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大阪の凄いパチ屋の社長シリーズ 最終回

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堂山さん

パチンコ屋さん

堂山物語 第128話(最終回)

堂山物語 第127話

マクドで隣に座った、いっこは昼間とは違い別人のような人間だった

 

いっこ 「お昼は、どうもすいませんでした。おかげで何も盗られずにすんでるのに、怒鳴ったりして」

 

堂山 「えっ、あっ、いいっすよ」

 

 

南国育ちで快勝した僕は気を良くしていたので、隣に座った、ほぼ見知らぬ女の子と、仕事の話など適当にしていたので

 

 

いっこ 「今度、お昼の御礼にゴハンでも行きましょうよ、メルアド教えてください」

 

 

当時の連絡先の交換はメールアドレスが主だったので、僕はマルチ商法とか

 

だったら嫌だなと思いつつも、メルアドの交換をして、その日は帰った。

 

 

いメール 「おつかれさまー。堂山さんって梅田で働いてたんですよね。美味しいお店とか教えてくださいー」

 

堂メール 「お疲れ様です。僕が居た店は、残念ながら撤退してるんで、よく聞くのはHEPの熱烈食堂とか、東通の入口のチャイナチャイナとかですかねー」

 

いメール 「中華ばっかり(笑)」

 

 

こんな感じでその後、1週間くらい何度かメールのやり取りをやって、

 

その梅田のチャイナチャイナという

 

にんにく屋グループの今はもう無い店でゴハンに行った時に

 

僕は、いっこから交際を申し込まれた。

 

 

いっこはエステのマネージャーの仕事をやっていた。

 

よく分からないけど、エステの店長の次くらいの立場らしい。

 

 

当時、僕はパチ屋の主任で釘調整を勉強し始めて閉店後は必ず

 

店に行く習慣となって冬場、原チャリでは厳しいので車を買った。

 

 

18歳の時、てっちり屋のバイトの時にヤクザのマナベさんが乗ってきた

 

ミニクーパーがカッコよかったので真似して安いミニを買った。

 

 

休みも合わず、たまにお互いの家を行き来する事が続いたので一緒に出かけた記憶は、無い。

 

いっこはコンビニ弁当が好きらしく、コンビニで弁当を買って家で食べる。

 

どっちも仕事が終わってからなので深夜に家でコンビニ弁当で話をし、

 

セックスをする感じの付き合いだった。

 

 

いっこはパニック障害を持っており、

 

頻繁に過呼吸になったり、リストカットしたりしていた。

 

血を抜くと収まると言っていたが真意は定かではない。

 

一度、僕の家の目の前でもリストカットをした事がある。

 

 

僕より4歳下だった、いっこは自分の事を話したがって僕は聞き手になる事が多い。

 

奈良県の裕福な家に生まれて3姉妹の末っ子

 

上の2人が強烈に仲が良かった事で自分が除け者にされている感じがしたらしく

 

認められたい症候群と自分で名づけていた。

 

家族の中でなんとんなく浮いてる感じがして外にそれを求めて

 

高校の時には特定の彼氏意外にもセフレもいて援交もし

 

セックスで自分が認められていると思ったと言っていた。

 

簡単に自分はヤリマンだと言っていた。

 

 

彼氏ともセフレとも援交でも気持ちよさは、同じだから

 

自分に値段がつく援交にハマって行き

 

彼氏やセフレとのセックスがアホらしくなったらしい。

 

 

けど援交をヤメた理由は高校を卒業し女子高生でなくなったら

 

値切られるようになったからと言っていた。

 

 

女子高生という看板に値段が付いていて自分に価値があったわけでないと思ったらしい。

 

 

地元の先輩の紹介かなんかでエステ業界に入り

 

オバさんとかから指名される事で

 

認められたい症候群が満たされ仕事に没頭していったらしい。

 

 

が仕事でつまずいた時、特に自分の客が他店や

 

