「ウェディングケーキ」「ポートレート・ミニアチュール」をご紹介した11/2もしくは9(金)が。
今年のEL練香水・日本国内発売日だったかもと思うと、とても複雑な気分。。。
最近セカイモン経由とはいえ、個人輸入を数回利用して感じたことは。
現在、円安ドル高が続いている日本では、輸送経費や関税など諸々の諸経費を含めた今年のEL練香水価格が恐らく1点につき5万円以上の試算となり、EL日本法人は練香水販売を断念したのかもしれませんね
でも、メタルコンパクト販売中止の時にも思いましたが、メタルコンパクト・練香水共に大勢のファンがいる筈
ELカウンターからは未だに封書どころか電話連絡も無いのですが、ひと言告知があって然るべきじゃないのかな~。
玉響が見逃しているだけかもしれませんが、エスティの公式HPやフェイスブックなどには今年のX'masコフレやエスティの孫娘が調香したという新しい香水販売の告知はあっても、日本での練香水販売中止の告知を見ていないんですよね
長年のファンだけに留まらず、様々なSNSツールでエスティローダーの練香水を見て、来年こそは購入したいと願った人達もいると思うのです。
今年の練香水は、個人的には摩訶不思議と感じるデザインも一部ありますが(苦笑)、概ね欲しいと思わせるデザインだったのでね。
来年は国内販売されることを希望ですが、現大統領だと日米貿易摩擦で難しいのかしら?
と、少しばかり苦言を呈したところで本日のご紹介。
Sport Fragrance Shell 1974年
練香水:Aliage
フリマ系サイトにて購入
どう見てもムール貝の容器なのに、「スポーツフレグランスシェル」と名付けられた練香水です
この容器は縦5.5㎝で、小振りのムール貝と同等の大きさがあります。
容器の内側には「Aliage」の刻印が
この頃は「Estee Lauder」というブランド名ではなく、
香水名を刻印していたようです。
「アリエージ(同族)」という意味を持つこの香水は、1972年に発売されました。
コレクター本読んだ当初は「ムール貝の練香水が、なんでスポーツフレグランスなんだべ?」と北海道弁丸出しで考え込みましたが。。。
とある海外香水サイトでの解説によると、アリエージはスポーツ用香水として世界で初めて発売されたのだそうです。
スポーツと言っても多分「体育」の意味ではなく、1970年代初頭に米国や日本など先進国で起こった「ウーマン・リブ運動=女性解放運動」と関連しているんでしょうね~
女性解放運動について詳しくはウィキを見ていただくとして、男女同権を掲げながら軽やかに颯爽と社会進出していく女性をイメージして調香された香水なのだと思います
完全に二枚貝の形状なので、転がって撮影しにくいったら。。。
一緒に写っているのは、鎌倉の材木座海岸でビーチコーミングした時の
桜貝と巻貝です。
桜貝は綺麗な色合いで大好きなんですけど、二枚とも完全な貝殻は
中々見つからないし、貝殻の層が薄いから割れやすいし
この桜貝も片面は割れてしまいました
コレクター本では革もしくは絹紐が付いたペンダントなのですが、
お譲り頂いたモノにコードは含まれていませんでした。
真夜中に見て、お腹空いたらごめんなさいね~
ムール貝と云えば、海鮮系のパスタやスペインのパエリア、フランスのシーフードレストランで供されるバケツ一杯のムール貝のワイン蒸しをイメージする人もおられるでしょう
(ムール貝の絵文字もあった。なんでもあるなぁ~)
個人的には、ムール貝はイタリアのイメージが強いんですよね~。
ムール貝はイタリア語で「Cozze(コッツェ)」といい、イタリアではアサリ貝よりも安価なためパスタやワイン蒸しだけではなく、フリットやソテー、パン粉焼き、グラタンなど幅広い料理に使われるのだそう
前回少しだけご紹介した「ワーズワースの庭で」。
このパスタの放送回、非常に美味しそうだったのを覚えています。
25年前の映像であることに今更ながら驚きですが、UP主さんに感謝です
画像が少し粗いけれども、五代目坂東八十助さんと河野景子アナ(元横綱・貴乃花夫人ですよ)による案内で、この時のゲストは俳優の山下真司さん。
このパスタ動画は4まであるので、続きはYOU TUBEでご覧くださいね
美味しそうなスパゲティやパスタ、ピザを本場イタリアで食べられたなら幸せだろうなあ~!!
