3月末日であり年度末を迎え、いかがお過ごしでしょうか?
敷地内の残雪もかなり消えましたが、気温の乱高下がとにかくヒドイ。
先週は記事アップ後から久々に気管支喘息の兆候が出て、咳発作が収まらず
おまけに低気圧通過による頭痛と肩凝りも酷くて数日間ノックダウン。
他にも色々あって精神的にもグッタリしてた中。
昨日の3/30に北広島市でオープンし、日本ハムが運営するエスコンフィールドのセレモニーで展示飛行したブルーインパルス。
実は我が家上空をも通過しておりました。
その前日29日にも、本番と同じ16:00~16:20にかけてテストフライトがあり。
29日は雲に覆われていたためエンジン音のみで機影は見えませんでしたが、千歳基地から発進したブルーの編隊は我が家上空を2度通過。
さすがに6機のジェット音は凄いね~!
でも、スクランブル時のF-15ほどではないな(笑)
昨日は時間的に見て多分「サンライズ」の演目でかな、1機のブルーが我が家上空を通過するのを見ることも叶いました~
会場まで行かずとも、千歳基地の航空祭以来10年振りにブルーの展示飛行を垣間見ることができ満足~
ということで今回紹介するのはコレ
Revlon「The Happy Hippo Pot」 1970年代?
練香水:Charlie 0.15 oz
セカイモン経由ebayにて入手
今回もまたレブロン製で、カバの練香水容器をご紹介
左側面を
真鍮製で黄金色に輝くカバ。
オチリ部分を
キュートな尻尾も付いてます(笑)
右側面を
このカバの目もまたラッカー塗装で、色はブルー。
このカバさんは出品されることも多いんですが、
目の部分の塗料がほぼ剥げていることが多いんですよね。
また、光の加減により青目が黒目に見えることもあるのです
真正面より
上瞼が飛び出すぎててカバに見えない。。。
画像ボケたけど俯瞰図を
ムッチリしてて可愛いんですよ。
底面部を
外箱などはありませんが、商品シールが貼付されていました。
練香水名はチャーリー。
(画像はお借りしています)
外装スリープ(左)と外箱。
このカバ容器のデザインもまたヒキガエルと同じくデヴィッド・ウェブ。
蓋を開けてみました
蓋裏には練香水名の「Charlie」ロゴが刻印されています。
蓋を開けるとカバが未知の生き物に見える。。。
蓋を開ける際には恐らく無意識のうちに両目部分に指を置いて蓋を開けるから
ラッカーが剥げてしまうんでしょうね
(画像はお借りしています)
チャーリーの広告で、恐らく1973年?
イメージモデルはシェリー・ハック。
レブロンの創始者のひとりであるチャールズ・レブソンの名を取って「チャーリー」と名付けられた香水は1973年に発売。
若く独身でパンツスーツで闊歩しつつ、テキーラを飲みながら朝日を浴びて働く女性をターゲットに設定。
凄い裏設定だけれども(笑)、以前紹介したエスティローダーの練香水「スポーツ・フレグランス・シェル」と同じく背景にはウーマン・リブ運動があり、新時代のキャリア・ウーマンをイメージしたのでしょうね
その証拠として、このチャーリーは調香中の仮名がありまして。
仮名は「コスモ」で、コスモポリタン紙を読んでいた女性にちなんだのだとか
その時代の「新しい女性」を表現した広告には、ラルフローレンのパンツスーツを着用したモデル兼女優のシェリー・ハックが起用されました
(画像はお借りしています)
広告年不明ですが、このカラー広告もそれぞれシェリー・ハック。
ちなみにシェリ―・ハックといえば、「チャ―リーズ・エンジェル」の一人ね
キャプチャしませんでしたが、チャーリーの広告にはサンタクロースと一緒に
闊歩するシェリー・ハックの画像もあるんですよ
二匹のヒキガエルさん達と
ちなみにこのチャーリー、発売3年以内で世界で最も売れた香水なんだそう
前回紹介のムーンドロップと同様に、チャーリーもまたドラッグストア用の香水として販売したそうで、調香師はフランシス・カメール。
ムーンドロップの香水濃度はコロンだったのに、チャーリーの香水濃度をオードトワレとしたのは、両者をドラッグストアで販売する上で住み分けできるようにとの販売戦略かな?
ウィキによるとチャーリー・シリーズの香水は現時点で23種類ものヴァリエーションがありますが、オリジナルはチャーリー・ブルー
なので、練香水も恐らくチャーリー・ブルーの可能性が高いと思われます。
角度を変えてみた
チャーリーの広告においては、アフリカ系米国人のスーパーモデルである
ナオミ・シムズを史上初の化粧品会社の広告に起用したことでも知られています。
黒人差別が未だまかり通る事の多い米国内において、黒人女性モデルを
コスメブランド広告に起用した事実は新時代への挑戦でもあったのでしょうね
マックスファクターのベビー・ヒッポ(左)と
両方とも真鍮製容器なのに、色合いが異なります。
蓋を開けてみた
マックスファクター製の練香水容器はヒンジがきつすぎるので、
この撮影では白釘を支えに使用しています
両方とも其々に異なるコンセプトなんだろうけど、
蓋を開けやすいのは断然レブロン製なんだよねえ
ラッキーアイテムのモチーフとして取り上げられることもあるカバ。
その意味は古代エジプトにおいて、幸運と安全のお守りであり家庭と出産を司る
カバの女神タウエレトと同一視される青いカバが由来のようです
我が家には30年前に大英博物館で購入した、エジプトの青いカバの
縫いぐるみが未だ飾り棚に飾ってある
水中にいる野生のカバは獰猛で、時にはライオンやワニを駆逐したり。
ナイル川でのクルーズでは縄張りに侵入したボートを憤怒の形相で
全速で追いかけて来ようとするほどの脅威となるけれども。
動物園では穏やかに歯を磨かせてくれる可愛い一面をも持ってますよね
あああ、明日から4月で新年度。。。