いやあ、ここ数日に亘り北海道~九州までを覆った黄砂は酷いものですね~ゲッソリアセアセ

我が家周辺も一昨日は朝から青空が霞みがちでしたが、午後~夜になるにつれ視界の悪いこと。

札幌では黄砂に混じってPM2.5も検出されたと一昨日のTVニュースで報じられました。

お蔭で、マスクしていても喉はザラザラして違和感続き。。。

咳発作が出ないよう吸入薬が手放せませんひらめき電球

 

そして昨朝のJアラート。

北の刈り上げ君は相も変わらず海洋汚染することしか頭にないのね~チーンもやもや

通勤通学ラッシュ時のJアラートに、核シェルターを持たない道民は右往左往ですよ。

新型ICBMだという弾道ミサイルロケットが万一落ちてきたら、爆心地から一定距離までは影も形も残らず蒸発しちゃうんじゃないの???

 

黄砂は悪いことばかりではない、日本海に降り注ぐことにより海中の栄養分にもなっていると聞いたことがありますが。。。

黄砂に混じって一緒にやってくるPM2.5や数々のミサイルは、現代版蝗害といっても良いかも~?

また渡り鳥の北帰行も続いてますが、渡り鳥が原因だと云われる高病原性鳥インフルにより先月末から千歳市内の養鶏場3箇所で道内生産の2割に相当する鶏が処分され。

現在、道内に流通する鶏肉や卵が更に高価格になりつつあるゲローゲローゲロー

一昨日、道内展開している某有名菓子店へ行ったら、既にシュークリームやプリンが店頭から消えてましたポーン

最近、西から飛翔してくるものは良いイメージが持てないわあ。。。叫び

 

 

気持ちを落ち着かせて、今回ご紹介するのはコチラ下差し

 

 

Max Factor「Teddy Bear」 1970年代?

練香水:ヒプノティク

 

セカイモン経由ebayにて入手

 

今回もマックスファクターの練香水をご紹介ひらめき電球

 

 

前回紹介の木馬、前々回紹介のカバと一緒にカメラ

実はこの3点はまとめて出品されていた品。

かなり格安で購入出来ましたOK

古い練香水はブランド問わず抱き合わせで出品されることが多々あり。

中には珍しいものもあったりしますウインク

 

 

左側面をカメラ

エスティのハロッズベアたちに較べるとかなり小振りな容器です。

 

 

背面部をカメラ

如何にもマックスファクターらしいというか。。。

縫いぐるみの質感を出そうと毛並みを描いていて、墨入れも施されています。

 

 

右側面をカメラ

パンヤ綿をパンパンに詰め込んだのか?というほどに

丸太のような手足の表現がまた良い味出てるでしょ?爆  笑

 

 

顔部分にズームインカメラ

両目はトパーズ色のラインストーン、首のリボン部分には

クリア色のラインストーンがパヴェセッティングされています。

最低でも半世紀前の品なので、数多くの出品画像を見てきた限りでは

リボン部分のストーンが欠落している容器が非常に多いのです滝汗

 

今回の出品者さんはいずれの容器も大事に保管されていたようで、

ストーンの欠落はありませんでした。

 

 

蓋を開いてみましたカメラ

木馬以上にヒンジがきつくて撮影にひと苦労笑い泣き

首部分についている銀色のモノは、リボンを固定しているネジです。

 

 

別角度でも撮影カメラ

この熊さんにもブランド名の刻印はどこにもありません。

商品シールや外箱等も無いので、単体で購入するなら予め知識を持ってないと

最悪の場合、購入キャンセルになる可能性もキョロキョロ

練香水名はヒプノティク。

 

 

(画像はお借りしています)

「催眠術」という名を持つヒプノティクは1958年に発売されました。

上の画像は1958年発売時の広告。

 

米国の香水コレクターさんによれば、1962年に米国で発売され大ヒットした小説

「Sex And The Single Girl」(ヘレン・ガーリ―・ブラウン著)で、

男性を誘惑するツールだと推奨されたことで売り上げを大きく伸ばしたのだそうグラサン

 

 

(画像はお借りしています)

この画像は現時点でeBayに出品されているヒプノティクのパルファム。

他にオーデコロンや、オードパルファムも販売されたようです。

 

 

(画像はお借りしています)

こちらは1959年版の広告。

パルファムボトルを催眠(暗示)を掛ける際のペンデュラムに見立て、

男性を暗示にかけ誘惑・自分の虜にしようという挑発的デザイン笑

 

