7月に入って、毎週土曜は、流山市子育て支援員研修を受けています。
子育て支援員は保育人材不足の解消を目的に、2015年に子ども・子育て支援新制度によって設置された資格だそうです。
その資格を得るための研修、すなわち「子育て支援員研修」は、
地域において子育て支援の仕事に関心を持ち、子育て支援分野の各事業等に従事することを希望するものに対し、多様な子育て支援分野に関して必要となる知識や技能等を修得するための全国共通の研修制度です。
研修を修了すると「子育て支援員研修修了証」が発行され、「子育て支援員」として認定されます。
子育て支援員の研修費用は基本的に無料です。
どこの自治体でも行われていて、払うのはテキスト代のみ、大学の先生による濃密な授業が受けられます。ありがたいです。
駆け足で支援員に必要な講義を受けるので、すべてを消化するのはとても困難ですが、
改めて「保育って、生まれ来る子どもの命を預かる大事なお仕事。専門的な知識を伴う責任ある大変なお仕事なんだ」というのは、ひしひしと伝わってきます。
この学びを、みんなと集うわらべうたの時間にも少しでも活かせたらと思っています。
授業の中では、たびたび数人でグループを作り、ディスカッションする時間が設けられます。ほけーっと授業を聞いているし、量も多く駆け足なので消化不良、課題に沿った的確な考えは思い浮かばず、みんなの足を引っ張っています。
今日は「子ども・子育て家庭の現状の考察と支援の意義」という課題でした。
私のほかは、皆様現役の子育て世代の方々でした。現役のお母さま方の生のお声を聴けたことは有意義でした。
核家族で子育てに忙しいと、子育ての情報を自ら調べ、得ていくことは難しいそうです。広報や、LINEの『ながれやま市子育てちゃんねる』すら目に通せない。結果、気軽に行ける場所もなく、孤立化してしまうとのこと。支援側から、もっと情報提供してほしい、ということを皆様がおっしゃっていました。
私は私で、流山で『ながれやまわらべうた♪ともの会』やつくばで『わらべうたの会♪つくんこ』を行っていますが、個人で行っているので、宣伝手段が分かりません。
なかなか参加者は増えてくれず、どうしたらもっと多くの方に興味を持ってもらえるのか、という悩みを常に抱えています。支援したくてもできない。
まず第一に、私の力量が問題であることには違いないのですが、うまくマッチングしない現実もあるような気がしました。