮影と割り切りパーソナル席を選んだ。それでもこの値段では余り売れないようで、当日になってもまだ売れ残っていたのを確認。

 

パーソナル席はパイプ椅子が用意されており全席指定。公式のイメージ図では2列のはずだったが、実際に訪れてみると4列。暗いので番号が探しにくい。しばらく探して当該を見つけたが、前から2列目。最前列か最後列なら一脚で撮影しやすいのだが、どうも無理っぽい。

 

川口側パーソナル席。スカイツリー遠望
 

仮設トイレの脇に席のない部分があったので、今回は席に座らず、そこで撮らせてもらうことにした(もちろんスタッフには一言告げた)。

花火は18時30分から。今回はドローンショーから始まる。会場上空に無数の発光体が現れ、いろんな絵が表示される。

 

ドローンショーより。太陽系
 

不死鳥
 

タイトル画面
 

カウントダウン?

 

最後にドローンによる数字が出る。ドローンでのカウントダウンなんて初めて見た。しかしカウントが終わっても花火は上がらない。恐らく赤羽側の地上で何らかのショーがあったのだろう。下記動画では花火と繋がるように編集してあるが、実際にはブランクがあった。

今回も4部構成。第1幕「REBORN ~生まれ変わる北区花火会~」、第2幕「100年の思い、100年の未来」(荒川放水路100周年のストーリー花火)、第3幕「北区芸術花火博覧会」、第4幕「グランドフィナーレ ~スパークル~」となっている。

 

 

9:20からの10発は芸術玉(敬称略)
プリズム(秋田・小松忠信)
昇曲導 付芯入万華鏡(宮城・若松將生)
昇朴付 錦の華(福島・菅野俊宏)
昇朴付 幻想イルミネーション(茨城・野村陽一)
昇朴付 幻想花(長野・那須野大)
昇曲付 夕日に群トンボ(静岡・田畑喜一郎)
昇朴付 芯入時計草(長野・藤原信雄)
昇朴付 孔雀芯花ヤシ(東京・小勝康平)
万華鏡(愛知・磯谷尚孝)
グラデーション青紅閃光(山梨・齊木智徳)

 

一脚なので手振れが酷い部分があるがご容赦を。
気が付いてみれば、席の設けられていない部分にも人がたくさん集まっていた。有料化は構わないが、椅子なしでもう少し安くしてみてもいいようにも思う。しかし円安、物価高で何もかもが値上がりしているので、これ以上安く設定するのは無理があるのかも知れない。赤羽側ファンゾーン(自由席)は今回は3,300円だが、筆者が初めてこの花火へ行った18年は1,000円であった。

11月9日には川口花火大会がある。こちらも対岸の北区側もいずれ有料化されるのだろうか。公式(https://1110hanabi.com/)を見ると今年はとりあえず大丈夫のようだ。互いに会場はすぐ近くだし、両者とも秋の開催なので、いたばし・戸田橋のように合同開催になる可能性も考えられるだろうか。
 

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来週は「こうのす花火大会」。言わずと知れた4尺玉の上がる埼玉最大の花火大会だ。29日正午現在、当日の予報は曇り時々晴れ、雨確率30%となっている。しかし油断はできない。特に九州沖に台風がいるのが気になる。「ノロノロ台風」と呼ばれた8月末の台風10号の時とよく似ている。台風から湿った空気が流れ込んで秋雨前線を刺激し、遠く離れた関東で大雨になる可能性さえあるのだ。
1週間前に曇り時々晴れ予報が出ていたものの、当日は全国的に雨になってしまった例として、一昨年の「小江戸川越花火大会」を参照(※こちら)。

公式サイトによる
https://hanabi-kita.com/