あっという間に春のお彼岸期間となり、春分の日が過ぎ去りました。
加齢と共に年々時間の経過が早く過ぎ去るように感じます
相変わらず気温の乱高下が激しい我が家周辺域。
体調管理が大変な状況ではありますが。。。
それでも春は少しずつ近づいてる
ということで、今回ご紹介するのはコチラ
Revlon「The Frivolous Fragrant Frog」 1970年代?
練香水:Moon Drops 0.12 oz入り
セカイモン経由ebayにて入手
4年越しに再びレブロンのカエルとご縁が繋がりました
左側面を
この子ね、米国からの到着時には久々にひっどい埃まみれだったの
イボイボの隙間に綿埃が詰まってて取るの大変でした~(笑)
オチリ部分を
この部分だけ見たら、何が何やら判りませんよね~
練香水容器をデザインしたのは米国の宝石商兼ジュエリーデザイナーの
デヴィッド・ウェブ。
右側面を
赤目のこの子を見つけた時の感想は。。。、
「レブロンよ、オマエもやっぱりヴァリエーション作ってたんか~い!」
赤目の部分はエナメルではありません。
エナメルならこんな塗料の剥げ方しないですからね~。
米国の香水コレクターさん情報によれば、レブロンの場合は
ラッカーを使って眼の部分を塗装していたらしいです
上方からの俯瞰図を
1970年代にはエスティローダーやマックスファクター、エイボンなど米国を代表する
コスメブランドと熾烈なコスメ戦争を繰り広げていたレブロン社。
練香水容器デザイナーや社の思惑もあったのでしょうが。。。
エナメルやラインストーン未使用の生物モチーフ容器の眼に
ラッカーを塗るって、ある意味斬新な試みだったのでは
蓋を開けてみました
残念ながら練香水はありませんでしたが、蓋裏には
練香水名MOON DROPの刻印が。
蓋を開けたところを横から見るとこんな感じ
ちゃあんと自立します(笑)
残念なことに、底面部の商品シールや外箱はありませんでした。
(画像はお借りしています)
ムーンドロップの広告(年代不明)
エスティローダーのホワイトリネンと同様に、レブロン社のムーンドロップは元々バスオイルや眠る際の寝香水、或いはルームフレグランスとして作られました。
の広告は寝香水としてのムーンドロップを宣伝しています。
(画像はお借りしています)
香水としてのムーンドロップ広告 1970年
徐々に人気が高まり、1970年にフレグランス(香水濃度はコロン)として発売。
レブロン社はドラッグストア用の香水として発売しましたが、予想よりも遥かに素晴らしい香りであったため「より上質な香水」を好む人々に好まれたのだそう
モノクロのポスターですが、キバタン(オウム)を肩に載せ、フルーツを片手に優雅にほほ笑む姿は、とてもチープな香水の宣伝広告に見えませんよね?
残念ながらイメージモデルの名前までは調べきれませんでした
(画像はお借りしています)
限定版として発売されたムーンドロップのコロン&パウダー入り缶。
いつ頃の発売なのかは不明ですが、アラブやモロッコのタイル柄のような
デザイン缶に納められています
海外の香水コレクターさんの言によると、
「ムーンドロップは、自分が何を望んでいるのかを知っていて、それを手に入れることを恐れない女性のために作られた香水」なんだとか
月の雫という優美な名前のコロンなのに、コンセプトはサラ・コナーのような強い女性のために調香されたのね~
ムーンドロップ広告 1974年
イメージモデルは1970年広告と同じモデルさんよね?
ムーンドロップがコロンとして発売された1970年には、プリンス・マキャベリの香水「カシェ」、マックスファクターの香水「アクエリアス」も発売され、競い合っていたようです。
右:4年前にご縁のあった緑目のヒキガエルさんと
レブロンのヒキガエルは10年以上も緑目しかPC画面上で見たことが無かったのに。
昨年たまたま検索してみたら、赤目が出品されてるのに驚いたのなんの
安価だったし、これはもう一期一会のご縁だと思って即決で落札。
画像では赤目が大きく見えていますが、実際には同じ大きさです
(画像はお借りしています)
ご縁のあった緑目・赤目ともに外箱はありませんでした。
検索していたら、実際には外箱に更にスリープ外装が付いていることが判明
ついでに正式な商品名も判明しました(笑)
自然界には赤目のカエルが実際にいますけど。
赤目のヒキガエルもいるのかしらね~?
米国在住の出品者さんは「オレンジ色の目を持つカエル」だと
説明してたけど、実際に見たら濃いピンクが混じったマゼンタカラーでした
今回この赤目カエルが登場したことにより。
レブロン製の練香水容器にもヴァリエーションが色々いそうな予感をひしひしと感じます