同じ店の子に指名が流れた時にパニックを起こすようになったと言っていた。

 

 

僕と付き合う前にも何人とも付き合ったらしいがリスカ跡を見せると

 

逃げていく男ばっかりだったらしい。

 

 

しばらくすると、

 

「仕事とワタシとどっちが大事?」

 

「もっと時間のある仕事にして」

 

「じゃないと死んじゃうよ」

 

とヘビーな選択を投げてくるようになる。

 

 

最初は、ふざけて言ってるのかと思ったけど、そうでもなさそうだった。

 

また、セックスで避妊をしたことがないらしく、妊娠もした事が無いと言い張り

 

セックスで避妊をしたら、キレてパニックを起こしていた。

 

 

僕は、どーして良いかよくわからなかった。

 

 

僕は、小さい頃にあまり裕福で無かったので

 

パチ屋のそこそこの給料を貰っている事で時間を犠牲にしている事は

 

納得していたし、仕事をして、お給金を貰っている事で

 

ゴハンも食べ、車もガソリンを入れて、家賃も払っていたので

 

いっこの「仕事を辞めて」の条件は呑む事が出来なかった。

 

 

付き合いを始めて半年くらいで、僕は別れを切り出した。

 

 

「仕事を辞める事は出来ない」

 

 

そういって卑怯な言い回しで僕は電話で別れを告げると

 

いっこからも連絡は来なくなった。

 

 

僕は当時、社内で昇進し副店長的な役職になり大型店に異動していた。

 

 

 

1ヶ月後くらいに見知らぬ番号から着信があり

 

いっこの姉と名乗るヒトから

 

いっこマンションの部屋で自殺をした事を知る。

 

決して、僕のせいだと、お姉さんは言わなかったが本心はわからない。

 

僕のスーツとか荷物があるというので取りに来て欲しいという連絡だった。

 

 

 

 

僕は過去に、自分の給料が安くて金を持っていないから

 

付き合っていた子を幸せに出来ないと思い

 

パチ屋業界に飛び込んだ。

 

そこそこ給料も貰えるように、なったけど

 

時間の使い方が上手くなく、自分を優先させて

 

ひとりを自殺に追い込んでしまった、大馬鹿野郎だ。

 

 

 

 

 

付き合っていた子が自分を別れを切り出して死んだ現実に

 

押しつぶされそうになりとにかく環境を変えたく

 

僕は明らかに当時の会社より

 

福利厚生の悪い今の会社に転職した。

 

 

労働環境の悪い職場は、時間と共に僕を罪悪感から解放してくれた。

 

で僕は、落ち着いた頃に反省文として、この堂山物語を書き始める。

 

 

 

途中、放置プレイがあったのは、正直、もういいかなって思ったから

 

 

 

それから、2人くらいと付き合ったりしたが、上手く行かなかった。

 

共通するのは、思ってもみなかったヤツから言い寄られれ、なんとなく

 

付き合いをして、いたからだと思う。

 

 

本来、この話が最終回だったけど、放置プレイで無視してたけど

 

今年、また書こうと思い書き始めたのは理由がある。

 

 

その話と、ここまで書こうと思った僕の今の心境が最終回になる。

 

次回、最終回です。

 

※僕が自殺しておわりとか退職して終わりとかじゃないよwww

 

 

 

堂山物語 第126話

その日は、一棟まるごとのマンヘルに行くのとパチスロ南国育ちを打ちに行く事が僕の寂しい休日ミッションだった。

 
問題は、先にどっちに行くかだったが、南国育ちは玉砕覚悟でガッツリ打ち倒すつもりだったのでマンヘルを先にとっとと済ませて南国育ちだ!と意気込んでいた。
 
 
その日は、同じ会社のケン兄の従兄弟Kのオススメの嬢に入ろうと黒門市場の近くを歩きながら予約しようとケータイを見ながら歩いていた時
 
 
おらーぁ!待てコラぁー!
 
