負傷した足を抱えての『ザ・ファイナル・タイムトラベラーズ』だった件

朝、UPした後、謝って削除していた記事を復活させました。
いろいろ、今日は焦っていて、とっちらかってしまいましたm(__)m

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ふうう・・・。
今日明日は、ムスコが”最後のセンター試験”を受験します。
ムスコにとっても、最後の大学受験であってほしい。

雪での電車遅延は起きずに済んだみたい。ホっとしたら、やっぱり、書いておきたい気持ちが抑えられなくなった朝。

昨日の記事に、どうしても付け加えたいことを、
書いておきます。

2016年1月17日、
阪神淡路大震災に思いを寄せて演じられた『ザ・ファイナル・タイムトラベラーズ』が、

普通ならば歩くことさえ難しいほどの負傷を抱えたままの演技だったということ。

3月の世界選手権に向けて、
本来なら、治療に専念できたかもしれない１月に、

２つのアイスショーと、
そのための日本縦断のハードスケジュールの旅を引き受けたことは、

ただただ、ひたすらに、
結弦くんの被災地への思いの深さ故の決断だったのだと、

改めて、書いておきたい。

たぶん平昌以前を知らない方は、
今、書いておかないと、
知らないままになってしまうと思うから。

2015秋に悪化してきた左足甲リスフラン損傷は年明けに悪化。

なのに、

1月7日に大槌町訪問、
盛岡帰着後、深夜の一人練習、
9日は盛岡で、東日本大震災復興イベントとしての
ＮＨＫ杯スペシャルエキシビション（2公演）、

16,17日には大阪でＮＹＯＩ、
渾身の『ザ・ファイナル・タイムトラベラーズ』。

このハードスケジュールは、
全て、痛み止めを飲んでこなしていたということ。

もちろん当時、怪我や痛みについては、
全く公表されていない。

そして迎えた2016年３月のボストンワールド。

激痛の走る負傷を抱えたまま、
公式練習で受けた進路妨害への怒りも乗り越えて、
SPでの快演！！！

※進路妨害：イタリア解説でも語られました。
マッシミリアーノさんの言葉

でも、それが限界。

FSまでは、心も身体も、もたなかった。

奪還できなかったワールド金。

練習時間を間違えて教えられたり、
ホテルの部屋の鍵が何故か壊れていて、入れず、
連絡バスには乗り遅れ、
練習着に着替えられずに公式練習、という
トラブル続きの疑惑のボストンワールド。

公表されていないトラブルも、
きっと、いくつもあったかもしれない。

2019全日本よりも、疑惑だらけの大会だった。

それでも・・・！！！！

お正月明けに少しでも足を回復させておけたら、
勝てたのではないかと、
何度、悔しく思い返したことだろう。

そんな思いが強すぎて、
実は、苦しくて苦しくて、
見返せないままの、
『ザ・ファイナル・タイムトラベラーズ』であったのです・・・。

・・・・でも、
こんなにも、美しい・・・(´；ω；`)・・・。

それは、ひたすらに、
被災地への思い、
傷ついた人々への深い愛情によるもの・・・・。

ただ、ただ、ひたすらに・・・

このひとは、日本の宝です。

二度と、このような美しいひとは、

この地球には現れないだろうというほどに、

何もかもが、美しく、

何ものにも、

代えがたいひとです・・・

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※『LOVEフィギュアスケート (サンケイスポーツ特別版)』は・・・いらない本、だったかな。
あとでレビューします。