令和4年6月3日参拝
豊橋の豊川を渡ってから‥、
ちょ〜っと待った待った待った!
新築キラキラ御社殿が気になる〜。
戻りましょう(`・ω・´)!!
Uターンしていただきました 👀
車を停めると玉垣に有力神社の名がズラリ。
出雲大社・熱田神宮・天岩戸神社・厳島神社・戸隠神社・恵那神社に池大明神ほか多数‥、
あとは建築関係のお名前が目立ちました。
これはいったいどういうこと‥ w(゚0゚*)w
そこへ一台の車がスイッと入ってきたのですかさず駆け寄って話しかける。
👩🦰「神社の方ですか?」
👨「えぇ、まあそうですよ」
👩🦰「あまりにきれいな御社殿が見えてお参りさせていただこうと引き返してきました‥」
👨「実は1年8か月の工事がやっと終わって今夜が遷座祭なんですよ」
そんな気がした〜。
不思議とお留守な雰囲気醸し出してた。
境内にはまだユンボが停まっています
流れで境内を案内していただきました。
本殿の遷座を控えてすでに稼働している境内社があって、
何かあれば神馬さんがすぐ(神さまの)お役に立てるようにと荒天の日以外は神馬舎の戸が開け放たれているとか。
後方にはたくさんの塔婆と祈祷札が並びます。
となりの建物には秋葉本宮正一位秋葉神社と書かれた二体の切り株が御神体として祀られていました。
秋葉本宮から御神木の切り株を賜わることなんてなかなかなさそう。
ますますこの神社の謎が深まる。
遷座前の神さまは元の社殿にいらっしゃるということでした。
お詣りさせていただきましょう
新社殿と比べたら随分と小ぶりではありますが覆屋が付いた立派な祠ですよ w(*゚o゚*)w
御祭神は大国主命と八五郎清須命。
八五郎(やごろう)さんは出雲の大国主命一族で、
大国主の先代である津島神社(素盞雄命)の祭祀を司る地位にある方でした。
用務を終えて出雲へ帰ろうとした時に豊川の氾濫で郷人が困っているのを聞きつけて堤防を築造するなど治水事業に貢献したことで坤(地)神として祀られるようになり、
八五郎さんの子孫にあたる土地の有力者(山内家)が中心となり現在も神社の祭祀が行われているということです。
👨🦳「神さまが入ると撮影できなくなるので今のうちによかったら写真どうぞ」
お言葉に甘えてお写真失礼します。
よくよく聞いたらお話してた紳士👨🦳は御祭神の子孫にあたる某企業の会長さんでした。
玉垣の人脈も納得〜。
遷座前から応援してる方が大勢いるのに突然現れたわたしなんかが一番で昇殿するわけにいかないのであがったのは縁までです。
脇障子の年輪がすごい
石灯籠は社殿から一番近い右側のが八五郎神社を中興したご先祖さま名義で、
左のは当代の会長さん‥と聞いたような気がします。
けっこうこれが嬉しかった🤣
こんなにピカピカの擬宝珠を見たのは初めて。
銅板瓦だってこんなに光ってないもん。
遷座祭には秋葉神社本宮から神職さんをお招きして御神霊にお遷りいただくとお話を伺いました。
随分遠くから?と思ったら、
ずっと祭祀をお願いしていた羽田八幡宮の宮司さんがご高齢でいらっしゃるので今回は先代からお付き合いのある秋葉さんにお願いしたとか。
今後は敷石をひとつひとつ磨き、
会社の従業員さんの手が空いたときにでも境内に敷いていくということでした。
「なるべくお金をかけないように」とおっしゃってましたがご謙遜、素晴らしいです✨
この日の夜は八五郎神社のことばかり考えてて遷座祭を見学しにくればよかった‥。
これは一生悔やむ。
◆八五郎神社
愛知県豊橋市清須町字宮西13番地