 
僕の後方から、女の人の怒号が何故が聞こえてきた。
 
 
僕は、なんだろ?と後を振り向くと
 
 
今度は、オッさんがコッチに向かって走って来てる?
 
 
えっこのオッさん、あんな声なの?
 
 
って思ってたら、その後ろの方から叫びながら、女の人が走ってきてる?
 
 
ちょっと、捕まえてー、そいつー!
 
 
 
よく見るとオッさんがトートバックを持ってコッチに向かって来てる 
 
 
 
ここらへんで、僕も事態が飲み込めて来て
 
 
 
多分、こうだ
 
 
 
女が歩いていました。
 
 
 
オッさんが、その女のトートバックをひったくりました。
 
 
 
で、オッさんは女に追いかけられていました。
 
 
捕まえてー!
 
 
 
僕は、持ち前の正義感から捕まえてやろうと思ったけど、生まれながらのヘタレ根性からオッさんがめっちゃ強かったら嫌だなーて、迷っているうちに
 
 
もうオッさんが僕を抜かそうとしていた。
 
 
 
もうイイヤと思いつつも、どーしよと優柔不断な僕は、
 
 
おらーぁ!と
 
 
オッさんの足の前に僕の足を引っ掛けてみたら
 
 
 
オッさんは、一回転するかの勢いでダイナミックに転けて
 
 
ひったくったと思われるトートバックも放り出して、カバンの中身もガッサーと散らばった。
 
 
オッさんは、前方で転がりながらも、そのままトートバックをほったらかして逃げて行った。
 
 
僕は、これでカバンがパクられなかったから良いんじゃねっと思っていたら
 
 
そのひったくっられた女が息を切らしながらやってきて
 
 
ちょっと!何してるんですか!
 
 
と僕にキレて来た。 
 
 
 
僕は、何処の国の映画でも、このパターンなら御礼を言われるモンだと思っていたので、呆気に取られてしまう。
 
 
 
ちょっと、ぼーっとしてないで手伝って下さいよ!
 
 
その女は、今度は僕に散らばったカバンの中身の回収を手伝うように命令してきた。
 
 
 
いや!アンタ、その前に御礼が先なんちゃうの?
 
 
と言い返してみると、
 
 
 
なにも、こんなカバンも傷いってるし、中身もぐちゃぐちゃになるようになんか、頼んでませんから!犯人も逃げてるし!
 
 
 
そんなもん、丸ごとカバン無くなるよりマシでしょ!
 
 
 
僕は、一応言い返しながらもカバンの中身回収を手伝ったが
 
 
その女は結局、最後まで、御礼の一言もなく去って行った。
 
 
僕は、ムナクソ悪いなぁと思いつつ、さっさとマンヘルで憂さ晴らししようとケータイで、目当ての子を予約出来るか電話してみるたら、
 
 
すいませんーその子は、さっき予約で一杯になっちゃいましたー
 
 
 
クソ!あのカバン事件が無ければ!
 
 
 
こんなケチついたマンヘルに行ってられるか!と難波のマルハンに南国育ちを打ちに向かった。
 
 
 
その日は蝶々飛びまくりの爆釣だったので、メシも食わず夜の9時くらいまで打ち続け確か6.7万勝ったような気がする。
 
 
お昼のムナクソ悪い、ひったくり事件とマンヘル予約埋まる事件を吹き飛ばす快勝で
 
 
迎えのマクドでダブルチーズバーガーセットで腹ごしらえしてると
 
 
 
あっ!
 
