2012年5月12日。
兄が突然死した。
当時42歳。
朝、起きてこなかった兄。
兄嫁が起こしに行ったら、すでに死んでいた。
眠るようにぐっすり死んでいたらしい。
前日は、普通に仕事していた。
前の週には、家族でディズニーランドに行っていた。
前の月には健康診断も受け、異常ないと結果をうけた。
死んだ日は、夕方からオンライン英会話の予約をしていた。
兄は、いつもどおり生きるつもりでいたのだ。
遺体を解剖した。
直接の原因は、「不整脈」
今まで、兄は不整脈と診断は、一度も受けたことがなかった。
結果を告げた検視官は、「こんなことをいってはいけないかもしれませんが、運命だったとしか言えません」と言葉を選んで告げた。
(直接的な死因は、首の血管が一般的な人より細かった。それが詰まってしまった。けど、細い血管のまま長生きする人もいるらしい)
小学生の子供二人と、優しい奥さんを残して、突然、死んでしまうなんてことがあるのだろうか。
↓夫の突然すぎる死とその後の日々を綴った。話題のブログ、待望の書籍化
あれから、8年。今、私は、43歳。
兄より1年多く生きてる。
母は46歳で癌で死んだ。
あと、3年で私も母親の年齢になる。
たまに、息を止めて「死んだ」ことを想像してみる。
「ダメだ。死にたくない。」
そして、今日も生きてます。
*もう一人の兄は元気です。一応。
↓不整脈に限らず、心不全・狭心症・心筋梗塞などの基礎心疾患(心臓病)を抱えている場合、安静にしている人よりも運動を行っている人のほうが再発率が低く、寿命も長いことが欧米の研究で明らかになっています。
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