 

(画像はお借りしています)

テディベアにはネックレスタイプの練香水容器もありますひらめき電球

マックスファクター製では以前紹介したゾウウサギの練香水容器にもそれぞれ

コンパクト型とネックレス型の2種類ありました(笑)

 

左画像のテディベアの搭載練香水はアクエリアスなんですよサーチ

外箱や商品シールが無いと練香水名が確定できないのは辛いところ。

 

 

今回はテディベアなので。

クマ繋がりで前回疑問に思ったベアスキンの帽子について調べてみました。

以下、英国王室の画像は全てお借りしています下差し

 

まず、バッキンガムを警護する近衛兵には5つの連隊があり。

見分け方としては、

 

・グレナディアガーズ(Grenadier Guards):帽子の左側に白の飾り、前ボタンは隙間なし
・コールドストリームガーズ(Coldstream Guards):帽子の右側に赤の飾り前ボタンは2つずつ
・スコッツガーズ(Scots Guards):帽子の飾りは無し。前ボタンは3つずつ
・アイリッシュガーズ(Irish Guards):帽子の左側に青の飾り、前ボタンは4つずつ
・ウェルシュガーズ(Welsh Guards):帽子の左側に白に緑の横線の入った飾り、前ボタンは5つずつ
 

という特徴があります。

前回の記事で紹介した、2011年トゥルーピング・ザ・カラー予行演習でのウィリアム王子は、

帽子についている青い飾りから、アイリッシュガーズ所属だと

いう事が分かりますひらめき電球

綬で一部隠れていますが、金ボタンも4つずつ留められていますね。

この頃はまだ勲章も少ないし、軍務上での階級は少尉もしくは中尉かな。

 

 

コチラはある年のトゥルーピング・ザ・カラーでの女王陛下。

多分1980年代だと思われます。

左後ろにはチャールズ皇太子、右後ろにはフィリップ王配が。

 

青い綬(サッシュ)を着けているので、ボタンの配置が分かりにくいけれども、

王配の帽子には白い飾りがついているのでグレナディアガーズ所属、

皇太子の帽子には白と緑色の飾りがついているのでウェルシュガーズ所属

だと判りますねひらめき電球

 

この年の女王陛下はやはりスカートを穿いた横乗りで騎乗。

帽子には青い飾りを着けているので、アイリッシュガーズをたてていたのでしょうね。

 

 

前回記事でも登場したこの画像は1983年の女王陛下。

帽子には白い飾りなので、グレナディアガーズをたてていたのでしょう。

恐らく女王陛下は毎年帽子の房飾りの色を順繰りに換えて、

各近衛隊の結束を纏めておられたんじゃないかな?上差し

 

ちなみに女王陛下は閲兵時に敬礼をしていたのではないですよひらめき電球

敬礼とは、目下の者が目上の者に対して敬意を表す動作を指すので。

一国の王であり英国軍最高司令官であるエリザベス女王は

敬礼する部下に対して答礼を返しておられますウインク

 

 

この画像の女王陛下は髪の色も明るくお若いのですが、帽子に房飾りが無いので

スコッツガーズをたてておられたのでしょう。

茶色の馬に乗って青い綬を着けているのはフィリップ王配。

白馬に乗っているのはグレナディアガーズの近衛騎兵かと。

 

 

時は下り、2022年トゥルーピング・ザ・カラーでの

手前はチャールズ皇太子、奥はウィリアム王子(当時)。

皇太子はウェルシュガーズ所属、王子はアイリッシュガーズ所属でした。

 

 

とまあ、熊毛帽についている飾り画像を複数見ていただいたところで。

この熊毛帽、カナダ産の野生の灰色熊から作られており。

英国ではカナダ政府が管理する団体から毎年一定数を購入しているそう。

ちなみに1個につき日本円で約10万円の価格であり、帽子の高さは約45cm、重さは約660gほどで、一頭の灰色熊から一個しか帽子は作れないんですってびっくりハッ

熊毛帽を被る兵団は、英国の他にも英国のコモンウェルス加盟国であるオーストラリアやカナダにスリランカ、更にデンマーク・スウェーデン・イタリア・ベルギー・オランダ・タイの儀仗兵や衛兵が該当するそうですよひらめき電球

 

近年の動物愛護の風潮から代替え素材導入も長年に亘り何度も検討したそうですが、耐久性の問題から現在でもベアスキンを使用しているとのこと。

熊毛帽の使用期間は手入れにより10年ほどで交換ですが、中には100年以上前の帽子もあるそう。

 

 

以前にも登場した、2003年ウィンザー城での閲兵式で休憩する

女王陛下とフィリップ王配。

上画像でのチャールズ皇太子の熊毛帽はちょっとくたびれた感があるけど、

王配の帽子は結婚後長年キチンと手入れされていたんではないかな?