 
 
隣に昼間のカバンひったくっられた事件の女が同じくダブルチーズバーガーセットを持って座って来た。
 
 
 
1日に2回会った、これが、いっことの出会いだった。

堂山物語 第125話

入社2年目くらいから僕は、なぜか社内報に連載を持つことになった。

 

月一で発行されていた、誰も読まない総務のおばちゃんが作っていた

 

社内報も例に漏れずおもんなかったので、僕のページは好きなような事を書いて連載していた。

 

意外にも好評だったらしく、社内で僕の顔はしらなくても名前を知ってる奴が増えていった。

 

 

この会社では主任に昇格する前に一度、異動が必ずあった。

 

配属店舗が違えど、上手く回していけるかどうかを判断する為らしい。

 

僕は本社の1階にあった店舗に異動した。

 

僕は、この異動が自分でも良かったと思っている。

 

飲食業、堂山町w出身の僕からしたらパチ屋の片番なんてヒマだった。

 

 

 

早番が終わってもウダウダ店や本社で彷徨いていたので、この時期に

 

エクセルやフォトショなどパソコンスキルをマスターしたと言える。

 

 

 

店のホームページを意味なく無茶苦茶にする遊びもこの頃に覚えた。

 

 

そんなこんなで、普段仕事をしない本社のおばちゃん達とも仲良くなり、

 

早番おわりに本社事務所でPOPデザインの勉強をしていたら

 

経理のY課長に「堂山くーん。電話なったら、お願いねー」と

 

Y課長がどっか行くときに本社事務所番も任せてもらえるくらい、信頼度がアップしていた。

 


 

自分の店の周年の時に、自店の朝のメールで社内のチェーン店の誹謗中傷してしまい

 

その店の店長から大目玉を喰らったが、アナルの小せぇ奴だと思った。

 

 

 

 

で翌春に主任に昇格した。

 

同期の社長次男のケン兄が、一緒に昇格出来なかったのは残念だった。

 

 

この頃、ケン兄は、

 

コーヒーワゴン嬢と梅田のホテヘル嬢と二股をかけていて、

 

どっちに絞るか

 

僕は相談を受けていたが

 

本気で愛するならホテヘル嬢という

 

僕の案を支持しながらも

 

やはり体裁上、堂山案は却下し

 

コーヒーワゴン嬢を選ぶハメになっていた。

 

 

ボンボンはボンボンで自分の意のままに生きれない事もある。

 

それに比べると僕みたいな雑種は幸せなのかもしれないw

 

 

そもそも僕は、この会社の連中に風俗遊びを覚えさせた責任があった。

 

 

悪い意味の真面目で免疫力の低い民族で社員が構成されていたので

 

まず

 

ヘタレのNは、ヌキキャバ嬢の色恋営業にハマってしまった。

 

 

連絡がフリーメールのみ、お父さんが事業に失敗した、お金を貸して欲しい

 

お菓子の袋に入れて14万持って来て欲しい、などなど

 

 

どう考えても色仕掛けだろうし事業の失敗が14万でどうにかなるか?

 

当の本人は色ボケしていたので、

 

僕は店舗責任者と交渉し

 

その嬢の色仕掛けをやめさせた。

 

ヘタレのNは当時、僕に怒りの矛先を向けて疎遠になったが

 

数年後には打ち解けたので、免疫力って大事だなって思う。

 

 

他にもケン兄の結婚式に呼ばれた僕は二次会を抜け出し

 

ケン兄の従兄弟のKが行きたいと言っていたマンヘルに連れてった。

 

 

当時でも違法とも言えるぶっ飛びマンヘルだった。

 

7階建てマンション一棟を借り切って全ての部屋がプレイルームと

 

スケールのデカイマンヘルだった。

 

 

Kもここの嬢の深夜に渡る営業メール連発に日々悩まされる事になるww

 

 

そんなこんなで僕は逆にそんな色に引っかかってみたいと思うほど

 

どんな可愛い嬢を選んでも、本番が出来たりしても

 

同じ嬢を選ぶ事も無く、テケトーな感じで風俗遊びをしていた。

 

 

その日も、その一棟マンヘルで

 

Kが

 

本番出来ました

 

と報告してきた嬢目当てに

 

遊びに行こうと難波の黒門近くを歩いていたときに

 

出会った女の子が、いっこ だった。

 

追記、どんだけーのヒトとは関係ないですw

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