それもアドリア海やティレニア海といった沿岸地方で。
ジブリ映画「紅の豚」で、フィオを含むピッコロ一族の女性が総出で昼食のスパゲティを準備するシーンも非常に美味しそうでした
個人的には、紅の豚も非常に好きな映画です(笑)
特にカンツォーネなどを聴きながらの食事は最高でしょうね。
イタリアは未踏の地なので、一度は行ってみたいかな。
ローマやアッシジ、アルベロベッロやベネツィア等は憧れの地です。
「ローマは一日にしてならず」のアッピア街道やコロッセオ、ヤマザキマリさんの漫画「テルマエ・ロマエ」も面白かったので、ローマ時代の浴場跡も見てみたい
劇場版「テルマエ・ロマエ」のルシウス役・阿部寛さんの熱演に、大いに笑わせてもらいました
また、ベネツィアでも特にムラーノ島やブラーノ島が気になります。
こちらの動画は、アニメ「ARIA The Animetion」11話の1シーン。
主人公三人組(灯里・藍華・アリス)を指導する先輩ウンディーネ三人の修業時代の話で、アリスの先輩であるアテナが舟唄「バルカローレ」を披露するシーンです
アテナ役の声優は川上とも子さん。
「少女革命ウテナ」のウテナ役や、「ヒカルの碁」の進藤ヒカル役、「BLEACH」の二番隊隊長・砕蜂役などを演じた声優さんです。
劇中で披露されるアテナの歌は、実は「シャ・リオン」を歌った河井英里さんが歌われていました
よーく聴くと、河井さんの歌声だと直ぐに判ります。
「バルカローレ」の作詞も河井さんがされていて、心に響く歌声なんですよね~
実際のヴェネツィアだと、ゴンドリエーレさんが歌うカンツォーネは「サンタルチア」が多いのでしょうけど
。。。残念ながら、河井さんは2008年に肝臓癌で、川上さんは2011年に卵巣癌で、いずれも40代前半の若さで逝去されました。
でも、映像や音声が残っている限りは人々の心に残っていくんですよね。。。
こちらはTV放送10周年を記念して、2015年に製作された劇場版「ARIA The AVVENIRE」の1シーン。
TV版での主人公だった灯里たちがプリマに昇格した数年後、次世代のウンディーネ3人組を育成する中で、ウンディーネを続けつつ劇場の歌姫にもなったアテナが歌を披露するシーンです。
歌のタイトルは「ルーミス エテルネ」。
TV版では「ARIA The ORIGINATION」9話でアリス役の広橋涼さんがルーミスエテルネを披露していますが、劇場版のアテナ役は川上さん・河井さんの生前の音声が使用されています。
アテナの喋りはTV版の音声をリマスターしたそうですが、歌については河井さんが歌ったデモテープを広橋さんが大事に保管されていたそうで、お二人のご遺族や原作者・天野さんの承諾を経て劇場版で公開することになったのだとか。
リアルタイムではないものの玉響も劇場版を見ましたが、本当に感動・鳥肌モノでした
大事な方が亡くなると、どうしても湿っぽくなりがちですが。。。
一つの役柄を喋りと歌で共演したお二人が鬼籍に入られたのは非常に残念でしたが、こういう偲び方があっても素敵だなと思いました。
ところで、ARIAでもパスタやピザをはじめとするイタリア料理の描写が意外にあって、これまた美味しそうなんですよ
上の動画の直前は、新旧のウンディーネたちが集まってお茶会を開いているシーンなので、夜中に見るとお腹が空きます
アニメとはいえ、実際のヴェネツィア工芸品であるヴェネツィアン・ガラス(ムラーノ・ガラス)やヴェネツィアン・レース、見どころの案内などもさり気なく紹介されていて。
実際のヴェネツィアでのゴンドリエーレは男性の職業ですが、ARIAでは女性の花形職業。
架空の世界だというのに、ARIAの世界でも女性進出が起きていたのかと思うと、深夜帯に放送されていたのがもったいないくらいのアニメでした