 

しかしながら士官の帽子は毛の密度から雌の灰色熊の毛皮を黒く染めて作られるため、母熊が殺されて小熊が飢え死にしたという問題も起きているらしいですガーンびっくりハッ

 

 

。。。色々と難しい問題はあるのでしょうが、なら近年北海道で問題になっている野生の羆を熊毛帽を必要とする国で使ってもらう訳にはいかないのだろうか?

道内では以前行われていた冬眠明けの羆を春に駆除しなくなってから、明らかに野生の頭数が増えて近年は毎年札幌市街や道内各地域の人里へ出没するようになり。

動物愛護の観点から1990年より春の駆除中止となりましたが、でっかいどうな北海道といえども島であり、羆は縄張りを持つ動物である以上、生体捕獲・動物園やクマ牧場などで保護するにも限度がある。

 

我が家でも4年前、78年振りに羆が近所の大学敷地内などへ出没し、捕獲されるまでの数か月間は出没エリア内にある檀家のお寺や墓地へ行くのは難しかった事実が滝汗

「穴持たず」と呼ばれる冬眠しない個体も増えてきているし。。。

中でも「OSO18」と名付けられた雄の個体はこの数年、道東方面で乳牛や飼い犬を次々と襲っていて未だ捕獲されず仕舞い。

上手な解決法は至難の業だよねえ。。。

本州の月の輪熊の頭数については調べてません、ごめんなさいアセアセ

 

 

コチラは昨年2022年6月2日のトゥルーピング・ザ・カラーで轡を並べた

叔母(アン王女)と甥(ウィリアム王子)笑

ウィリアム王子はアイリッシュガーズの名誉大佐で、

アン王女はブルー・アンド・ロイヤルズ名誉連隊長の肩書を持ちます。

アン王女が騎乗する馬の馬具についている装飾のタッセルは絹糸ではなく、

馬の尻尾の毛で作られてるんではなかろうかサーチ

 

女王陛下の国葬時、ウェストミンスター寺院での四人の子による不寝の番の儀式で

アン王女はブル-・アンド・ロイヤルズの制服を着て黙祷を捧げましたね。

 

 

肩の凝る内容ばかりでは辛いので、最後に息抜きを。

下差しの画像は、2022年3月17日、アイルランドでは聖パトリックの日。

アイリッシュガーズのパレードに出席したウィリアム王子夫妻の前での一コマ。

聖パトリックは緑色のものを身に着けて祝うのが伝統だそうで、ウィリアム王子は帽子の徽章部分に、キャサリン妃はコートの胸元に北アイルランドの国花であるシャムロックのブーケを身に着けています。

 

キャサリン妃に歓迎の花束を渡したのは、左にいるマネー中佐の娘ちゃん。

年の頃は2歳半~3歳位かな?

大役を終え父の下へ駆け寄ったら、お父さんの帽子を被らされた図笑

キュートで可愛いですよね~ラブラブチュー

父子のほのぼのな光景に王子夫妻も思わず笑っています。

 

生まれたての赤ちゃんならお包み代わりで熊毛帽の中に

すっぽり収まるんではないかしら爆  笑

 

エリザベス女王崩御後、プリンス・オブ・ウェールズとなったウィリアム皇太子は2022年12月よりウェルシュガーズの名誉大佐へ就任。

代わってキャサリン皇太子妃がアイリッシュガーズの名誉大佐に就任しました。

今迄軍務経験がなくとも、大佐就任後の皇太子妃は今年3月の聖パトリックの日の直前にアイリッシュガーズの訓練所で雪中時の訓練にも参加されたそうですよ。

もしかしたら今後、軍服を着たキャサリン皇太子妃の姿を見る機会もあるかもですね。

 

それにしても、英国の近衛各隊で熊毛帽を被った女性兵は存在するのかな?

居たとしても分かりにくいかもね~。

 

 

次回からまたエスティローダーの練香水を紹介していきます。

お楽しみにベルベルベル