昨日は、赤ちゃんおはなし会で相方が

まど・みちおさんの「ぞうさん」を読んでくださいました。

 

「私はうたうのはずかしいわ」というので、続けて私がみんなと一緒にぞうさんのうたをうたいました。

人前で、わらべうた以外のうたをうたうことは、ほとんどありません。

 

うたってみてびっくり。

まず、3拍子!もともとの日本にはない拍子。

わらべうたではいつも「どう・ぞ」で拍と出だし音を示してみんなと合わせますが、

おっと!3拍子の出だしは、なんと声がけしたらいいんだ??

そして、いつも私は高めにうたってしまうのでみんなうたいにくそう~低めからうたってみよう!と思ったのもつかの間、

盛り上がりの「あのね かあさんも」のところが、

ええ~高すぎる~うたいだし、低くしておいてよかった!

と驚きの結果に。

わらべうた、特に小さい子向けのうたは、音なしだったり、2音または3音で形成されているので、音域が狭くとてもうたいやすいです。対するぞうさんは1オクターブ以上使っています。音域が広く、歌唱力を要求されました。

ずんちゃっちゃ、の3拍子は、なかなか心地よかったです。

創作の童謡と、わらべうたの違いがよくわかる一コマでした。

 

童謡とは、子供に歌われることを目的に作られた文学作品とそれに作曲が施された歌曲を指します。自然発生のわらべうたや、教育目的の唱歌とは違います。

 

 

「ぞうさん」は、團伊玖磨さんが作曲なさったそうです。

童謡、かわいいうたがたくさんあって、うたっていても楽しいです。

でも、わらべうたもそれに負けず、かわいくて、短くて、音域も狭くて、たのしくて、うれしくなっちゃううたがたくさんあります。小さいお子様をお持ちの方、わらべうたもたくさんうたってあげてください💛