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PPとノリとの関係

紙の表面加工に使われるフイルムはPP(ポリプロピレン)が一般的です。
PPが貼られると紙用のノリだとつきません。
ついたとしても擬似接着といって衝撃や時間がたつとはがれやすくなります。
そのため、紙用接着剤でもくいつきが良いように処理されたPPを使うのが一般的です。
ユーシ・イレブンでは、紙の接着剤にニカワを使うのですが、
PPで加工された紙を貼る際は、接着力の強いニカワの割合を増やします。
それでも条件が悪いと剥がれてしまうことがあるのがPP加工されたものの難しさです。

どれだけ時間がかかるの?

作業にかかる時間というのは、長くこの仕事にかかわっている人でも
完全に読むことが難しい問題で、
ましてやお客様にとっては未知な部分だと思います。
大体の目安だと、発注から一ヶ月というのが納期的には安全なところだと思います。
当然、印刷の有る無しやロットや形状、他の作業との兼ね合いなどの要因が絡みますが
一ヶ月以上の余裕があれば、大体調整が取れます。
それよりも短い納期になると場合によっては、
作業に無理をかけることになります。
印刷や一部の箔押し、特殊な材料が必要な場合など外注する必要があると
外注先の都合もかかわるので、
より納期的に厳しいものになることがあります。
お客様のよりよいものにしたいとギリギリまで拘る気持ちも分かりますし、
国内企業の強みとして短納期でも対応できるということがありますが
出来るだけ余裕のある仕事をしたいと思ってしまいます。

季節の変わり目

季節の変わり目で
どうしても体調を崩す人が出てきます。
暑さからすごしやすくなってほっとして体のリズムが崩れるパターンから
寒さと乾燥でダメージを受けるパターンになってきました。
これから繁忙期に入ってくるので、
休みたくても休めないで悪化させる人が増えます。
風邪をひいてそれをみんなにうつしてしまうと
それでなくともタイトなスケジュールが崩壊しかねないので
より体調管理には気をつけたいと思います。

「言わなくても分かるだろ」と「言ってくれなきゃ分からない」

自分が得た知識や経験を基準に仕事をしていると、
その知識や経験に乏しい人に対して、
知っていたり分かっていて当然と説明不足で事に当たって
問題が起きることがあります。
知らない人にとってみれば教えてもらわなければ分からないとなりますし、
そのことを知っていて当然と思っている人にとって見れば
一から十まで話さなければならないのかと煩わしさを感じたりします。
どちらの立場にもなることがあるので、どちらの気持ちも分かるのですが、
双方のギャップを埋めるのは結構難しいように感じます。
うまい方法を模索中です。

試作が次につながらなかったときの徒労感

試作というと、全ての設計が決まっていてそれをそのまま作る場合と、
まだ完全に決まっているわけではなく、
あやふやな部分を固めながら仕上げていく場合があります。
設計まで決まっている場合には、
それがどのくらいの単価になるかの見積もりを出してから試作を作ることも多いので
次に繋がる可能性が高いです。
この場合の試作は最終確認や微調整の意味合いが強いと思います。
厄介なのは、作りながら決めていく場合です。
この場合、具体的に決まっていないことが多いと見積もりを出すことが出来ません。
仕様をひとつ変更しただけで単価がまるっきり変わってしまうということは良くあります。
お客様も試作する側も「より良いものにしたい」という気持ちは変わらないので
理想を追い求めてしまいがちになります。
現実に戻ったときに単価が合わないことがままあります。
苦労して理想を具現化したのに、
単価が合わないでポシャって
今までの苦労が水の泡なんてときの徒労感は言いようがありません。