軍曹!時間だ!… -54ページ目

戦車のサスペンション(その1)

ブログ投稿から1ヶ月経ちました。最近の様子を書いてみませんか?

 
おっといけねえ(;^_^A
また更新をさぼっていたぜ。
実は今年は「戦車基礎講座」と銘打った投稿をしようと考えていたのだが、既に半分を終わろうとしている。
予定では上半期で戦車車体について、下半期で砲塔・砲について書こうかと思っていたのだが、相変わらずの体たらく。
とりあえず、サスペンションから取り掛かってみよう。
 
「戦車基礎講座」と銘打った理由だが、昨今というか以前から戦車関係の専門誌は言うに及ばずネット情報内においても戦車等の構造機能に関する基本的情報が無いと感じていた次第である。
 
そこで僭越ながら基本情報の共用を計ろうと思案した次第である。
 
昨年、「戦車サスペンションの本」なる書籍を購入した。

http://blog.goo.ne.jp/tnt-show

上記ブログの方の著作となりますが、どうやら「II」が発売されたようだな。

とりあえず、「I」?の方はブログ記事をまとめたような内容なのだが、正直、ブログの内容をまとめた物に著者自身が思う各戦車のサスペンション形式でも載っているのかなと期待してはいたのだが、そうではなかったのがちょっと残念だが基本的な2輪ボギーの説明等分かりやすとは思う。

 

ところがだ、この「ボギー」なる名称をどのくらいの戦車痛もとい、戦車通は理解しているのだろう?

という訳で、今回はどの戦車のサスペンションが「ボギー」と呼ばれるのかと問いてみたい。

このブログを見てしまった貴君は正解できるだろうか?

 

折角なので、今冬、最終章が放映されるとされているガルパン(ガールズ&パンツァー)と勝手にコラボした「ガルパン応援企画」として問題を出してみたい。

 

【問題】

下記に示す各学校の装備する戦車のサスペンションの内どれがボギー式なのか選べ

 

※車名をクリックするとガルパンHPの説明

 

■大洗高校

O-1:Ⅳ号戦車D型(あんこうチーム)

O-2:38(t)戦車B/C型(カメさんチーム)

O-3:八九式中戦車甲型(アヒルさんチーム)

O-4:Ⅲ号突撃砲F型(カバさんチーム)
O-5:M3中戦車リー(ウサギさんチーム)
O-6:B1bis(カモさんチーム)
O-7:三式中戦車(チヌ)(アリクイさんチーム)
O-8:ポルシェティーガー VK4501(P)(レオポンさんチーム)


■陸上自衛隊
J-1:10式戦車

■聖グロリアーナ女学院
G-1:チャーチル歩兵戦車 Mk.VII

■サンダース大学付属高校
S-1:M4シャーマン 75mm砲搭載型

 

■アンツィオ高校
A-1:P40型重戦車

■プラウダ高校
P-1:T-34/85


■黒森峰女学園
G-1:ティーガーⅠ

 

■継続高校
F-1:BT-42突撃砲

 

以上

回答は↓スクロール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【回答】

全車「ボギー(Bogie)」である

 

 

 

 

陸上自衛隊装甲車両LEDライト化計画

タイトルほど大した内容ではない。

 

本来は今年の1月に装輪装甲車(改)の所で書くわけだったのだが今更である。

 

昨年11月の記事2016技術シンポジウム(速報) で16式機動戦闘車のヘッドライトがLEDになると書いた。

実用試験車のような角目4灯なのか丸目4灯なのかという疑問 

これが、装輪装甲車(改)のお披露目で謎が解けたのだ。

動画のキャプチャーだが明らかにハロゲンとは色味が異なる。

リアランプがLEDなのは公開写真でも明らかだ。

 

「ヘッドライトは小糸らしいよ」

天の声が聞こえたのでググッと群馬だ。

 

 株式会社小糸製作所HP

 これだな。

 そしてリアランプもあった。

装輪装甲車(改)はLED化している。

16式機動戦闘車もLED化するのだろう。

10式戦車はどうするのだろうか?

装輪装甲車(改)は横二列

 

 

 16式機動戦闘車実用試験車は縦二列

 

16式機動戦闘車も横二列の方が格好いいのにと個人的には思うのだが

小松、三菱とメーカーが異なるからこのままなのだろう。

 

いずれにせよ16式機動戦闘車の配備がいよいよ間近に迫って来た。

量産車がどのような仕様で出てくるのか楽しみである。

「お金ないから通常ランプ仕様にしちゃいまいた。てへっ!」

の可能性も否定できないのが残念ではある。

 

おまけ

先日、装輪装甲車(改)に装着しているLEDリアランプユニットを装着している2tトラックを見かけた。

 

意外と小さいな。

「小型オールLEDリアコンビネーションランプ」

に偽りなし。

 

相馬原駐屯地創設58周年記念行事(予行)

第12旅団創立16周年・相馬原駐屯地創設58周年記念行事が4月8日(土)実施される。

 

そんなわけなのだが、今日は仕事で演習場と駐屯地の間を通ったわけだ。

2日前だから予行終了の車両に遭遇するのでは?

と思ったら、ドンピシャ!

 

演習場から出てきた化学防護車だ。

実はマイトラックの後ろにも化学防護車がいたりする。

 

車幅約2.5mである。

一般的な道路に対しこんな感じだ。

2.5m同士がすれ違おうとすると・・・

どちらも路側帯の白線踏んでる。

装輪装甲車(改)関連で道路法の2.5m以内に拘らず、

「輸入車でもいいのではないのか!!」

という論評が如何に机上の空論であるのかが分かるのである。

 

『四の五の言わず、とりあえず大型転がしてみろや!!』

 

センターラインが無い狭い場所もあったりする。

 

化学防護車は直進して裏門から、偵察隊は右折して

正門から駐屯地に入るのだろう。

 

第12偵察隊の軽装甲機動車はルーフラック付きの偵察用車両である。

予備タイヤや予備燃料ラックが取り付けられるように取り付け部位が溶接され、ピントルフック(けん引フック)が追加装備された軽装甲機動車(B)仕様だ。

 

ちなみに、本番には行かない。

仕事だからな。