新婚時代の話。
こじんまりとしたアパートに住んでいた。駅から近いのに家賃が安かった。日当たりが悪くて、1Fだった。
入居してから1年を過ぎた冬の日。
会社から帰って玄関を開けようとしたら、ガキが開いている。
「あれ、締め忘れたかな?」
部屋の中に入ると、通帳を保管していた箱が開いていた。
「旦那の仕業?」ふと床を見れば、ドロのついた足あとがベランダから玄関に付いている。
その日は、朝まで雪が降っていたから地面が濡れていたのだろう。
「泥棒」
初めて空き巣だとわかり、胸がドキドキした。慌てて警察を呼んだ。
警察を待っている間に、通帳を止めてもらうように銀行に連絡を入れておいた。
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↓付属の両面テープで貼るだけの簡単↓
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警察が到着まず言われたのは、「取られたのは、通帳だけ?他には?」
よく調べたら、ノートパソコン、電子辞書、バック一つが盗まれていた。
部屋が荒らされていなかったので、一見取られたのがわからなかった。
「これは、事前にある場所を知ってたね。あなたの家を以前から監視してたんでしょう」
「ここのあたりは空き巣も多いんだよね」
「空き巣は同じ部屋を狙うよ。入りやすい家があるんだ。違う空き巣に入られる前に、引っ越した方がいい」
そんなことを警察から言われて、ビビった。監視されていたなんて気味が悪い
通帳は、すぐに止めたので金銭的な被害はなかった。
しかし、ノートPCには、デジカメで収めた写真をすべて保存していた。
新婚旅行などの思い出の写真は帰らぬものとなってしまった。
それからすぐに引っ越した。
3階以上は、空き巣被害の確率は減ると警察に言われたので、マンションの5階に移り住んだ。
(結局、そのマンションも事件があって引っ越すことになったけど⇒マンションの下の階で殺人事件があった話。長男が生後半年の頃)
今もあるそのこじんまりとしたアパート。空き巣アパートだから、家賃が安かったのだろうか。
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こちらも事件です
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